例の不祥事のあおりで中山の予想は見合わせ。その分無駄なJRAの予想に時間を割くことをやめたので気持ちはやや楽。無駄は減らすに越したことはないとでもいうのだろうか。その代わり能書きが長くなってしまったので…
その1 プロキオンステークス
1996年にJRAのダート路線の整備策として阪神1400mで産声。2012年に中京競馬場に移設されるものの今年の重賞体系の見直しもあって旧・東海ステークスの継承として1月開催に移動しGⅡに昇格した上1800mに距離延長(この間2021,2022,2024の各年で小倉競馬場の1700mで開催された)。優勝馬に優先出走権が発生するという点ではフェブラリーステークスの前哨戦も引く次ぐ形でNARからも昨年から本格的に始まった全国的なダート重賞体系の整備も受けてダートグレード競走の認定は引き続き受けている。
2024年からの新ダート重賞体系では旧・東海ステークスに準じて古馬のマイル・中距離のどちらの路線にも転がる形ではあるが、中距離に進む場合は考えられる次走として距離の長い2400mのダイオライト記念にチャレンジするか中山のマーチステークスを待つことになるため1800mとはいえ獲得できる優先出走権の関係も加味すればマイラータイプが比較的選択しやすい一戦ではないだろうか。また、ダートグレード競走の認定があるゆえにやる気のある地方所属馬も出走可能ではあるが、根岸ステークスが翌週に控えていることと地方所属馬の場合佐賀記念も選択可能な形ではあるため、挑戦しても東海か兵庫方面の馬に限られる可能性は高そう(以上ゾウたん的観測)。
能書きが長い…
近4走以内に地方でも走れることを見せている⑨サンライズジパングが本命。前走チャンピオンズカップは相手が揃ってしまい掲示板を外したのは致し方無い。戦いやすい相手と坂井瑠星騎手を迎えれば勝ち負け確実と見たほうがよさそう。
前評判的には③ドゥラエレーデも良いようだがダート転向後勝ちきれないようでは強くは推せない。そっちよりは⑩オメガギネスのほうが松山騎手に戻る形で今度こそのワンチャンスとして対抗指名したい。
◎⑨サンライズジパング
○⑩オメガギネス
▲①サンデーファンデー
☆⑤サンマルパトロール
△③ドゥラエレーデ、④ホウオウルーレット、⑥ロコポルティ、⑬カズペトシーン、⑯サトノエピック
その2 ヒロインズカップ
1990年創設。(現馬齢表記で)3歳以上の牝馬が出走できるが2007年までは出走可能な馬齢条件が付され2009年の制限撤廃までは8歳以上や9歳以上の牝馬が出走不可能な時期があった。
負担するばんえい重量は1重量格ごとに10kg加減されオープン馬は本年度収得賞金130万円につき10kgを加増される『別定2-b方式』。
ばんえい競馬における最強牝馬決定戦であり『ばんえい版女王盃』とゾウたん的には読んでいる。なぜ女王『盃』になるかと言えばJRAのエリザベス女王杯のような高貴なイメージよりは兵庫女王盃の前身であるTCK女王盃のような印象を持ったから(ゾウたん的にはね)。
ばんえい重賞予想の際恒例のしらみつぶし。昨年もテーマにした『直近3回の連対時のばんえい重賞の平均』というレーティング算出みたいなことに今年も挑戦。
スコア的には700kgを超えている意味では④シンエイアロイがトップだが対抗に回し前走の十勝金杯勝ちと牡馬相手でもやれるところを見せている⑤ダイヤカツヒメを本命に。軽重量戦を勝っているため目減りするような感じになってしまった②サクラヒメも侮れない意味で単穴に据える。
◎⑤ダイヤカツヒメ
○④シンエイアロイ
▲②サクラヒメ
△⑦スイ、⑧アローリキヒメ
ここでは買い目の代わりにオッズパークLOTOの狙いになるが、④⑤の2頭は確実に手を広げるのであれば②をプラスしたほうがいいか。
おまけとして、予想理由抜きの印だけになるが佐賀の花吹雪賞の予想も書いておく。
◎⑦アニーブレイク
○④ハクアイアシスト
▲⑥プレミアムカインド
△①ダイメイヒロイン、③アイベット
まあ、例の不祥事があって中山の予想は取りやめにしたのだが腑抜けな気持ち半分、やる気ないからいいのだという気持ち半分が交錯しどこか複雑な気分。無駄に気が張るのもそれはそれでいけないので書き終えたらドリンク剤でも飲んでまったりしないことにはリカバリーが効かなそう。