今年の目標的に『背伸びはしない』とは言ってみたものの…それも三が日まで終わってしまってもおかしくないメンタル状態。相場格言が示す『相場は相場に聞け』の精神で取り組むレースを絞るべきなのではと思うのだが…
その1 新春賞
1959年にアラブ重賞として産声。距離は2300m→1800m(1999年~)→1870m(2000年~)の変遷を経ている。2004年のサラ系・アラブ系混合戦を経てよく2005年にサラブレッド系重賞に。兵庫競馬としても1月3日に開催日が固定される年初の風物詩であり、園田金盃を使ったメンバーが出走してくるなど好メンバーの一戦になることが多い。
本命は園田金盃覇者④マルカイグアス。鴨宮騎手のオーストラリアへの武者修行で今回は小牧太騎手とコンビ。園田1870mであれば兵庫優駿も制しておりコース適性的に勝つ条件がそろったとみてよい。斤量も56.5Kgだがツムタイザンが57.0Kgで上回ったためトップハンデ回避も味方につけるとみる。
◎④マルカイグアス
○⑥インベルシオン
▲⑩サンライズホープ
△⑨キングレジェンド
その2 天馬賞
2008年に明け5歳世代の重賞として新設されたばんえい競馬独自の『4歳三冠路線』の最終戦。2006年までの旧・旭川記念がこの役目を果たしていたがBG1のグレード格付けに伴い旭川記念は古馬重賞に衣替えとなりこのレースの4歳三冠の一角を担うことになる。帯広記念と並ぶばんえい競馬のお正月開催のメインページェントレースであり、開催日も1月3日に固定されている。
ばんえい重賞予想時恒例のしらみつぶし。今回は3・4歳の馬齢限定重賞と馬齢交流の中から馬齢的に出走可能なはまなす賞の着順をチェック。出走馬に同じ馬齢交流のポプラ賞、あるいは馬齢選抜のドリームエイジカップに出走している馬もいるが関連性に乏しいとみて割愛した。
ばんえいダービーから1着が続く⑧タカラキングダムがここは優勢とみる。『三冠阻止』があるとすれば④クリスタルゴースト→①マルホンリョウユウ→②ホクセイタイヨウの序列で有利か。相手的ファクターも見込めば⑥ジェイホースと⑩ジェイヒーローまで手広く考える必要も。
◎⑧タカラキングダム
○④クリスタルゴースト
▲①マルホンリョウユウ
☆②ホクセイタイヨウ
△⑥ジェイホース、⑩ジェイヒーロー
ここでオッズパークLOTOの狙いを考えた場合⑧は確実に入れる必要がありそう。手を広げるのであれば①と④も、安全牌まで考える方は②まで手を広げ残りのレースで頭数を押さえる作戦がふさわしいか。
今年も3日目ではあるが、スタンスにした『背伸びしない』が3日坊主になってもおかしくないしもうエア予想よりは『3連単ダービー』とか『馬ぬいの会話』といった方にこのブログの柱をシフトしたほうがいいような気がしてきた。でも、そっち書いているうちに競馬を扱ったブログとしては判断されなくなるためそれもまた怖くエア予想も仕方なく書いているところがある。別にアメブロの運営への不満ではないが。