何か倦怠感しか残っていないほど加齢による弱り方…変な心身症に襲われないことを祈るしか…
この記事を書いている時点で個人的にもろもろ多忙なこともあり予想理由を書くにしても香港の4鞍以外は『本命馬+α』の範囲にとどめておく。
その1 カペラステークス
2008年にそれまでフェブラリーステークスのステップ競走として行われていた同距離条件の『ガーネットステークス』を2歳牝馬重賞のフェアリーステークスと時期を交換する形で廃止した上再構築措置。創設2年目にJpnⅢ扱いがGⅢ格付けになる異例の国際競走前倒し措置も受けた。
盛り上げ方の問題とNARにおける認定ダートグレード競走であること、さらには施行時期が近い兵庫ゴールドトロフィーとの調整もあるので事務折衝と日本グレード格付け管理委員会での手続きの必要があると思われるが、日本ダービー当日の最終レースに目黒記念が組まれることに倣いこのレースを有馬記念当日の最終レースにすればグランプリ後の大舞台として地方所属馬が参戦しやすくなるのではと踏むが…(ゾウたん的観測)
能書きが長い
ワンターン巧者の⑪チカッパの軸不動とみてグリグリの本命にする。前走佐賀でのJBCスプリントは『一周競馬』に泣かされたのと1400mで脆さが出てしまった印象で『ワンターンの1200m』という意味では芝スタートでも関係なく適性で乗り切れるとみる。
なお、地方所属の身で出走の③リベイクフルシティには、『NAR認定のダートグレード競走』の趣旨にのっとって勇敢に出走を果たしてくれたものと感謝して複勝妙味で狙う意味から★を打つ。
⦿⑪チカッパ
○⑧インビンジブルパパ
▲⑭サンライズアムール
△⑥ガビーズシスター、⑬スズカコテキタイ、⑮テイエムトッキュウ
★③リベイクフルシティ
その2 阪神ジュベナイルフィリーズ
1949年に関西所属馬の3歳王座決定戦として創設された『阪神3歳ステークス』が起源。その当時から『名優輩出の一戦』と呼ばれることが多かったが1991年に当時の3歳王座決定戦が牡馬・牝馬に分割されることに伴い3歳牝馬限定戦の『阪神3歳牝馬ステークス』に変更。2001年の馬齢表記の国際化に合わせ現重賞名となる。
これはゾウたん的観測ではあるが、JRAが実施に消極的な『1日に複数GⅠ級競走の実施』を定着させるテコとして、このレースと翌週の朝日杯フューチュリティステークスを同一日に施行する2歳マイル重賞の集中開催を『ユースグランプリデー』という形で阪神競馬場で定例開催すれば売り上げは確実に増えると思うし、ファンにくすぶる古馬短距離チャンピオン決定戦として阪神カップのGⅠ昇格が容易になるのではと思う。
意欲の日本挑戦になった⑰メイデイレディに本命を打つ。使った距離が1600~1700mに集中し連を外していない。前走デルマーで2着ではあるがここでの勝利で米国の3歳芝路線の主役まで見据えた可能性が高そうとみて本命でよさそう⑩ブラウンラチェットを本命にできないことはないのだがパフォーマンス不足のところがあり対抗まで。
◎⑰メイデイレディ
○⑩ブラウンラチェット
▲⑦ミストレス
△③ダンツエラン、⑨ショウナンザナドゥ、⑪クリノメイ、⑯スリールミニョン
その3 香港国際競走
香港が英国領だった1994年、香港ジョッキークラブがシャティン競馬場を舞台に行う国際競走として創設。暦年における世界の国際交流(招待)競走の大トリを飾る。スポンサーは2012年からジャパンカップでもスポンサーを務めるロンジン社が務めているが創設期から2011年まではキャセイパシフィック航空がスポンサーを務めた。
現在は1200mで行われているスプリントは、2005年までは1000mで行われていた。
比較的日本調教馬との相性が良く、同一日の複数制覇、連覇、親子制覇、日本馬だけで3連覇と記録に暇がない。
実は今年、日本調教馬を狙いから外すことを『非国民馬券』と呼ぶことを知り面食らった。幸い予想してみてそのようなことはなかったものの、予想家界隈全体の傾向がそのようなワードを生んでしまうことに競馬記者が気付いてほしいのはある。そのワードで揶揄されるのが誤解ならその理由を詳細に示さないとだめだと思う。
御託を並べてしまったが、ここは予想理由を抜いた形で印だけで済ませることにしたい。
シャティン第4レース 香港ヴァーズ
◎⑤イレジン
○④ドバイオナー
▲⑪カーインジェネレーション
△①ウィズアウトアファイト、⑬ステレンボッシュ
シャティン第5レース 香港スプリント
◎⑦スターラスト
○①カーインライジング
▲⑫ヘリオスエクスプレス
☆②カリフォルニアスパングル
△③ルガル、⑧トウシンマカオ、⑨サトノレーヴ
シャティン第7レース 香港マイル
◎⑬ラザット
○④ビューティーエターナル
▲①ソウルラッシュ
△②ヴォイッジバブル、⑦ドックランズ、⑨レッドライオン、⑫ジャンタルマンタル
シャティン第8レース 香港カップ
⦿①ロマンチックウォリアー
○⑨リバティアイランド
▲⑪ウイングスパン
☆⑤カリフ
△②スピリットダンサー、④タスティエーラ
その4 ウインターチャンピオン
2018年に佐賀競馬の番組改編で『佐賀所属馬による3歳以上の短距離重賞』として新設。2021年に施行時期の移動があり従前の2月と改編後の12月の2回実施。
これもゾウたん的観測だが、同じ1400mで施行する意味では、ダートグレード競走である夏のサマーチャンピオンと双璧をなす重賞だと思っている。
佐賀オータムスプリントの上位2頭がここは中心。着順の安定傾向から④テイエムフォンテ本命→⑥ロードミッドナイト対抗で上位を組む。サマーチャンピオン5着からJBCスプリントでJRA勢の壁に跳ね返された③テイエムフェローもいるが軽視できないまでの☆にとどめておく。
◎④テイエムフォンテ
○⑥ロードミッドナイト
▲⑧ダイリンウルフ
☆③テイエムフェロー
△①トゥールリー、⑪オールスマート
もうブラックなことしか書きたくない気分。
だんだんエア予想書いてて『寄る年波に勝てない』のを実感するようになってきた。現行1本書けば眠くなり疲れる一方。次第に買い目まで書くのも無理しているだけに思うようになってきた。何か、らいねんはこのブログでのエア予想の執筆に一つの節目がやってくるのかと思うと肩の荷が下りるのか寂しくなるだけかわからなくなってくる予感…もう年齢的には高齢者に向かって歩を進めるだけになってしまったので節目になるイベントでもほしいところ。一度土日の競馬視聴を完全オフにしてリフレッシュしたいものだ…