1967年にハンデキャップ重賞で創設。1984年にGⅢ→1987年にGⅡに昇格。1990年のGⅠ昇格後は有馬記念の前の週に異動するも2000年に秋のGⅠシリーズ開幕戦に衣替え。
かつて行われていた世界的短距離競走シリーズ『グローバル・スプリント・チャレンジ』の構成レースだったり『ブリーダーズカップ・ターフスプリント』への優先出走権が付与されたりと世界的位置づけがあやふやになる一戦。『世界のトップ100GⅠレース』(国際競馬統括機関連盟・IFHA)上の評価はドバイゴールデンシャヒーンに次ぐ位置とはなっているものの…
ここは⑦サトノレーヴの本命やむなしの線にする。高松宮記念制覇後の海外遠征での崩れが小さくその際と鞍上が同じモレイラ騎手。完全に『春秋統一』のお膳立てが整ったとみたほうがよさそう。
となると対抗と単穴で最低1頭はひねる必要があるが単穴をひねる感じで⑪トウシンマカオを狙ってみる。 1200mでは結果が出ておらず直近の勝利も京王杯スプリングカップの1400m。穴扱いの『忘れられているうちに』かつて良績のある1200mでの勝利でチャンスを狙っていきそう。
◎⑦サトノレーヴ
○④ママコチャ
▲⑪トウシンマカオ
☆⑤カンチェンジュンガ、⑯ウインカーネリアン
△⑥ナムラクレア、⑩ラッキースワイネス、⑬ジューンブレア
ここでは買い目は書かないが、攻めるなら3連複を◎○▲-◎○▲-印全馬のフォーメーションにした16点で狙っていくかもな…
今回はおまけとして水沢とばんえいのエア予想も付帯しておきたい。
水沢第12レース オータムティアラ
◎⑨ミナトミナイト
○④ナムラクレープ
▲⑫スノーミックス
△⑦サンカリプソ
帯広第11レース 銀河賞
◎⑨ミチシオ
○⑥リュウセイウンカイ
▲⑦スカーレット
☆⑩ショータイム
△④ホクセイハリアー、⑧カフカ
あと、遅くなったが、先週のエア予想の着順もここでチェックしておきたい。
9月20日阪神第4レース 阪神ジャンプステークス
◎ナリノモンターニュ(4番人気)→3着
○ジューンベロシティ(1番人気)→2着
☆マテンロウジョイ(3番人気)→6着
9月21日阪神第11レース 神戸新聞杯
◎ショウヘイ(1番人気)→2着
○アルマデオロ(6番人気)→6着
▲ライトトラック(4番人気)→5着
☆ジョバンニ(3番人気)→3着
△エリキング(2番人気)→1着
△ジョイボーイ(5番人気)→8着
△パッションリッチ(10番人気)→9着
9月21日中山第11レース オールカマー
◎ホーエリート(3番人気)→5着
○ヨーホーレイク(4番人気)→3着
▲ドゥラドーレス(2番人気)→2着
☆レガレイラ(1番人気)→1着
△コスモキュランダ(5番人気)→8着
△クロミナンス(6番人気)→10着
△リビアングラス(7番人気)→11着
9月21日水沢第11レース 青藍賞
◎フジユージーン(1番人気)→2着
○ヒロシクン(2番人気)→1着
▲ライアン(4番人気)→5着
△シンヨモギネス(5番人気)→3着
△ヘリオス(3番人気)→4着
△レライタム(7番人気)→7着
この予想と振り返りの結びに、27日のJRAから一筆しておきたい。
中山のメインで現役最年長の柴田善臣騎手が11番人気のグレーターロンドン産駒で勝利し馬券的に穴を開けた。キャリア的な記録を横山典弘騎手にだんだん抜かれそうになるところをそうはさせないと左肩の負傷から明けての初勝利で『JRA騎手最年長勝利』の金字塔をまた一つ伸ばした。善臣騎手にかかれば騎乗・勝利の都度記録が更新される大偉業になるため、馬券的な穴妙味では面白い可能性はあるとはいえ本人にすれば『人気のある馬で記録更新』が本能なのかなと思ってみたりする。
実際のところ、騎乗に円熟味が増してくるレジェンド・ベテラン界隈(武豊・横山典弘騎手を想定)というのは『騎乗の都度技術を後輩に見せられる』という意識が働いて簡単にトレーナー(調教師)にはならない信念があるのではと感じるように。乗れなくなって調教助手に転向しようとしても受け入れ先がないのではとの不安も眼中にあるような気がして…