1989年に当時の南関東三冠(羽田盃・東京ダービー・東京王冠賞。厳密には浦和の桜花賞まで勝っているため四冠説も)を達成したロジータの偉業をたたえ2000mで1990創設。現在の2100mになったのは1998年。2004年からは2着までにクイーン賞への優先出走権が、2014年からは南関東所属馬であれば優勝により東京シンデレラマイルへの優先出走権が付与される。南関東の競馬にとっても牡馬牝馬通して今年最後の3歳限定重賞。

実際問題、春の牝馬三冠路線で桜花賞(浦和)あるいは東京プリンセス賞(大井)で一冠または二冠にこぎつけ関東オークスでJRA勢の壁に屈し秋のこのレースで変則の二冠・三冠なんて馬がかなり誕生している。

昨年まで『3歳秋のチャンピオンシップ』が行われていたことや『ロジータふたたび』の趣旨でGRANDAME-JAPANの誕生に至ったことをふまえた場合、『3歳牝馬ダート三冠』路線が整備されるか何かのタイミングでこのレースの地方全国交流化に着手する必要があるのではと考える(ゾウたん的観測)。

 

 

能書きが長い

 

 

私がこのブログでエア予想を書くようになって『戦績のしらみつぶし』をやるようになったきっかけがこのレース。今年は南関東での牝馬三冠の時期に他地区に所属していた馬がやたらといたのでしらみつぶしも例年以上に一苦労。地方交流だからこれで済んではいるもののこれが『地方全国交流』にまでなってしまったらしらみつぶしも根底から設計やり直し。あ~ぁ疲れてしまった。

そんなこんなで出走全馬の成績を『南関東』と『他地区』に分割。南関東分に関してはトライアル競走であるサルビアカップまで含める形にした。さらに今回は全馬の『デビュー地』を盛り込んだ。

 

 

しらみつぶしやってみても切るに切れない馬だらけ。想像以上の激戦区とゾウたん的には読む。

普通に考えれば春の三冠での実績に重きを置くが『変則二冠』達成の権利がある2頭(⑬プリンセスアリー、⑪フェルディナンド)がどうも戦績的にぱっとしない印象しかない。それぞれの一冠に敬意を表して押さえの1番手同格にはするが関東オークス上位の経歴がある2頭の印を重くする形にして⑦ミスカッレーラ本命→⑫グラインドアウト対抗の上位序列にする。他地区在籍時崩れが少なかった⑤リケアマロンを単穴。押さえ2番手はサルビアカップを勝った⑧シトラルテミニと②ポルラノーチェ、③ニジイロハーピー、⑥エレノーラまでを同格で扱う。

 

◎⑦ミスカッレーラ

○⑫グラインドアウト

▲⑤リケアマロン

△1⑪フェルディナンド、⑬プリンセスアリー

△2②ポルラノーチェ、③ニジイロハーピー、⑥エレノーラ、⑧シトラルテミニ

 

『何頭に印を打てばいいんだ!』とお怒りになる方もいるかもしれないがそれだけ買い目を組み立てるのに困る印。書かないものの『ワイドおじさん』として買い目を組むなら順張りで◎○▲-印の全馬に流す形、逆張りなら頭は変則二冠達成とみて△1の2頭から印の全馬に流す形の2枚持ちにしないと…実にコストのかかるこのレースだ…