あの出走取消による気持ちは切り替えようにも切り替えられないことも。年末はどの路線でも引退だラストランだの多い時期でもあり情報の洪水に気を付けなければならないのはわかっている。でも受け身から抜け出せず全レース終わってから振り返ろうと思うことが多くもの忘れに発展しかねないと思うと予想のやりっぱなしという選択肢考えないとこの先やっていけなくなるかも…

 

 

その1 有馬記念

 

日本競馬の父と謳われた安田伊左衛門から日本中央競馬会理事長を引き継いだ有馬頼寧は華やかさで日本ダービーに匹敵するレースをと1956年に当時画期的だった『ファン投票による出走馬選出競走』として『中山グランプリ』を興す。しかし翌年1月に有馬が他界したことに伴い功績をたたえるため現重賞名に改称(グランプリは副題化)され現在に至る。中山競馬場を離れることなく回を重ね国際競馬統括機関連盟の『世界のトップ100GⅠレース』にノミネートされることも1996年に叩き出した875億円の売上額は『日本競馬における1レースの売り上げ最高額』としてギネス世界記録に登録されている。

 

②ドウデュースの出走取り消しを受けても力関係がついていると思う方は多いかもしれないがここの本命に指名に関してはある程度盲点を突いてしまおう。

本命浮上は⑦スターズオンアーズ。昨年のこのレースを大外⑯番枠からあわや克服かと思われた2着。今回4枠⑦番に入ったことと川田騎手を擁したことで枠なりに展開しやすい位置を射止めた可能性が高い。一昨年の牝馬二冠の大復活劇というシナリオの期待値込みで本命印を打ちたい。

対抗は①ダノンザテイル。皐月賞を『機転の』除外から日本ダービー制覇。菊花賞は長すぎた印象と叩き2走目効果が望めそうなこと、せせこましい2500mを使う③アーバンシックよりはコース適性で上手と考えたい。

その③アーバンシックは単穴。中山は2200mのセントライト記念を買った形跡があるが同じ内回りを走る皐月賞を4着、京成杯も勝ってはいるものの相手強化とせせこましいコーナーワークでは持ち味を殺されかねないとみて過度な信用はできない。

展開次第で面白くなるとすれば⑧レガレイラと⑯シャフリヤールの2頭。特にシャフリヤールは逃げをにおわせていることもありハマれば大波乱の目まであるとみたい。

押さえも手厚く④ブローザホーン、⑤ベラジオオペラ、⑫シュトルーヴェ、⑬スタニングローズと豊富に。

複勝妙味でオイシイのも⑨ディープボンド、⑩プログノーシス、⑮ハヤヤッコと個性派だらけ。

 

◎⑦スターズオンアーズ

○①ダノンザテイル

▲③アーバンシック

☆⑧レガレイラ、⑯シャフリヤール

△④ブローザホーン、⑤ベラジオオペラ、⑫シュトルーヴェ、⑬スタニングローズ

★⑨ディープボンド、⑩プログノーシス、⑮ハヤヤッコ

 

このレースは買い目も馬券画像ジェネレーターを使って作成!

 

まずは印上位3頭を1着に◎○▲△へ馬単フォーメーション!

 

続いて大好きな『ワイドおじさん』は◎○▲-◎○▲☆△のパターン!

 

続いては☆2頭のがんばれ馬券!

 

そして締めは★3頭を複勝で!

 

 

 

 

その2 中島記念

 

起源は1978年に創設された『ファン選抜サラ系特別』。佐賀競馬場の鳥栖市への移転に貢献した中島憲義の功績をたたえるため現競走名に改名。2001年からはA級在籍馬に門戸を開く。

佐賀所属馬にとっては中距離路線での最高峰決戦であると同時に優勝馬に与えられる佐賀記念への優先出走権をかけた重要な一戦でもある。

 

崩れの少ない②アエノブライアンと⑤ラインフォルテの2頭が強い。重賞実績と吉村智洋騎手を迎え必勝態勢に出たとみてアエノブライアン本命→ラインフォルテ対抗の上位。門別から転入初戦でも『短期留学状態』になりかねなさそうな③シルトプレが門別時代からの引き続きで石川倭騎手を擁してきておりかなり不気味か。このレースを知り尽くす山口勲騎手の⑥マイネルサハラ、佐賀転入後3連勝の⑧ビキニボーイまでが圏内とみたい。

 

◎②アエノブライアン

○⑤ラインフォルテ

▲③シルトプレ

△⑥マイネルサハラ、⑧ビキニボーイ

 

 

 

あと、忘れないうちに名古屋大賞典のエア予想の着順もチェックしておこう。

 

◎ヤマニンウルス(1番人気)→6着

○ミッキーファイト(2番人気)→1着

▲アウトレンジ(3番人気)→7着

☆ベルピット(5番人気)→9着

△ノットゥルノ(4番人気)→2着

△シンメデージー(6番人気)→3着

△サンマルパトロール(7番人気)→7着

 

 

 

圧倒的な人気が想定された馬の出走取り消しもあってメンタルが壊れそうになり買い目は書かない可能性のあった有馬記念もちゃんと書いたので何とかよかったところ。この記事を書いている中でパソコンのキーを叩く右手の中指がなんとなくこむら返りの手前のような危なっかしさ。井の中からヒステリー球まで上がってきそうな不快感も…だんだんエア予想も体調と相談しないと取り組むレースを絞る必要に駆られてしまうようでどうもつらい…