『ネクストスター競走』の春シーズンに関しての前能書きは『総論的に』今回だけ書き、残りの北日本・中日本・西日本の競走を予想することがあれば省略することにしたい。

 

2024年から兵庫チャンピオンシップを頂点とした『3歳スプリントシリーズ』が新設され、それにつながるトライアル競走的な意味合いで『ネクストスター競走』の春シーズンが誕生。ブロック分けとしては今回エア予想を書く東日本が川崎・浦和・船橋(2026年に開催予定)の持ち回りで地方全国交流となるため物理的には大井所属馬も出走可能。北日本が北海道・岩手交流で今年は水沢競馬場で開催。中日本が東海・北陸交流で今年は笠松競馬場で開催。西日本が兵庫・四国・九州交流で今年は佐賀競馬場で開催。1着賞金は東日本が1500万円、他の3ブロックが1200万円と地方競馬における3歳重賞としては破格の部類。

同じ『ネクストスター競走』でも秋シーズンは2歳馬に出走資格があり、格競走とも1着賞金は1000万円で統一。こちらは『未来優駿』のほうに構成され最終目標は全日本2歳優駿となる。

 

浦和1400m実績のあるところから⑪ライトスリーを本命に。2歳時にルーキーズサマーカップで実績ありニューイヤーカップを勝ったホーリーグレイルが不在なら一気の勝ちまであるとみる。ジェムストーン賞を勝った⑩プリムスパールスが相手としては手強そう。

 

◎⑪ライトスリー

○⑩プリムスパールス

▲⑫ガバナビリティー

△①ピーエムナナ、③スターグリップ、⑥アサガオ、⑦アステローペ

 

 

 

ではでは、3月15~16日のエア予想の着順も振り返っておこう。

 

 

その1 ばんえい記念

 

◎メムロボブサップ(1番人気)→1着

○コウテイ(2番人気)→3着

▲コマサンエース(3番人気)→2着

△インビクタ(5番人気)→5着

☆タカラキングダム(4番人気)→4着

★ミノルシャープ(7番人気)→7着

 

 

その2 土日のJRA重賞

(中山除く)

 

3月15日阪神第8レース 阪神スプリングジャンプ

◎エコロデュエル(2番人気)→4着

○ジューンベロシティ(1番人気)→2着

▲ネビーイーム(3番人気)→3着

 

3月16日中京第11レース 金鯱賞

◎ラヴェル(5番人気)→9着(ブービー)

○プログノーシス(3番人気)→6着

▲クイーンズウォーク(4番人気)→1着

☆ディープモンスター(9番人気)→5着

△ホウオウビスケッツ(1番人気)→2着

△デシエルト(2番人気)→4着

 

 

今回はばんえい記念に関して書き記しておきたい。

メムロボブサップの貫禄の賞金1億円到達で幕を閉した。キンツルモリウチの競走除外は女性騎手初のばんえい記念挑戦の道が絶たれた点で痛かったが、雪で速い時計で終わりながらラストランのミノルシャープがシンガリでゴールインしたあと何か感動するものがあった。何回か完走を果たせずに競走中止に泣いた馬を見ているだけに今回の全馬完走には感動した。無事是名馬というのもあるが、その感動をナイターの空色が引き立てた部分も大きかったと思う。きちんと見るようになってからのばんえい記念の中では一番感動したんじゃないかな。

ネットでの中継内で解説者が『ばんえい記念は薄暮時間での発走が望ましい』ようなことを言っていた気がするが…ゾウたん的に言わせてもらうとあの1トンのそりに挑む光景こそナイターに似合うと思うし今回の『年度最後のばんえいファイナルレース」として行ったのは大成功だったのではと思う。完全に高知のファイナルレースとは別格のよさが確実に出ていたと思うんだが。