大変だったJRAのエア予想にはしばらく取り組むことなく休めそうだが地方競馬のほうが残った。しかし基本予想印と『本命馬+α』の範囲で予想理由書けばいいだけなので気楽なことは事実。しばし力を抜かなければ…

 

 

その1 東京大賞典

 

1955年に創設された『秋の鞍』が起源。創設時から長距離競争として行われていたが1998年から2000mに定着。1999年から開催日が12月29日に固定。日本のダート競馬を締めくくる大一番としてはゆるぎないものに。2011年に外国調教馬も出走可能なGⅠ格付けに地方競馬としては初めて指定され、チャンピオンズカップへの予備登録と同時にこのレースへの予備登録が発生するようになっている。

地方競馬が地上波テレビで全国放送されるのはこのレースだけで、2024年時点ではフジテレビ・東海テレビ・関西テレビ・北海道文化放送は地上波デジタル放送での視聴が可能。

 

アメリカで3着実績のある④フォーエバーヤングが強いか。土ダートの米国遠征が2回とも世界の強豪相手の3着。国内負けなしを考えればダート界で『レモンポップの後継者』になる資格十分で課題はもはや中央のダートに戻したらとの一点であることも考慮しグリグリの印にする。

これに続くのが『了徳寺ホールディングス』の2頭になるがフォーエバーヤングへの打倒の勢いを考え②ウィルソンテソーロ対抗→⑩ウシュバテソーロ単穴で上位を組む。

基本的に『地方馬は消し』のスタンスでよさそう。

 

⦿④フォーエバーヤング

○②ウィルソンテソーロ

▲⑩ウシュバテソーロ

△③ラムジェット、⑤デルマソトガケ、⑦グランブリッジ、⑨クラウンプライド

 

 

その2 ヤングチャンピオンシップ

 

起源は1999年に創設された『ヤングクラウンズカップ』。2007年に現競走名に改題され2008年に重賞化。2011年のBG3格付け後1ねんでBG2に格上げされ現在に至る。

ばんえいには数少ないシリーズ(ゾウたん的観測を言ってしまえばNAR内で行われた範疇まで解釈を広げるなら2023年まで行われた『ダービーシリーズ』がニアピンの可能性)である『ばんえい甲子園』の決勝戦であり5つの産地ブロック(北央・南北海道・北見・釧路・十勝)の『2歳産駒限定特別』の2着までに入った馬で『ばんえいフルゲート』と呼ばれる10頭立ての出走馬を編成する世界の競馬でもまれな出走馬選定方式。

(ゾウたん的観測)ばんえいの重賞としては出走プロセス的難易度が3歳(以上)のカテゴリーよりも高いが、ばんえいの2歳路線としては三冠体系の一冠にあたる。これもゾウたん的にはギモンなのだがイレネー記念までに行われる牡馬牝馬限定2歳重賞(牡馬:翔雲賞、牝馬:黒ユリ賞)加えたら『四冠制』になってしまうのではと考えてしまう。

 

能書きが長い

 

ばんえい重賞予想の際恒例の着順しらみつぶし。今回も『ナナカマド賞』『ばんえい甲子園予選』及び出走権獲得以降に使ったレースの着順をチェック。

激戦区の十勝産駒特別で2着と落としてはいるものの⑤キョウエイエースがここは強いとみて本命。その十勝産駒特別を勝って直行に出た⑧スーパーシンが一発注意と考え対抗。権利獲得後使って実績のある南北海道産駒組2頭も不気味と考え④コウイッテン単穴→繰り上がり出走となった⑨ビックコンボも逆転まであるとみて押さえ。

 

◎⑤キョウエイエース

○⑧スーパーシン

▲④コウイッテン

△⑨ビックコンボ

 

オッズパークLOTOの狙い・・・⑤⑨

 

 

また余談である。

 

あとで振り返るが、28日のホープフルステークスではテレビ東京の立川周アナがついにJRAのGⅠ競走実況アナの仲間入りを果たした。入社時から競馬志望で入り果たしただけについに頂を極めた印象があって感慨深かった。青葉賞の実況は伏線だったのではとも思ってしまった。テレ東の中継内にその隣のフジテレビのブースが移り込んでいたらしく、倉田大誠アナがマイクをつけ青嶋達也アナがバックアップというラジオNIKKEIの実況席さながらな(?)光景を見てしまった…おそらく1月から放送開始の『うまレボ!』(12月21日で放送終了となった『ウマウマ!』の後継か)で流すダイジェスト音源用と思われるが、かつて『みんなのKEIBA』の中で福原直英アナ(当時)がこのレースを実況した際の音源映像が流れていたことがあり、局のクラシック競走を実況するアナウンサーは中継の有無なく抜かりないのだというところを見せつけられた感じ。