藤原菜々花アナが短波・radiko上での実況を始めたのが2024年の1月8日中山第1レース。その後JRAの場内実況デビューに至ったのが3月3日。それ以降、彼女の実況は毎週の競馬中継の中の楽しみでもあり、その週に実況がないとなると競馬ファンとしては引くようになっていた。
にもかかわらずである。月初に競馬実況webに発表される実況担当に彼女の名前はない。これは育成方針なのかJRAに提出する資料との整合性なのか走る由までないが、『実況アナ×波乱馬券』という追跡を行うものにしては、この月初の予定こそ波乱馬券のストラテジーのキモにしているところがある。ある意味、これから書くことは、当日になって急に担当を変更する形を繰り返そうとする誰とは言わなないが一ファンが抱き続ける実況担当を決める上層部への公然批判ととってもいいし、聴きたくない・説得したいと思われる方がいればこの記事の以下の部分は読まないことをお勧めする。
実はそんなことに我慢し続けるわけにもさすがにいかなくなって継続していることがある。というのは、
『他局にサブで聴く中継番組を作り、その局の中に推しの競馬実況アナを複数確保しておく』
ということ。
藤原アナが出てこない対象となるのはラジオNIKKEI第1放送の午前の部分であることが多いため、私のradikoのスペックで言ってしまうと他局でこの部分をカバーできるのは実質ラジオ日本に限られるため、必要に応じ、その時間だけでもラジオNIKKEI(現状だと第1放送ね)と距離を置く。そして、ラジオ日本の実況陣から推しの競馬実況アナを複数確保しておく。ある意味『避難生活』のようなことをする。
実はいろいろと『避難生活』をやっていると、主な顔とは違う面が見えるアナウンサーが結構いるという発見が多い。
私の場合、他局の実況アナを呼ぶ場合、ラジオNIKKEIの実況陣との区別もあるので『○○さん』とSNSで呼ぶことが多いためそれに倣うが、例えば加藤裕介さん。通常だと金曜深夜に流れ弾的に聴いている『おはよう歌一番』や『横浜ポップJ』でのトークぶりから変化した一面が見えてこれが発見。競馬で先行する細渕武揚さん・矢田雄二郎さんとなると『競馬や巨人戦での実況イメージ→ニュースを読む際の一面』と脳内で変換が効く。あと、木曜朝にニュースを読む堀江政史さんが『競馬を実況する際はこんなに熱いのか』という一面を覗くことができ、競馬実況だけの声しか聴いたことのない吉本靖さんや木村季康さんも、他のスポーツ競技を実況する際のイメージが比較的簡単につくようになり、それはそれで脳が活性化出来てしまう。
ラジオNIKKEIの実況にしても、ハマった当初はまだいいものの年数を重ねるについれて『飽き』というのも感じるようになっている。3連単ダービーの絡みでいえば『公式の実況なんてJRAアプリでチェックすれば事足りる』という割り切った考えを持たないことにはメンタル的には持たない。『ハマった局もいずれは飽きる』というのを実感しているのか、考え方ひとつでは、競馬以外の趣味を持つのもまた一つなのかなと思っている。