この原稿を書いているのが無事に開催された土曜日の各競馬場のメインレースが発走しそうな時間帯。しかし小倉大賞典は前日発売が見合わせになっており撤退も排除しないつもりではあったが流れでギリギリ当日朝から発売開始という前提で書いていく。なにせJRAのフジテレビからの出稿引き上げで東京に関しておまけ扱いし今後次第では中山開催全期間にも影響が出るのが時間の問題になっている以上もしやの話として皐月賞のおまけ扱いというやむにやまれぬ大決断に踏み切らなければらない事態も検討しなければ…それでなくてもフジテレビがスプリングステークスに寄贈していた社杯を返上することになったというのに…
その1 小倉大賞典
注目は芝に挑む⑪ヤマニンウルスにはなるがダートの一周競馬での実力は認めるものの藤懸騎手とは言えども58.5kgだとハンデが見込まれ過ぎなのに加え同じ斤量の名古屋大賞典で掲示板を落としておりハンデ負けの可能性を重く取る。逆に同じ斤量でも⑦エピファニーであれば昨年の覇者に加え同コース条件の中京記念2着がありその際と同じ杉原騎手の継続騎乗もあるのでこちらを信頼して連覇期待まで見込んだ本命にする。
◎⑦エピファニー
○③シルトホルン
▲⑪ヤマニンウルス
△⑨コスモブッドレア、⑭エアファンディタ
その2 レジーナディンヴェルノ賞
前走コウノトリ賞を2着に0.7秒差で勝利した⑪ラヴィアンを本命に。目下の連勝中の始めが1700mでコーナーワークの似通る高知1900mであれば距離適性的に申し分なく兵庫女王盃でスマイルミーシャとJRA勢に対峙できる地元二枚看板まであるとみる。
高知勢からは④ルピナステソーロを上位に。距離適性であれば3走前に1800mの九州産グランプリに勝利しており問題はない。ただ、相手が強くなった感で対抗まで。
◎⑪ラヴィアン
○④ルピナステソーロ
▲⑧サンオークレア
△⑤ミニョン、⑦アプサラー、⑨リケアマロン
おまけとして、当日の東京の2鞍にも印を打っておく。こちらの方が本来主たる重賞等にならなければならないんだけどね。
東京第9レース ヒヤシンスステークス
⦿①ハッピーマン
○③プロミストジーン
▲⑨ルクソールカフェ
△②ヴィリアリート、⑥エコロアゼル
東京第11レース フェブラリーステークス
◎⑨コスタノヴァ
○⑪ペプチドナイル
▲①エンペラーワケア
△②タガノビューティー、⑦サンデーファンデー、⑫サンライズジパング、⑭ミッキーファイト、⑮ガイアフォース
☆③ミトノオー、④ウィリアムバローズ、⑤アーテルアストレア、⑥メイショウハリオ、⑩アンモシエラ、⑬デルマソトガケ
フェブラリーステークスでは有馬記念の際のように印を塗った来るようになったが、◎○▲△の回らなかった馬の中でこれまで地方のダートグレード競走で白星を上げた馬へ敬意を払う形で☆を該当する馬全部に打たせていただいた。仮にガチ買いするのなら☆を打った馬は全部単複の応援馬券で確実に買うところだろう。ある意味『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』の精神になっている。
ヒヤシンスステークスのグリグリの本命印はすでに全日本2歳優駿の2着で10ポイント持ち点があり勝って優先出走権をかけた30ポイントの上積みが狙えると踏んで。
実際、ここまで書いても3連休最終日にかきつばた記念が残っているので休むに休めない事情がある。スタート時間は18時と遅いんだしのんびり構えようよと思う方もいるかもしれないがその前座に待つ浦和(ユングフラウ賞)が17時35分発走とこれはおまけの扱いとしてエア予想を書かないわけにいかないのもあるため、3連単ダービーのデータ集計が終わろうが昭和のサラリーマンでいうところの『花金』みたいなことは競馬ファン的にはできない現状がある。現代の若者には『華金』と言い換えられ昭和とは性格の違うものにはなっているとはいうが…競馬ファンの場合は『休んだら負け』という定説でもあるのだろうか…