前身は1967年から1977年まで行われていた『福島大賞典』で馬場改修で1978年に『新潟ステークス』の名称で行われたのを機に廃止になったのを受け1979年に5歳以上の重賞で創設。先代の新潟コースでは2200mで行われた時期があり1992年に障害帰り3戦目でこのレースを勝ったメジロパーマーはここを踏み台に春秋グランプリ統一の大偉業へ進むことになる。
昨年までは『NHKマイルカップの裏』として行われていたのが今年は『ヴィクトリアマイルの前日』という日程的な実施環境にはなるものの、(これはゾウたん的観測)物理的に直結可能とされる宝塚記念までの間隔が狭くなることもあり先週のエプソムカップが昨年まで位置付けられていた『サマーシリーズあるいは秋競馬に向けた試金石』に代わる可能性が十分にある。
近4走の2000mクラスなら崩れの少ない③ディマイザキッドを本命に。前走と3走前の東京で確実に連に絡み2走前似叩いた中山も2200mで勝利。小回りよりも『大回りコース』に向いたタイプで岩田望来騎手の継続騎乗もここは心強いと考えたい。
武豊騎手もめったに騎乗しない春の新潟参戦になるが⑭サブナリーナは『非根幹距離なら』の印象が強く出そうなので強くは推せない。
逆に、ダート界なら職人クラスの⑤ハピがここに駒を進めてきたので同じ芝を使ったところで昨年の天皇賞(春)での競走中止の苦い記憶がよみがえるかもしれないが菱田騎手を擁してきたとなれば大波乱の際に複勝妙味が増す可能性が高く逆張り需要ありとみて★として惑星的押さえを発動で。
◎③ディマイザキッド
○⑪サイルーン
▲⑫レガーロデルシエロ
☆①カネフラ
△⑧シリウスコルト、⑭サブナリーナ、⑯フライライクバード
★⑤ハピ
ここでは書かないがゾウたん的にはものすごい難解になってしまったので連勝系から逃げる方式にして★が複勝のみ」、残る印を打った馬は単複でヒットを狙う感じかな。
そしておまけであるが、馬インフルエンザで『時が止まった』ばんえい競馬が再開。中止した2つの重賞が18日までの連続で代替実施されることになったので再開に祝意を示し両日ともおまけとして確実に予想印を書いていくことにする。あと年に2回の『三段跳びバンケット』が楽しめる京都の障害重賞は信頼度の『・・・』な馬ばかりになってしまったがフィーリングでカバーして印を打てたので書いておこう。
京都第8レース 京都ハイジャンプ
◎⑤アンクルブラック
○⑩アサクサゲンキ
▲⑧レッドバロッサ
△②トーアモルベウス
帯広第11レース カーネーションカップ
⦿④サクラヒメ
▲⑧スマイルカナ
△⑨カフカ
最後に、忘れないうちにエンプレス杯のエア予想の着順も振り返っておく。
なお、レース名に関してだが、NAR掲載の出馬表では副題と一続きになっていたが、川崎競馬の公式サイトで副題の『キヨフジ記念』が括弧書きになっていたのと当日公式実況に当たった耳目社の山中寛アナがレース名について『エンプレス杯・JpnⅡ・キヨフジ記念』という区切り方を使用したため、本来の『エンプレス杯』に戻す。
⦿オーサムリザルト(1番人気)→2着
○テンカジョウ(2番人気)→1着
▲ネバーモア(4番人気)→4着
☆アンモシエラ(3番人気)→3着
△サンオークレア(7番人気)→5着
△アンデスビエント(5番人気)→11着(シンガリ)
オーサムリザルトが惜敗…オッズも終わってみればJRAなら『プラス10』適用レベルまで買い進まれる単勝オッズが最終的に1.2倍…一部界隈の予想にあったらしい『負けるならここか』という心理が働いてしまってこれである。初の黒星ということでプラン通り米国遠征に向かうのか11月の船橋に矛先を変え来年のサウジかドバイに照準を変えることになるのか…これで米国遠征で動かさないのなら日本テレビ盃あたりで牡馬を蹴散らさない限り厳しいものになりそうな印象もありどこを次走に叩くのか注目どころになりそう。