11月の頭からブリーダーズカップだ天皇賞・秋だそしてトドメが今回のJBC。何か『エア予想疲れ』を抱えるようになったこともあり、『休むも相場』的ではあるが門別の2歳優駿を『勇気ある撤退』的にやめる形にした。船橋の3競走に集中することもあり、打ってみたはいいものの後述するがスプリントが思いのほかやりづらくて…

さらにはたまっていた振り返りも済ませないといけないし…

こういう事情もあるので予想する3鞍に関しては予想根拠を抜いた形での発表とさせていただく。

 

 

第9競走 JBCレディスクラシック

◎⑨オーサムリザルト

○⑥プラウドフレール

▲⑭ライオットガール

☆④ローリエフレイバー

△②テンカジョウ、⑦ビヨンドザヴァレー、⑫グランブリッジ

 

第10競走 JBCスプリント

◎⑪チカッパ

○⑨クロジシジョー

▲③ファーンヒル

☆⑬ママコチャ、⑭テイエムスパーダ

△①サンライズアムール、⑤ドンフランキー、⑥エンテレケイア

 

第11競走 JBCクラシック

◎⑬ミッキーファイト

○⑪サンライズジパング

▲⑤サントノーレ

☆④アラジンバローズ

△⑦シャマル、⑨ウィルソンテソーロ

 

 

実際…

印を打ってみてスプリントが一番やりづらかった。通常だと距離が1200~1400mが相場になるところを1000mでしかもワンターンという滅多にやらない条件を使うことになるため、こういう場合は『地方所属馬が入れるつけ入るスキ』を加味するのをポイントにしたつもりではあるが…すごい曲者的だが芝の短距離の常連が8枠に同居とますますやりづらくなった。JRA勢にとってほとんどの馬が新馬戦や1勝クラス以外で芝・ダート問わず1000mという条件は経験できないため、穴をねらいたい方であれば地方馬を活用するに値するのではと思っている。

 

着順振り返り

あまりにも取り組んだエア予想の着順の振り返りがたまってきたのできちんと書いておこうか。

 

10月25日東京第11レース アルテミスステークス

◎マルガ(1番人気)→5着

○ハッピーエンジェル(4番人気)→4着

▲フィロステファニ(2番人気)→1着

△ミツカネベネラ(9番人気)→2着

△タイセイボーグ(3番人気)→3着

 

10月26日京都第11レース 菊花賞

◎ショウヘイ(3番人気)→14着
○エネルジコ(1番人気)→1着
▲ゲルチュタール(5番人気)→4着
△エリキング(2番人気)→2着

△エキサイトバイオ(13番人気)→3着

△レッドバンデ(9番人気)→5着

△ヤマニンブークリエ(7番人気)→16着

 

10月26日盛岡第11レース プリンセスカップ

◎トリスティ(4番人気)→6着
○セイクリスティーナ(1番人気)→3着
▲フェアリーライズ(2番人気)→2着
△スルーザミル(8番人気)→5着

△サラサチャレンジ(6番人気)→7着

 

10月26日高知第6レース ネクストスター高知

◎サンフラワームーン(2番人気)→12着
○クスダマ(3番人気)→2着
▲エンドレステイル(1番人気)→1着
☆ジョウショウボビー(5番人気)→5着

☆モリノカーニバル(6番人気)→6着

△トサノシュジンコウ(4番人気)→4着

△キッサキ(7番人気)→10着

 

10月26日佐賀第6レース ロータスクラウン賞

◎ムーンオブザエース(2番人気)→4着
○ソイジャガー(1番人気)→1着
▲ザセンチュリー(5番人気)→10着
△ツモ(6番人気)→3着

△スーパーフルール(7番人気)→5着

 

10月26日帯広第11レース 北見記念

◎②キングフェスタ(1番人気)→2着
○①インビクタ(3番人気)→3着
▲④タカラキングダム(4番人気)→1着

 

 

備忘~こんな機会だからブリーダーズカップターフについて考察せねばならぬことが…

 

ここまで溜まっていたレースを振り返ったタイミングもあるので先日のブリーダーズカップに関して備忘しておかねばならないことが出てきたので書いておきたい。

 

着順こそ後で振り返るがフォーエバーヤングのブリーダーズカップクラシック制覇という快挙は完全に厩舎の力を集結させて坂井瑠星騎手が正攻法に徹した騎乗ゆえに実現させた『凱旋門賞よりも先に北米のダート最高峰競走を制した』というポイントで素直に喜べる話であるのであまり語っても教科書的になりそうで控えておきたい。

それよりもグリーンチャンネルでの実況をみててどこか情けない印象しかなかったのがブリーダーズカップターフ。この機会だからゾウたん的に今年『日本馬の挑戦がなかった』件に関して考察したいことがあるので書かせてもらうことにしたい。

 

例年日本から挑戦する馬がいたことでJRAも馬券発売ができたのが今年になって日本から遠征に行く馬がいなかったためにそれもない…今年小塚歩アナがレースの実況の最初のほうで『日本調教馬はいませんがジャパンカップを占う一戦』と実況する中身に哀愁しか感じ得なかった。実際のところ日本でも名の知れたところで出走した外国馬はレベルスロマンス(2着)、ミニーホーク(6着)、ゴリアット(11着)と錚々たるメンバーだったし勝ったエシカルダイヤモンドにしても『障害・平地の二刀流馬』としては初制覇という話題性もあり香港なり欧州なり(広めにとればジャパンカップも然りだしドバイあたりもか)に挑戦なら台風の目までありそうな印象をレースを観て感じた。これらのことから海外勢が凱旋門賞をはじめとした路線ではおなじみのメンバーが名を連ねていたとはいえ日本馬の場合は凱旋門賞の時点で挑戦できそうなメンバーが株の取引でいうところの『材料出尽くし』みたいな陣容に落ち着いてしまったため今回の寂しさにつながったのではないだろうか…凱旋門賞の振り返りでも書いたが、パリロンシャンの芝が日本馬に適応できなくなった場合に備え、むやみに『芝の中距離における世界一を凱旋門賞で!』にこだわる必要も考えず『ブリーダーズカップターフでの世界制覇をもって世界一』という選択肢があってしかるべきなのではと今一度思うのであった。

 

ただ、グリーンチャンネルの中継内で現地解説にあたった合田直弘さんがフォーエバーヤングの快挙を受け『まだヨーロッパの頂点は見ていない』と引き続き手綱を締めるように追いかける宣言もしていたので、どこのトップレースになるのかは未知数だがまだ凱旋門賞やキングジョージあたりのビックタイトル制覇に関する夢も残したほうがいいのかなとも思うようにする。そうはいえどもめざす方向性をめぐってNARが最近キャンペーン的に謡っている『芝か、ダートか。』という形で世界のホースマンが二極化するのも世界の競馬界という点で見た場合大半は望んでいないのではと思っている。