1978年創設の帯広競馬場の看板レース。1998年から正月開催に定着。900kg前後に設定されたばんえい重量を背負うことから、年度末の『ばんえい記念』(ゾウたん的別称:1トン決戦)に向けた事実上の最終ステップも兼ねる。
このレースと旭川・岩見沢・北見の各記念競走を合わせて『四市記念競走』と呼ぶことがあるが、ばんえいの古馬重賞路線体系を考えた場合、最終関門であるばんえい記念とファン選抜のばんえいグランプリを切り離す形にしてこの4市記念競走をもって『古馬四冠』的な路線は確立できないものかと考える。2・3・4歳の路線では確実に三冠化がなされていることを考えれば均衡がとれるはずなのではないか(ゾウたん的観測)。
ばんえい重賞予想時恒例のしらみつぶし。今回はあっさりしてしまうようだが単純に2024-2025シーズンの古馬重賞での全馬の着順をチェックすることに。
やっただけ無駄といえばそれまでだがもう完全に出走機会5連勝中の②メムロボムサップの軸不動とみる。本命印もグリグリにしてしまう。ほかが狙いづらい馬だらけになってしまったので『対抗・単穴不在』のスタンスを取りお飾り的(言い方)押さえとして①インビクタ、③コマサンエース、④コウテイの4頭を確保。
⦿②メムロボムサップ
△①インビクタ、③コマサンエース、④コウテイ
ばんえい競馬の重賞を予想する場合は買い目に代えて『オッズパークLOTOの狙い』を書くが、ほぼほぼ②の1頭狙いで大丈夫な可能性濃厚とみる。ここでは買い目は書かないが、⦿→△全馬で馬単と3連単を狙えば手数少なく済みそう。
あと、2024年に取り組んだエア予想の残りの結果も振り返っておく。
その1 東京大賞典
⦿フォーエバーヤング(1番人気)→1着
○ウィルソンテソーロ(2番人気)→2着
▲ウシュバテソーロ(3番人気)→4着
△グランブリッジ(7番人気)→5着
△デルマソトガケ(6番人気)→6着
△クラウンプライド(5番人気)→7着
その2 ヤングチャンピオンシップ
◎キョウエイエース(2番人気)→4着
○スーパーシン(1番人気)→1着
▲コウイッテン(9番人気)→8着
△ビックコンボ(6番人気)→6着
その3 ばんえいダービー
◎スマイルカナ(2番人気)→5着
○ホクセイハリアー(4番人気)→7着
▲ライジンサン(3番人気)→1着
△ミチシオ(1番人気)→2着
△ウルトラコタロウ→3着
△カフカ(7番人気)→4着
その4 東京2歳優駿牝馬
◎ゼロアワー(1番人気)→2着
○ウィルシャイン(2番人気)→5着
▲エイシンマジョリカ(4番人気)→3着
△オリコウデレガンス(9番人気)→4着
△エイシンナデシコ(5番人気)→9着
△イイデマイヒメ(8番人気)→14着
その5 高知県知事賞
◎ユメノホノオ(1番人気)→1着
○ガルボマンボ(2番人気)→5着
▲ロードブレス(6番人気)→3着
△エイシングラス(10番人気)→4着
△ヒカリオーソ(7番人気)→8着
△グラティアスグー(3番人気)→9着
いやいや、これをもって2024年のエア予想は終結!とっても長かった・・・
もう『背伸びはしない』というスタンスでいくのでJRAの予想も必要か否か判断を見極めたうえで取り組むことになるためこれまで以上に自己判断が要求されるのは事実。でも、見送った重賞でも軽視を疑われるのも癪ではあるので、以前の地方重賞の一部のように本命馬と注目馬に☆打ったものにするか、予想理由を抜いた形で取り組むことは十二分に考えられる。
ここで馬ぬいは出てくるが競馬に関係ない余談でも書いてしまおう。実は・・・
我が家は昨年4月に父が死んだため喪中なのだが、そんな中で年末年始のテレビ番組が流れるのに違和感を感じてしまう。この記事を書いている際、能登半島地震と豪雨災害の追悼式がらじる☆らじるで、またテレビの側も大半の局が特番を組んでいたようだが、発生時刻の16時10分、本当はジャンボなイクちゃん(イクイノックス)に黙とうをお願いするところだった。新旧首相も参列するのに政府広報に呼びかけもなかったのでスルーしてもよかったのだが、あくまでも『自主判断でお願いしたい』という雰囲気も感じたので人間の私も黙祷しておいた。

その後、黙祷したという人がX(旧Twitter)でフォローしているアカウントのポストに現れるようになったので、同じこと考えている人いるんだと思いホッとしたところである。