1972年に『ばんえい優駿』の名前で創設し1990年に現重賞名となる。創設当初は三冠の初戦→1996年から二冠目→2005年に三冠最終戦と変遷をたどっているがばんえい競馬における3歳世代最強馬決定戦として三冠路線の根幹である。また、開催時期が12月と日本の競馬における『ダービー格』の重賞としては一番遅い時期に行われ『日本一遅いダービー』とも呼ばれている。
実はダート重賞の再編に絡み、このレースがサラブレッドとは勝手の違う『日輓種』によるダービーであったため各地の平地競馬ではほとんど消滅した『ダービー』の名前が使用されているが、ばんえい競馬にも配慮が必要なのなら『ばんえい大優駿』への改題とか創設当時の『ばんえい優駿』に名称を戻すなどの配慮が必要なのではないかと思うが(ゾウたん的観測)。
ばんえい重賞予想時恒例の着順しらみつぶし。今回は2歳重賞全部を範囲に含める形にした。
2歳時から勢力変化が激しく達成できても二冠止まりになる可能性が高いが『オークス・ダービーダブル獲り』の可能性にかける形で⑧スマイルカナを本命指名。堅実味を考慮すれば⑤ホクセイハリアーの対抗浮上。2歳王者復活の可能性も加味すれば①ライジンサンの単穴。穴目であるとすれば④ミチシオ、⑩ウルトラコタロウ、②カフカと目移りしやすい。
◎⑧スマイルカナ
○⑤ホクセイハリアー
▲①ライジンサン
△④ミチシオ、⑩ウルトラコタロウ、②カフカ
ここの場合、オッズパークLOTOの狙いに苦しむメンバーにはなるが、1点勝負なら⑧、手厚く攻めるのなら①⑤④までの追加もありそう。
話は変わって、ひとまず12月28日までのエア予想の着順を振り返っておきたい。
その1 兵庫ゴールドトロフィー
◎エートラックス(2番人気)→3着
○スペシャルエックス(6番人気)→4着
▲サンライズホーク(1番人気)→2着
☆ギガース(8番人気)→5着
△エコロクラージュ(12番人気)→7着
△アラジンバローズ(3番人気)→8着
△ヘリオス(10番人気)→12着(シンガリ)
その2 あての木賞
◎ダンナイ(1番人気)→1着
○ミリオンバンブー(4番人気)→6着
▲ゴールドパース(3番人気)→4着
△ミヤギロード(2番人気)→2着
その3 ホープフルステークス
◎クロワデュノール(1番人気)→1着
○マジックサンズ(2番人気)→16着
▲マスカレードボール(4番人気)→11着
☆ショウナンマクベス(14番人気)→10着
△ピコチャンブラック(3番人気)→13着
△ヤマニンブークリエ(5番人気)→14着
△アマキヒ(7番人気)→17着(ブービー)
その4 金沢ファンセレクトカップ
◎ショウガフクキタル(2番人気)→4着
○オヌシナニモノ(1番人気)→1着
△ソーラーフレア(5番人気)→6着
▲マイネルシスネロス(3番人気)・・・競走中止
おまけ 金の鞍賞
◎ドライブアウェイ(1番人気)→7着
○リケマキアート(2番人気)→1着
▲ユラリユラメイテ(7番人気)→5着
△ヤマノアシオト(3番人気)→2着
園田でレース史上初の地方馬勝利でジワる体験。年末に向けゆる~く取り組めることもあり『ここが一山』という感じで書き進めることができ乗り越えたあとの爽快感に向けて気力を取り戻しつつある。ラストスパートの今、ここで疲れてなんていられないとも思うがあと数鞍しかないので、最後の力を振り絞れたら…とも思う。