今年の競馬番組改革で創設。実質的には昨年までの旧・愛知杯からの条件の継承ながらも第1回にリセットされ新たなハンデキャップ牝馬重賞として再スタートを切ることになった。
距離は2000mで優先出走権が獲得できるレースの設定まではないものの、この先中距離を使って大阪杯などで牡馬の胸を借りるのか、牝馬同士での適性にかけてヴィクトリアマイルを目指すのかここが路線的にかなりの試金石になる可能性は濃厚で、回を重ねるうちに牝馬重賞としてはレーティングも問われかねない一戦になる可能性もあり得るある意味創設初期のレパードステークス(グレードなし新設重賞で第1回)のように『ファンが育てる重賞』がまた一つできた計算かと(ゾウたん的観測)。
小回りの2000mで好成績の③フェアエールングが本命。札幌2000mでの3勝クラスを勝ち上がり前走が福島記念で牡馬相手に2着と健闘。ともに右回りであり『ローカル小回り&右回り』の条件では主役を張れると考えたい。
◎③フェアエールング
○⑨クイーンズウォーク
▲⑭コガネノソラ
△⑥キミノナハマリア、⑯コスタボニータ
続いて、着順だけにはなるがブルーバードカップのエア予想も振り返っておこう。
◎クァンタムウェーブ(1番人気)→2着
○メルキオル(2番人気)→1着
▲バリウィール(7番人気)→6着
△ウィルオレオール(5番人気)→3着
△ミストレス(3番人気)→4着
△ジュゲムーン(4番人気)→5着
こっちに関してはなんとなく実感がわかないものがあり、感想は伏せておきたい。
さて、
JRAがフジテレビの番組におけるCMの出稿を取りやめたことに伴い、私の方も『将来的にフジテレビが競馬中継を継続することができない可能性』にかんがみ、2月一杯までの間、『日曜日における中山・東京開催で行われる重賞』に関してエア予想の執筆を取りやめる』決断に至った。昨年も行った『エア予想ストライキ』に近いものにはなるが、私としてもそれに備える観点もあり、講じさせていただくことにしたのでご了承願いたい。
対象となる重賞は次のとおり。
1月26日 アメリカジョッキークラブカップ(中山・GⅡ)
2月2日 根岸ステークス(東京・GⅢ)
2月9日 東京新聞杯(東京・GⅢ)
2月16日 共同通信杯(東京・GⅢ)
なお、2月23日にGⅠのフェブラリーステークスがあるが、こちらに関しては小倉大賞典と高知のレジーナディンヴェルノ賞をメインに取り組む関係上おまけ扱いで書く形を予定している。変更する可能性もあるが、せめて本命馬だけは書ければと思っている。その結果次第ではケンタッキーダービーの優先出走権争いとして注目しているヒヤシンスステークスの扱いにも関わってくるだけにその情勢を注目していければと思う。