本題に入る前に、2025年4月終了時点のJRAの全レースの確定データを貼っておく。

 

 

では本題。

 

5月2日の昼前にラジオNIKKEIの競馬実況webに4月の実況担当が掲載された。

 

まずはこれをもとに、5月3~4日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。

 

5月3日(土・憲法記念日)
東京1R~6R…小塚歩アナ→打率は絶好調だが飛距離が平均的。紙面の◎から穴馬3頭に馬単1着流しで。マルチも可。

東京7R~12R(京王杯スプリングカップを含む)…米田元気アナ→打率は平均的だが飛距離は順調。穴馬2頭と紙面の△全馬を絡めた3連複BOXで。
京都1R~6R…三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の◎○▲と穴馬2頭を絡めた3連複BOXで。

京都7R~12R(ユニコーンステークスを含む)…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。紙面の◎と上位人気3頭を絡めた馬単BOXをガミらない程度に。
新潟1R~6R…山本直アナ→打率も飛距離も弱い。人気上位2頭と紙面の○で馬単BOXをガミらないように組んで。

新潟7R~12R…小林雅巳アナ→打率も飛距離も比較的好調。人気薄4頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。


5月4日(日・みどりの日)
東京1R~5R…藤原菜々花アナ→参考記録期間中およびサンプル数が少ないため省略

東京6R~12R(WIN5対象2レースを含む)…小塚歩アナ→打率は絶好調だが飛距離が平均的。紙面の◎○と中間人気2頭を絡めた馬単BOXで
京都1R~6R…山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離は絶好調。人気薄4頭から紙面の▲に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。

京都7R~12R(天皇賞(春)をはじめWIN5対象2レースを含む)…三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の▲から上位人気3頭に馬単1着流しで。マルチも可。
新潟1R~6R…小林雅巳アナ→打率も飛距離も比較的好調。紙面の▲△全馬と最低人気を絡めた3連複BOXで。

新潟7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…山本直アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気2頭か紙面の◎○での馬単マルチで置きに行く形で。

 

 

続いて、2025年の4月終了時点のWIN5の飛距離データを張っておく。

 

これをもとに5月4日のWIN5対象レースの戦術も書くがその実況担当はというと…

東京10R・11R…小塚歩アナ
京都10R・11R(天皇賞(春))…三浦拓実アナ
新潟11R…山本直アナ


第6位の小塚アナ、前回で8ケタに乗せた第5位の三浦アナ、キャリーオーバー効果継続中で首位の直アナの組み合わせで、条件は、

  • リステッド→3勝クラス→オープン→リステッドGⅠ
  • ダート2100m芝1200mダート1200m芝2000m芝3200m
  • ハンデ戦→定量戦→別定戦→馬齢重量戦→定量戦

グレード的にオープン級に重点が置かれた形で芝・ダートのバランスが取れているが長丁場とかダービートライアルとかめったに出てこない性格の一戦が入ってくる厄介かもしれない構成。いきなり組まれたハンデ戦を読み切るのが今回は的中に向けた必須となる可能性が濃厚。

 
紙面の印や前走パドック、調教内容などから狙う場合は『近3走の馬体増減を6kg以内の増減にまとめた馬に○がついたら注意』『古馬戦で鉄砲駆け形跡のある馬に▲がついたら警戒が必要』『近4走以内でパドックでイレ込んだ形跡のある馬に◎か△がついたら慎重な狙いを』といったようにかなりの逆張りに主眼を置くような戦術が望ましいか。穴馬暗躍の際に馬連ワイドを的中させている記者・トラックマンの本命馬は確実に入れておく必要があるがぽつんと◎を打った馬がいた場合最大限の警戒を考えてよい。
 
ランキングからの狙い方はキャリーオーバー効果が出ているアナウンサーが1名いるため、今回は様子を見ることにしたい。
 
 
 
話は変わるが5月の実況担当から気になったこと・読めてしまうことをいくつか…
 
まず日本ダービー当日。東京の実況担当から中野雷太アナの名前が消えた。例年ダービー当日の場合第4~6レースで実況して小塚アナのサポートを務める慣例があったが今年は大関アナが前半6鞍を通しで実況する形。執行役員(取締役)という立ち位置からそろそろ現場を離れる予感も読めてしまった。ただ、オークス当日に京都で前半6レース実況担当があり、加えてダービー当日の場合佐賀競馬では(ゾウたん独自呼称)春の地区3歳優駿シリーズの開幕戦となる『九州優駿栄城賞』があるためそっちの実況に回る可能性も無きにしも非ずであり、佐藤泉アナに続く『中央と地方でダービー格の実況を行ったアナウンサー』として残る可能性もあるだけに注目が必要なのは言うまでもない。
 
オークス当日でいえば米田元気アナも競馬場勤務を外れているが、当日の高知競馬で福永洋一記念が組まれたこともあり、こればかりはラジオNIKKEI第2あたりを駆使する形で『競馬LIVEへGO!』の特番的に中継が組まれる想定ができるためその進行従事のフラグが立ってしまったとみていいだろう。その週は競馬場に臨場できても土曜日だけになる可能性も高い。
 
そして今年上半期GⅠ競走の実況がないところでいえば檜川彰人アナ。ゾウたん的想定だった大阪杯は大関アナに渡り、チャンスのあった天皇賞(春)も三浦アナに死守され、ついに宝塚記念しか実況できるチャンスが残らなくなってしまった。労務約款の関係で定年が延長されている可能性が濃厚とはいえそろそろ嘱託雇用に向け上層部が餞にどこのGⅠを実況してもらうのか検討に入ってしまった可能性が高まったと想像する。ゾウたん的には関西常駐が長すぎたこともあり、ここで東日本のGⅠ競走(理想はフェブラリーステークス・ヴィクトリアマイル・スプリンターズステークス・ジャパンカップのどこか)あるいは相当思い切って海外渡航によるビッグレースの実況(理想は凱旋門賞か秋の香港国際競走)というビッグプレゼントで有終の美を飾ってほしい願いがあるのだが…
そうはいっても今年に入ってプロキオンステークスとかアンタレスステークス、日程が近いところでユニコーンステークスのようなダート重賞の実況担当は確実に回っているようであり、秋でもチャンピオンズカップだけは既定路線になっていると考えるのがここは普通に考えてよさそう。