この記事を書いている時点で京都競馬の夜間発売が取りやめ。これで名神高速や京都・滋賀方面の国道に予防的通行止めでもかけられたら阪急杯は断念するところだったがない分だけ開催の望みが残っている事情にかんがみ阪急杯は予想根拠を抜いた状態で書きダイヤモンドステークスを表扱い、ど深夜のサウジは前能書きを突き詰めると頭がこんがらがってしまうため予想理由から書いてしまおう。正直な話主役扱いの関係もあるので発走順不同にもしたが。
その1 ダイヤモンドステークス
1951年に中山2600mで創設。1965年に3200m→2004年から東京競馬場のコース設定の関係もあり3400mで実施。
(ゾウたん的観測)日本競馬における平地競走としては芝・ダートを通じステイヤーズステークスの3600mに次ぐ長距離走競争でハンデキャップ戦でもありよほどのタフさがないと東京3400mの攻略は不可能と考える。もしも目黒記念が3600mのGⅠに昇格でもしようものならこのレースかステイヤーズステークスのどちらかは優先出走権をかけたレースへの衣替え確実かと。
帰国初戦の①ワープスピードから入る。前走豪州芝3200mで推しすぎる2着。割と3000m以上の方が好走しかねない傾向を重く取り休養十分も込みで本命にしたい。
実績的には菊花賞2着の⑧ヘデントールがいるが『古馬が壁』の可能性がぬぐい切れないのとかなりの確率でルメール騎手向きの可能性も考え対抗まで。
◎①ワープスピード
○⑧ヘデントール
▲⑫コパノサントス
△1⑬シルブロン
△2⑦ダンディズム
△3⑨ヴェルミセル
△4⑤ジャンカズマ
その2 阪急杯
(予想理由は省略ね)
1956年まで行われていた『阪神記念』から転換した『宝塚杯』が1957年に創設されこのレースの前身。寄贈賞替えの関係からか1960年に現重賞名に。2200mや1800mでの施行を経て高松宮杯が1200mのGⅠに転換された1996年に1200mとなった。2006年に1400mに変更。
京都に移ってレーティングの積み上げも求められそうだが高松宮記念の優先出走権(1着馬)をかけた前哨戦であり1995年以来(勝ち馬:ボディーガード)以来の京都競馬場での開催となる。実際競馬場付近を阪急の路線が通っているのは阪神競馬場であり最寄駅は阪急今津線・仁川駅なのだが…
◎⑰ダノンマッキンリー
○⑬ソーダズリング
▲⑫モズメイメイ
△①オオバンブルマイ、③フルメタルボディー、⑤トゥラヴェスーラ、⑪アグリ
その3 サウジカップ
(前能書きは省略ね)
ひねりがいがある穴馬が見つかりアルゼンチンからの遠征馬にワンチャンスと見た。⑥インテンスフォーミーから入る。芝実績が強いが前走地元GⅠで9番人気から勝ち上がり1800mダートで豪脚一発で穴を開ける逆張り感的に一番手で考えたい(これで人気馬になってしまったらごめんなさいということで)。
絶対的王者とされる⑨ロマンチックウォリアーがダートに挑むが現地の砂ダートでは距離不足の感が否めず単穴止まり。かといって海外競馬の場合は的中の近道的には『非国民馬券』に徹したほうがいいと考えUAEでGⅠ勝ち経歴のある⑫ウォークオブスターズを対抗に据えたい。
◎⑥インテンスフォーミー
○⑫ウォークオブスターズ
▲⑨ロマンチックウォリアー
☆⑧ラトルンロール
△③エルコディゴ、⑤フォーエバーヤング、⑩ウシュバテソーロ、⑬ウィルソンテソーロ
最後になるが、雲取賞の着順も振り返っておきたい。
◎ジャナドリア(1番人気)→1着
○グランジョルノ(2番人気)→2着
▲リコースパロー(5番人気)→6着
△スマイルマンボ(3番人気)→3着
△シビックドリーム(7番人気)→7着
△タイセイカレント(4番人気)→8着
結果を見た後で『地方所属馬頑張れ』と日々思っているワタクシには雲取賞もくだらないものに思えてしまった。実際私の場合は、地方の騎手がJRAで初勝利というトピックの度に『下剋上だ!』と小躍りしてしまうもの。2024年の場合NARグランプリの授賞騎手だけで2人も初勝利達成がいるので今年も期待してしまう(実はラジオNIKKEIのアナウンサーでこの出来事で悲喜こもごもしている方がいるようでそのへんをインタビューでの語録的に日経電子版の『競馬実況アナ日記』のネタにしてくれないかな〜と期待しているんだが)。それを馬の方に重ね合わせるのもファンとしてはいてもいいと思うが…
あと、予想理由よりも前能書きとしてレースの沿革や今後の期待的なことを書く方がモチベーションになりつつある。理由は『察してください』としてもらって淡々と印を書いた方が何か性に合っているような気がする。それもこれも三浦拓実アナが特別レースの前にご当地紹介・情報を時折入れるようになったのがきっかけ(前にも書いた)でありこればかりはやめられなくなってきている。ラジオNIKKEIの『競馬LIVEへGO!』の高知競馬コーナーでレース展望をやる際に大恵陽子さんにレース名について解説を求める時間がありこれも影響している。予想の中身そっちのけにしてでも書かずにいられないのは…本末転倒だろうか?
それとの関連があるかは言えないが、23日のエア予想では例のフジテレビへの出稿引き上げの関係もありフェブラリーステークスをおまけに扱う競馬予想にあるまじき体制を取ることにした。おまけのおまけ(言い方を悪く言えば金魚のフン)的にケンタッキーダービーへの優先出走権をかけた30ポイントがかかるヒヤシンスステークスも追加で軽く扱うことにして小倉と高知のグランダム・ジャパン指定を重く扱うことで楽になれればと思う。日曜もかきつばた記念あるし休めないが浦和(ユングフラウ賞)が17:35発走なので頑張ればおまけに扱えそうだし。