2024年のJBCがデー終わった。

GⅠ級未踏の佐賀で3歳以上の3競走が行われただけあって終わった後とか現地の抜け殻色は想像に難くない。来年3歳以上の3競走は船橋。レディスクラシックとクラシックが同じ1800mだったり前にも書いたが昨年までのスーパースプリントシリーズの条件でスプリントやったり…探せば言いたいことは出てくるかもしれないがここでは書かず見つかったら書いておきたい。あとで今年の佐賀での開催分に関して気になったことがあったのでそっちを最後の報に書いておく。

 

振り返る重賞の着順チェックもあるので今回も予想理由は本命馬だけ書く。

 

 

その1 ハイセイコー記念

 

前身は1968年に南関東限定馬のサラ系3歳重賞として創設された『青雲賞』。第5回の青雲賞を勝ったハイセイコーが無敗のまま中央競馬に移籍し皐月賞馬に輝きのちに宝塚記念も勝ち顕彰馬に選出(1984年) されたのを記念し2001年から現重賞に改題。

2020年からの未来優駿シリーズに定着する前は2009年と2011年の2回に指定。現在は全日本2歳優駿への出走権(1着馬)のトライアル競走の一角を担う。

 

デビューから3連勝を狙う4頭で印上位形成。その中から御神本騎手に手が変わる⑧ニホンダイラを鞍上妙味プラスして本命。

 

◎⑧ニホンダイラ

○④スキャロップ

▲⑨ヴァンディヴェール

☆⑪スマイルマンボ

△⑥シナノクーパー

 

 

その2 道営スプリント

 

2006年に旭川競馬場のダート1000mで開設。2009年から現在の門別1200mに固定。ホッカイドウ競馬における古馬の二大ファイナル重賞の一角(もう一つは7日の道営記念)を担い、2021年スタートのカウントアップチャレンジのスプリントカテゴリーでは最終戦にあたる。

 

3歳世代でこの距離条件で実績あるストリームが楠賞を選択しこの条件では新ヒーロー探しに徹したほうが無難か。

門別再転入後(3.1.1.0)と走る②デステージョが本命。高知のような一周競馬よりもかえって門別のワンターンのほうが適条件になってきた可能性が高い。強い⑩スペシャルエックスの逆転まで期待したい。

 

◎②デステージョ

○⑥ドリームビリーバー

▲⑤スティールペガサス

☆⑩スペシャルエックス

△⑦クーファアチャラ、⑧ドウドウキリシマ

 

 

 

 

忘れないうちにこの3連休中に取り組んだエア予想に関しても振り返っておくが、今回は2つの『ビックイベント』とそうでないほうに分けて振り返っていくことにして今回は『ビックイベントではないほう』を振り返る。『ビックイベント』とはアメリカのブリーダーズカップデーと佐賀・門別のJBC競走、そしてJBC競走当日の佐賀の重賞と今回は定義づけたい。

なお、当初おまけに位置づけていた土佐秋月賞についてもここでは同格として扱う。

 

 

その1 京王杯2歳ステークス

 

◎⑬レモンバーム(3番人気)→12着

○エイシンワンド(2番人気)→8着

▲バニーラピット(10番人気)→7着

 

 

その2 ファンタジーステークス

 

◎カワキタマナレア(1番人気)→5着

 

 

その3 アルゼンチン共和国杯

 

◎ショウナンバシット(4番人気)→14着

○マイネルウィルトス(5番人気)→9着

▲クロミナンス(1番人気)→2着

△ハヤヤッコ(10番人気)→1着

 

 

その4 みやこステークス

 

◎オメガギネス(1番人気)→10着

○ミトノオー(4番人気)→14着(ブービー)

▲サンライズジパング(3番人気)→1着

☆アウトレンジ(11番人気)→2着

△デリカダ(10番人気)→7着

△プロミストウォリア(6番人気)→15着(シンガリ)

 

 

その5 北國王冠

 

◎ブラックバトラー(3番人気)→3着

○サンビュート(6番人気)→4着

▲ケイアイパープル(1番人気)→2着

△カイル(4番人気)→6着

△グリードパルフェ(5番人気)→8着

 

 

その6 プリンセスカップ

 

◎リコーシュペル(2番人気)→3着

○エイシンナデシコ(1番人気)→1着

▲ブルードプリュス(7番人気)→9着

△ハッピータレイア(5番人気)→5着

△ラポジート(6番人気)→6着

△サンカリプソ(11番人気)→11番人気

 

 

その7 ばんえい菊花賞

 

◎ホクセイハリアー(3番人気)→2着

○ライジンサン(4番人気)→4着

▲ミチシオ(1番人気)→3着

☆スマイルカナ(2番人気)→1着

△フレイムファースト(8番人気)→7着

△ウルトラコタロウ(7番人気)→5着

 

 

その8 土佐秋月賞

(当初はおまけ)

 

⦿シンメデージー(1番人気)→1着

○サノノスピード(2番人気)→3着

☆カレンメラメーラ(3番人気)→5着

 

 

ここまで予想した重賞に関してはあえて書くこともない。アルゼンチン共和国杯のハヤヤッコの件で馬ぬいが懸念材料をしめしたことは前に書いてしまったのでここでは記憶に新しい佐賀でのJBC競走に関して感想なんぞ書いておこう。そっちのほうの着順振り返りは11月7日の重賞を振り返る際にまとめておく。

 

 

『GⅠ級競走未踏の地』佐賀での開催だけあってメインイベントでの川田騎手の勝利で大団円になり、他の2競走他の重賞も加わって総じてものすごく面白かったのが率直な感想。そんな中でゾウたん的感触としては唯一トホホだったものがありJpnⅠ3鞍で流れたファンファーレである。正直な話、50周年の際に結成された『うまてなしファンファーレ隊』の復活にかけていた部分もあったがまさかの事前録音したファンファーレが使用される事態…これだけはどう考えても物足りないの一言。演奏者確保できなかったのは悔いが残るとしか思えない。

 

次回佐賀で開催されることになった際はレースアナウンサー養成講座の受講生から登用された東原洋平アナやJRAの競馬場での実況数を増やしている藤原菜々花アナが重賞競走まで任され大舞台を実況している可能性まで考えられるだけに、そこまでに『生ファンファーレ』へのこだわりが出せるかが課題になってくるのではと思っている。