いよいよ大晦日。下手なテレビのスポーツ中継(夏に行われたパリ五輪は別)とかくだらないバラエティー番組とかイライラするだけのドラマ(ごく一部の時代劇を除く)とか…そんなよりはネット配信の地方競馬見ていた方がメンタル的には格段に楽なのが今のワタクシ。父が死んで喪中ではあるがこんな時こそ『よく食べよく寝て』に徹したいのはやまやま。しかしそれも大晦日の夜(NHK総合で紅白歌合戦のあとに『おはよう日本』の出演陣がおくるほんまもんの伝統の大トリ番組『ゆく年くる年』の時間帯)から元日いっぱいまでしか休めないオチが想像つき初夢を見なければならない時間にラジオ深夜便でも聴きながらばんえい競馬のエア予想組み立てている姿は想像ついてしまう。
なお、今回以降このブログに書くレースの予想理由については基本的に『本命馬+α』の範囲にとどめておくことにする。その方がメンタル的にも落ち着きやすいので。
その1 東京2歳優駿牝馬
1977年に『東京3歳優駿牝馬』の名称で創設され、これが日本競馬における3歳牝馬重賞の始まりとされる。2001年の馬齢表記の改訂で現重賞名に。2007年からは大晦日の開催に固定される。南関東における2歳牝馬のカテゴリー競走としても最高峰の位置づけ(南関東グレードでSⅠ格付け)、地方競馬におけるGRANDAME-JAPANシリーズの2歳シーズンとしても年間としてもファイナルを飾る。
この度のダート重賞改革において2歳牝馬路線の確立が見送られてしまった印象が強いが、仮に当該路線を設ける際『大晦日縛り』を外す必要が生じる可能性はあるが、このレースのJpnⅠ格付けは必須になってくるはずかと。牡馬牝馬間で重賞の充実差に格差が出るのはいただけない気しかしない(ゾウたん的観測)。
能書きが長い
内枠に入ったものの①ゼロアワーが強いか目下3連勝中だが近2走が『一周競馬』での実績。マイル前後で強さを発揮していることを考えたら軸は堅そう。
◎①ゼロアワー
○③ウィルシャイン
▲⑬エイシンマジョリカ
△⑦イイデマイヒメ、⑩エイシンナデシコ、⑮オリコウデレガンス
その2 高知県知事賞
起源は1969年に創設された『組合記念』。長浜宮田の現馬場移転後から2400mに。1999年に現重賞に改題となり30回目から大晦日に固定。高知競馬において地方所属馬で行われる重賞としては最高峰の1着賞金2000万円が設定(ちなみにJRA所属馬が出走できる黒船賞は3000万円)されており、ファン投票は導入していないものの『GRAND PRIX』という枕が正式名称につき、名実ともに高知のナンバーワン決定戦である。
最終レースの盛り上げ方が上手(ゾウたん的見解)な高知競馬。さらにそのあとには、日本の競馬ファンの『賭け納め』として『一発逆転 2024ファイナルレース』がC3条件で19時50分に発走する。
完全に『2強』ムード確実にして三着争い確定的模様。2400mへの適応力も互角のところがあるが吉原寛人騎手との好相性とけれんなく『内弁慶』を貫きそうな印象から⑫ユメノホノオ本命→⑦ガルボマンボ対抗で印上位。3番手争いも数頭で差はほぼないが⑨ロードブレスがここは最上位とみる。ただ、△を打った馬までに複勝圏内のチャンスありと考えたい。
◎⑫ユメノホノオ
○⑦ガルボマンボ
▲⑨ロードブレス
△③ヒカリオーソ、⑤グラティアスグー、⑧エイシングラス
何か、長い旅路が終わってようやく羽根を休める時が来たようだ。エア予想書く時は緊張感が先走りちょっと体を休めたら寝落ちしてレース当日の朝に間に合わなくなりそうになったことがしばしば。それを考えたら、JRAの予想も休めるときは休んでおいた方がメンタル面のためだということもストライキを打って実感したのもあり、おまけに『休むも相場』『相場は明日もある』『売るべし、買うべし、休むべし』という相場格言にストライキの際は助けられたこともあり『無理はしない』と割り切る必要もエア予想続けるには必要なんだなと思った次第。
ゆえに、2025年は『無駄な背伸びはしない』というスタンスでやってみることにしたい。