父親の法要明けの観点もあって当初の計画上入れなかったこのレース。GⅠ格ゆえで急遽かもしれないが予想印だけでも書くことにした。
といっても実は後付けかもしれないが言ってしまおう・・・月初のエア予想の計画立てる際にJpnⅠであるこのレースの存在を失念してしまったのよガチで
1951年にダート3000mの『開設記念』として創設。現名称には1979年に改称。1990年の地方全国交流移行を経て1996年からJRA所属馬にも門戸を開く。1998年にGⅠ格に。1999年の2100m定着後は長らくドバイワールドカップの前哨戦的な位置づけをフェブラリーステークスとともに担ってきた。2024年のダート重賞の体系整備に伴い4月開催に移設しナイターでの実施となる。
海外競馬とのつながりでいえば2023年の覇者ウシュバテソーロはこのレースを制覇後ドバイワールドカップに勝利しており、(ここからゾウたん的観測)そのレベルを考えた場合、ダート重賞の着地点とされる『地方ダートグレード競走における国際化』のためには川崎実施分であればこのレースと全日本2歳優駿、ほかに大井だと東京大賞典との整合性から帝王賞、あと後述するフォーエバーヤングの敗戦で遠のいたかもしれないがジャパンダートクラシックから外国馬へ門戸を開くのを急いだほうがいいのではと思う。
能書きが長い
『3ターンなら』という馬から印上位を探す。近4走以内で3ターンを叩けば複勝圏内確実な⑪メイショウフンジンを本命指名。2000mの佐賀記念を2走前制しており自分の展開で先行すればおのずとチャンスありとみる。
フェブラリーステークス2着の⑦サンライズジパングの評価が高いようであるがこの馬の場合は1800mて距離適性が頭打ちになるか2000m級でも2ターン向きの馬と読んで印は下げておきたい。
◎⑪メイショウフンジン
○⑧メイショウハリオ
▲⑫グランブリッジ
☆①ライトウォーリア
△⑥ディクテオン、⑦サンライズジパング、⑨キリンジ
あと、忘れないうちに4月5~6日のエア予想の着順も振り返っておこう。
その1 チャーチルダウンズカップ
◎アルテヴェローチェ(1番人気)→2着
○ランスオブカオス(2番人気)→1着
▲アスクセクシーモア(3番人気)→6着
△スリールミニョン(5番人気)→4着
その2 ドバイワールドカップデー
※人気順はJRA独立プール
メイダン第6レース ドバイゴールデンシャヒーン
◎ストレートノーチェイサー(2番人気)→8着
○タズ(1番人気)→3着
▲ナカトミ(4番人気)→2着
△リメイク(5番人気)→10着
メイダン第7レース ドバイターフ
◎ロマンチックウォリアー(1番人気)→2着
○ブレイディヴェーグ(3番人気)→7着
▲ソウルラッシュ(4番人気)→1着
☆リバティアイランド(2番人気)→8着
△ゴエモン(11番人気)→9着
△ネーションズプライド(7番人気)→10着
△ホロウェイボーイ(10番人気)→11着
メイダン第8レース ドバイシーマクラシック
◎レベルスロマンス(1番人気)→3着
○ジアヴェロット(7番人気)→5着
▲カランダガン(2番人気)→2着
△ダノンデサイル(4番人気)→1着
△ドゥレッツア(5番人気)→3着
△チェルヴィニア(6番人気)→6着
メイダン第9レース ドバイワールドカップ
◎フォーエバーヤング(1番人気)→3着
○ミクスト(8番人気)→2着
▲ウォークオブスターズ(3番人気)→4着
☆ラトルンロール(7番人気)→8着
△ヒットショー(9番人気)→1着
△ウィルソンテソーロ(5番人気)→7着
△インペリアルエンペラー(2番人気)→11着
その3 大阪杯
◎ステレンボッシュ(3番人気)→13着
○ヨーホーレイク(8番人気)→3着
▲デシエルト(7番人気)→14着
☆シックスペンス(1番人気)→7着
☆ソールオリエンス(11番人気)→10着
△ロードデルレイ(4番人気)→2着
△ホウオウビスケッツ(5番人気)→5着
△アルナシーム(14番人気)→15着
その4 ル・プランタン賞
◎ドライブアウェイ(1番人気)→2着
○オモチチャン(4番人気)→1着
▲ハクアイアシスト(2番人気)→4着
△アオイノユメ(7番人気)→3着
△プレミアムカインド(3番人気)→5着
△ビービーシャルム(6番人気)→7着
その5 ネクストスター北日本
◎バリウィール(1番人気)→1着
○ポマイカイ(5番人気)→5着
▲ミラクルヴォイス(4番人気)→2着
☆ラヴェイ(6番人気)→7着
△ヴィグラスデイス(3番人気)→3着
△ミヤギヴォイジャー(7番人気)→10着
今回レースとして振り返るのはドバイにしようかなと思う。
ターフとシーマクラシックで見事に『非国民馬券』が崩れワールドカップで絶対王者が日本から誕生かとおもったら大どんでん返し。これだから絶対的に勝てると想定できる馬がいても穴馬は確保しておくのが私のエア予想のセオリー。リアルで馬券を買うことがなくなってエア予想をこのブログで書くようになってから(3連単ダービー執筆の影響も否定しないが)JRAもそうだが地方でも海外でも穴馬を探すのが好きなのはそのためであり、地方競馬でも複勝の買い目を入れることがあるのは『穴馬が的中した際のリターン』というのを(とりわけ)競馬初心者界隈に味わってほしいのも理由の一つ。
『競馬初心者こそ地方競馬の複勝を』
と声を大にして言うのは的中を味わう実感と競馬初心者がハイリターンを得るなら近道なのではと思うのがそもそもの理由。これに異を唱える馬券師ブロガーがいたらとっちめる、というかフルボッコになるまで論破してやりたいと思っているのである。『穴馬による配当的リターン』こそ競馬の醍醐味ではないのか?『競馬初心者をバカにするのもいい加減にしろよ!』と日々吠えそうになっている。
あと、今回の場合は騎手をめぐるドラマ的なことも書いておこう。
チャーチルダウンズカップを制したのが吉村誠之助騎手。父親は兵庫の名手・吉村智洋騎手になるのだがX(旧Twitter)上で阪神競馬場の検量室前で父親が息子の値千金の初重賞制覇に抱擁し合うシーンが飛び交いある意味ほっこりした。親子通じるものを感じたが、それにしても智洋騎手、関係者で入場したとみられるが馬主席にでも待機していたのか気になってしまった。
もう一つはドラマ的というよりはほっこりしたことも。
4月4日に船橋競馬場で調教師に転向した石崎駿騎手の引退式が行われ、あの(リスナーを卒業したけどね)うまきんⅢには目もくれず拝見させてもらった。次に挙げる動画は南関東の競馬ブログ『南関魂』の筆者の方が式典の様子をYouTubeに掲載したもの。
式では終盤に実父で船橋のレジェンド騎手・隆之さんやそのさらに大先輩となる元騎手の桑島孝春さん(現:地方競馬全国協会参与)もサプライズで登場しいい感じになったのだが、私がほっこりしたのは花束贈呈の一場面。『有志の部』で米谷康秀調教師が渡すシーンがあるのだがその登場には…
『隆之さんの現役時代の勝負服のレプリカ』
を着用という何ともお父様へのリスペクトも満載な雰囲気になりほっこりさせてもらった。
なにか騎手(正確にはホースマンか)同士の『父と子』というのをじっくり堪能できた2つの出来事であった。