ゾウたん的に『超薄暮競馬』と呼んでいる夏の盛りの発走時間の拡大。昨年の新潟での2週は『パドックウォーク』がメインに組まれた形になりあまりメディアによるレース展望の類のイベントはあまり聞かなかったように思う。

 

史実では夏の新潟で新馬戦デビューを飾ったウチのビバリー(リバティアイランド)は長ったらしい昼休みが新潟と中京で今年は4週にわたって行われることに際し、

 

『長丁場だからこそやりやすいマストなイベントってあるんじゃないの?』

 

と思うようになりその答えを史実では夏競馬とは縁がなかったカメ爺さん(キングカメハメハ)と史実では夏は英国のキングジョージで王室競馬に遠征したことがあるハーさん(ハーツクライ)のじーちゃんズの2頭を交えて考えていくことになった。

 

 

 

 

 

ビバリー(リバティアイランド):夏の新潟と中京の第1ラウンド、馬の福祉の関係みたいだけど長ったらしい昼休みが設けられたみたいだわ。

カメ爺さん(キングカメハメハ):ワシらの頃より日本列島が熱帯化した印象あるんだけどそれにしてもワシらの子孫でも暑さに弱くなったものだな。

ハーさん(ハーツクライ):馬シャワーもミストも追いつかんようだしもう冷却用リカバリープールみたいなの作らないとクールダウンが効かなさそうだな。孫たちがかわいそうだな。

 

ビバリー:それはそうと、この長ったらしい昼休み時間、何かマストになるイベントぐらいやったほういい気がするんだけど。

ハーさん:生ファンファーレあるならお昼の演奏会とかパドックでできそうなの想像つくな。昨年の新潟のようなパドック開放的なのワシはなじまないと思う。

カメ爺さん:抽選で当たったら何かになれば障害戦やる競馬場だとバックヤードツアー…確か新潟中京も置き障害だし障害ジョッキーに何か組んでもらっても置き障害の説明解説くらいに絞られそうな気がするんじゃな。

ハーさん:夏の間だと全国各地からファンくるからその中には『馬券の筋の初心者』だっているんだし。

ビバリー:ということは・・・ビギナーズセミナー?

 

※JRAホームページよりタイトルロゴをスクショ

 

カメ爺さん:そうそう!それマストじゃ!

ハーさん:カリキュラム的にはJRA内で統一されていると思うけど競馬場ごとの傾向も加味するためならやらないとだめだろうな。

カメ爺さん:講師だってJRAのスタッフとは限らなくていいんだし。むしろ地元の地上波の中継のアナウンサー陣とか関東関西の中継局のアナウンサー充ててもサマになるし。

ハーさん:中京だったら名古屋か笠松のパドック進行の方でも。

カメ爺さん:それもいい。パドックの見方とか一番わかる人なんだし。

ビバリー:『初心者に優しい夏競馬』ってトレンドになってもいいと思うし私も賛成!日程的には昼休み長い中の3~4日使ってもいいと思うわ。

カメ爺さん:新潟は多人数入れる場所別途設けたほういいかもしれないが中京はメディアホールあるんだし使えれば定員増強出来て集客効くはずだと思うぞ。

 

 

夏競馬を機に競馬デビューを果たしたいファンのことを考えたマストなイベントはビギナーズセミナーと3頭は判断。確かに夏競馬を機に競馬デビューしたい方にとっては手っ取り早い参加イベントであることは明白かと思った。開催競馬場で行われているレベルだと人数的な制約もあるかとじーちゃん達は思ったようであり、長ったらしい昼休みこそビギナーズセミナーの開催に向いており、さらに定員増強の可能性も考えたほうがいいのではと3頭は思っているようだった。