この記事に着手する前、有馬記念で1番人気が想定されたドウデュースが出走取り消しというある意味デカいハリセンでも後頭部に食らったような一撃に叩きのめされたショックから抜けられなくなりそうな出来事。崩壊する一方のメンタルになすすべなくエア予想を休もうと考えたくなる事態。

そんなメンタルダウンもあるため、ここでの予想理由は『本命馬+α』の範囲にとどめておく。

 

 

その1 中山大障害

 

1934年に中山競馬倶楽部理事長だった肥田金一郎が『東京優駿(日本ダービー)に匹敵する競走を中山に』というスローガンで創設した『大障害特別』が起源。1935年に春秋制導入。1948年の秋に現名称に。1999年の障害競走におけるグレード制の導入に伴い春開催が中山グランドジャンプに移行となりともに障害競走の最高峰となるJ・GⅠの格付けに君臨。

これは暦の関係による余談になるが、12月28日が日曜日あるいは月曜日になる場合このレースが有馬記念の前日にホープフルステークスと同一日に行われる『平地・障害ダブルGⅠ方式』が取られ、2025年の日程はその影響を受けるとか。

 

近走で重賞実績著しい①マイネルグロンと⑤ジューンベロシティが強い。連覇資格を重く見てマイネルグロン本命→ジューンベロシティ対抗の上位。

 

 

 

その2 阪神カップ

 

短距離路線体系の整備によりスプリンターとマイラーが切磋琢磨可能な舞台を作る必要性から2006年創設。現存するJRA重賞で『負担重賞が定量GⅡ条件』となるのは札幌記念とこのレースの2鞍だけであり、『短距離のスーパーGⅡ』と例えられるほど。

このレースをめぐっては、スーパーGⅡゆえにJRA賞の選考結果が出る都度GⅠ昇格の待望論が出るほど。パターンレーティングが追いつくのかとの懸案はあるものの、現在のJRAの芝のGⅠにはこのレースの1400mと1800mの距離条件がないため、夏のローカルを使ってでもこれらの条件に適性のある馬の出走機会を増やすべく配慮が必要なのではないか(ゾウたん的観測)。

 

今年特殊にも京都1400mでの実施にあたり、スワンステークスでの上位経験が必須と考えた。同レースからの連勝で挑む⑬ダノンマッキンリーを本命指名。スワンステークス3着までがすべてこのレースに直行しているが割って入るとすれば同じ1400mの京王杯スプリングカップを勝っている⑫ウインマーベルの浮上か。

 

 

 

何か、この腑抜けた雰囲気で有馬記念の予想を書くにしても買い目まできちんと書けるのか何か怪しくなってきた予感しかしない。そろそろガチ買いする方であれば『賭け納め』をどこにするかストラテジー的に悩みの種になってくるのではと思うところ。賭け納めとなれば、別に競馬にこだわることもなく競輪・オートレース・ボートレースになってもよさそうなもの。私であればオートレースのハンデとボートレースのフライングの知識に疎いため競輪あたりで丁度いいのだが…やはり競馬からは離れられないのかな~

 

 

 

最後に『経験者は語る』的なことも含めたものでも書いておく。

 

有馬記念のファン投票の際JRAオリジナルカレンダーにも応募はしたのだが、昨年投票した際落選した経験もあるので今年も保険としてオフィシャルのJRAカレンダーを購入。その送料無料の特典にありつくべくLサイズのアイドルホース1頭を入厩させた。それは誰かというと・・・

 

 

 

 

 

 

『イクちゃん』ことイクイノックスのLサイズなのだ!

 

やってきてほぼ毎日のように

『ジャ~ンボジャンボジャンボ! ジャ~ンボジャンボジャンボ!』

と口ずさんでハグしており、『ジャンボイクちゃん』と呼ぶようにしている。

 

ちなみに同居の弟は『デブ馬ちゃん』と呼ぶため、

『デブじゃないぞジャンボだぞ~』

と返している。

 

とにかく、ハグするたびにやさしい肌ざわりと柔らかさなので寝る時が楽しみなのである・・・