前身は1953年創設の伝統のダービートライアル『NHK杯』。1996年に当時出走権のなかった外国産4歳馬や短距離適性のある4歳馬の舞台の整備の関連から現在の形で新設されその当初は『マル外ダービー』と揶揄されていた。2002年のテレグノシスの制覇から内国産馬の優勝も増え、さらに本家のクラシック路線にも外国産馬(のちに外国馬も出走可能になる)が出走できる事情になったのをふまえ『純然な3歳短距離王座戦』の現状に至る。

以前、府中市の大國魂神社において5月5日に行われる『くらやみ祭』への配慮から東京競馬が行われなかったことがダービートライアルだった前身の時代を含めて幾度かあり、創設後の2002年にこの暦的な影響を受け前日の5月4日の土曜日に開催される措置が取られたことがあるが、2013年以降はくらやみ祭開催と重なっても東京競馬が行われることがほとんどとなり日程変更を行うことなく5月5日に開催できている。

このレースでファンファーレが生演奏される場合は、NHK交響楽団の正団員の金管セクションのメンバーにOB等による『仲間たち』を加えた演奏メンバーが編成され、『純然たるホーンセクションだけの荘厳なファンファーレ』として競馬ファンからの評価も高い。

 

 

能書きが長い

 

 

かつて提供していたきさらぎ賞の寄贈賞から撤退したNHKにとっては唯一の競馬における社杯。

執筆の時点でEPGなどのNHKの中継における記載は浅井僚馬アナの実況担当となっているが、このレースを含めあまたのビッグレースの実況に携わってきた清水敬亮アナ(うまくいけばそろそろ日本ダービーあたり実況するのかな?)がNHKの競馬番組のページに今年の見どころをまとめてくれたのでリンクを貼ることにして、有力なメンバーの紹介などについてはそちらの方にゆだねることにしたい。

 

 

完全に『穴馬暗躍に注意』のサインが出たメンバーかも。ローテーション的にファルコンステークスを勝ってから間隔を空けて臨める④ヤンキーバローズを本命に。左回りに加えて『大回り』なら崩れない印象が強く間隔の空きも手ごろで、クラシック路線での有力馬の2歳シーズンからの余裕をもった使い方なども考慮した場合『マイルカップも焦ったトライアルをパスして』という使い方の新潮流に発展してもおかしくないとみる。

 

◎④ヤンキーバローズ

○⑧アドマイヤズーム

▲⑥イミグラントソング

☆⑤ランスオブカオス

△②ショウナンザナドゥ、⑪パンジャタワー、⑮アルテヴェローチェ、⑱コートアリシアン

 

 

 

本来であれば金沢でお松の方賞があるが、連休中からのエア予想での頭脳の使い過ぎによるメンタルダウン防止のため今回は取りやめる。


 

 

さて、今回はたまったエア予想の『おまけ編』の振り返りを書いておく。

 

5月3日 京都第11レース ユニコーンステークス

◎メイショウズイウン(2番人気)→3着

○クレーキング(1番人気)→2着

▲サイモンシュバリエ(13番人気)→12着(ブービー)

☆スマートカイロス(10番人気)→13着(シンガリ)

△ヒルノハンブルク(7番人気)→5着

 

5月4日 高知第6レース 黒潮皐月賞

◎トサノマイヒメ(3番人気)→8着

○ドライブアウェイ(2番人気)→10着

▲リケアマキアート(4番人気)→2着

☆リューノス(8番人気)→6着

△ジュゲムーン(1番人気)→1着

 

5月4日 佐賀第7レース 佐賀皐月賞

◎ムーンオブザエース(1番人気)→1着

○ミトノドリーム(2番人気)→2着

▲プレミアムカインド(4番人気)→6着

△ロトファイター(5番人気)→4着

△ハクアイアシスト(3番人気)→9着

 

5月5日 名古屋第11レース 駿蹄賞

⦿カワテンマックス(1番人気)→1着

○サンヨウテイオウ(2番人気)→2着

▲コパノエミリア(3番人気)→3着

△スイッチブレード(6番人気)→7着

 

5月8日 門別第12レース コスモバルク記念

◎ベルピット(1番人気)→1着

○ヒストリーメイカー(3番人気)→2着

▲アナザートゥルース(2番人気)→3着

☆アンタンスルフレ(4番人気)→8着(ブービー)

△ハセノパイロ(6番人気)→5着

 

 

 

よくまたこれだけのレース数をおまけとしてやってきたものだと我ながら感心してしまった。頭がバグるなんて考えずにやったから本則編も含め振り返りも大変になったのだがようやくゴールデンウィークのエア予想の清算が終わった形。もう年齢的には無理が禁物になってくるだけに、エア予想であっても自分なりに『選択と集中』というのも常に考えないことには継続は難しくなるだけ。どこかで肩の力を抜かねばというのはあるが、正式に決まればあとでお知らせするものの安田記念の週はJRAの分だけでも休んでおきたい。ほかにも宝塚記念のファン投票もあるし6月のエア予想の計画も『春の地区3歳優駿シリーズ』(ゾウたん独自呼称)とかJBCスプリントが1000mで行われることで注目していきたい『旧スーパースプリントシリーズのレガシー』となる重賞を入れなければならないのでオークスが近くなったら計画策定に取り組むくらいの効率の良さも身につけないと先が忙しくなった際が怖い…