1978年に岩手と上山・県営新潟の持ち回りによる交流競走として創設。東北地区におけるダービー競走であるが県営新潟での開催時に『東北ダービー』の名称を用いそれ以外での実施の際に東北優駿の名前が使われていた。2002年の県営新潟(三条競馬場も含む)、2003年の上山競馬の廃止に伴いいったん休止。2019年にダービーグランプリが岩手の3歳三冠路線から除外されたのを機に水沢開催で復活。ダイヤモンドカップからダービーシリーズの対象競走を引き継いだこともあり2023年まで『岩手ダービー』の副題がつく。復活後2020年に盛岡で開催されたことがあるがそれ以外は一貫して水沢開催で実施。

このレースにおいてJBC協会が優勝馬の馬主に副賞として交配権利を与える種牡馬にはグレーターロンドンが選定されている。

 

『二冠資格を有する馬』がいないため難解の度が増してしまったか(ゾウたん的にはね)。

 

『水沢なら』ということで⑧ラヴェイを本命に。ネクストスター北日本は道営勢の壁もあり7着に落としているがその前の重賞連対を考えた場合岩手勢同士の戦いであれば負けないと考えたい。前走ダイヤモンドカップの11着は相手の手強さも加味して度外視可能とみる。

実績的には⑦リケアカプチーノが人気をかぶりそうだが『水沢初経験』『3ターン』『近走ではマイルの準重賞で適性が頭打ち(高知時代)』のリスクを取る形で本命は難しい。

 

◎⑧ラヴェイ

○⑦リケアカプチーノ

▲⑤サウザンドマイル

△⑩ユウユウコラソン

 

 

 

今回はおまけとして金沢の百万石賞についても印だけ書いておく。

 

◎④マンガン

○⑨リケアマロン

▲⑩マリンデュンデュン

☆⑥モダスオペランディ

△③ナミダノキス

 

 

 

あと、週ナカに書いたエア予想の着順も振り返っておこう。

 

6月4日名古屋第11レース 東海優駿

⦿カワテンマックス(1番人気)→6着

○スターサンドビーチ(3番人気)→4着

▲サンヨウテイオウ(2番人気)→1着

△ヴィリケン(10番人気)→2着

△エレインアスティ(4番人気)→5着

△スイッチブレード(11番人気)→9着

 

6月4日船橋第11レース ラジオNIKKEI盃若潮スプリント

◎ベアバッキューン(1番人気)→1着

○パンクビート(6番人気)→9着

▲ハセノブライアン(4番人気)→2着

△フィエレッツア(2番人気)→5着

△アステローペ(9番人気)→6着

△ライトスリー(11番人気)→10着

 

6月5日門別第12レース グランシャリオ門別スプリント

◎ストリーム(1番人気)→1着

○シシャモフレンド(3番人気)→3着

▲ジャスパーロイヤル(6番人気)→6着

 

 

今回も印象に残ったことをいくつか。

まずは東海優駿。サンヨウテイオウで栄冠を射止めた望月洵輝騎手が…

 

デビュー1年目

ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドに進出・中京でJRA初勝利

2年目

100勝到達→10代にしてダービー級(格)で重賞初制覇

 

すごいステップアップを見せている計算である。何か地方競馬にも大型若手ホープが誕生した印象がありこれは見逃せないと思うようになった。

もう一つ言うと筒井勇介騎手に乗り替わったカワテンティアラのスタートからの見せ場。2024年8月の復帰後筒井騎手はダービー格競走は初騎乗になったはずだが…それであの先行力を引き出す技術に『伊達に年季は入っていない』ものを感じた。

 

あと、これは後悔になるが、ラジオNIKKEI盃若潮スプリントのベアバッキューンの3馬身差の勝利には『あれなら本命印をグリグリにすべきだった』という歯がゆさを感じた。ただ、思いのほか距離適性不問に終始してしまう可能性もあるだけにまだ絶対視は禁物かもしれないと気を引き締めたくなった。

 

 

 

今回はJRAの分のエア予想を完全オフにしてこの予想を書いているが…実にテンポよく原稿が書けているのでいいリフレッシュになったと思っている。安田記念も気が向くメンバーになっていないのもあり、ちょうど(JRAのエア予想に関しては)いいオフができたんじゃないかなと思っている。とはいっても東京ダービーはあるし春の3歳優駿もあと4戦残っている。旧スーパースプリントシリーズのレガシーだって6月は3戦でさらにその先になる旧ファイナルにあたる習志野きらっとスプリントなんて7月30日…ま~気が遠くなりそうなロードなことえーんえーんえーん