私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
10月6日終了時点のデータがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から!
- 東京・・・249,030円(第10レース『グリーンチャンネルカップ』・米田元気アナ)
- 京都・・・1,419,720円(第11レース『京都大賞典』・中野雷太アナ)
- 新潟・・・156,930円(第7レース・小林雅巳アナ)
取締役就任もあって久しく出ていなかった中野アナにホームランが出た。これが完全に後述するWIN5の飛距離でのジャンプアップの大原動力に。中野アナは第3位にもランクインし、低迷を続ける本塁打争いでの反撃ののろしになる可能性は大である。でも、局の現状として採用活動を行っても競馬実況に従事する見込みの新人アナウンサーの入社に至っておらず、中野アナ自身が執行役員(取締役)と局アナ業務を兼務せざるを得ない状態が続いているのもあり、この先の実況数が増えない限り飛距離の低迷脱出が厳しくなる可能性も…
ではリーディング争いのほうは…
前述の中野アナのホームランにもかかわらず飛距離はのランキングがは動かなかった。
本塁打も同様で、中野アナは2本に乗せてはいるものの順位算出のアナウンサーの中では最下位のまま。
万馬券打率に動きがあり、小林アナが東京中盤3鞍実況の山本直アナと入れ替わる形で第2位に浮上。京都前半実況の三浦拓実アナが第6位に順位後退となった。
順位算出対象アナウンサーに絞った形でこの日時点のランキングの状況を整理すると…
- 万馬券打率は小塚歩アナが首位でこれを小林アナと直アナが追う。
- 飛距離は平均が小塚アナが首位で万馬券1打席あたりが直也アナで第2位はその逆とねじれた状態。これを米田元気アナが両部門とも第3位で追う。
- 本塁打は三浦拓実アナが唯一の2ケタに乗せ単独首位。これを小塚アナが追い、さらに第3位で直也アナ・檜川彰人アナ・米田アナの3人が追う。
ちなみにこの日東京序盤の3鞍を実況した参考記録の藤原菜々花アナは、万馬券打率が三浦アナに続く第7位相当、飛距離は2部門とも双方の首位からさらに上、本塁打は最下位の中野雷太アナに並んだポジションか。
続いてWIN5!
この日は468,365,660円の場外ホームラン的な決着となり、最下位に低迷していた中野アナが2000万円までをも超え第2位まで一気にジャンプアップした。その流れで小林アナが一気に3000万円を突破し首位に立った。米田アナも第5位とランキング的には小幅の順位上昇にはなったが1000万円を超えてきた。
この日時点の状況を整理すると…
トップ3が一気に動き、首位は小林アナ。第2位には大逆転で中野アナが躍り出て、それまで首位だった三浦アナが第3位に後退。1000万円を超えるアナウンサーは6人に増え、ここにきて大関隼アナに一人負けのムードが漂ってきた。
この結果をもとに、10月12~14日の3日間開催における個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
10月12日(土)
京都1R~6R→三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。
京都7R~12R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。1番人気から穴馬4頭に馬単1着流しで。マルチも可。
新潟1R~6R→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。穴馬4頭の馬単BOXで。
新潟7R~12R→米田元気アナ→打率は弱含みだが飛距離は順調。上位人気から1頭と穴馬3頭を絡めた3連複BOXで。
10月13日(日)
東京1R~6R→大関隼アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気3頭の馬単BOXをガミらない程度に。
東京7R~12R(東京ハイジャンプとWIN5対象2レースを含む)→山本直アナ→打率は平均的だが飛距離が弱含み。穴馬1頭から上位人気3頭に馬連ワイドで流して。
京都1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気5頭の3連複BOXで。
京都7R~12R(秋華賞をはじめWIN5対象3レースを含む)→三浦拓実アナ→打率も飛距離も平均的。上位人気2頭と穴馬3頭をお好みの馬単フォーメーションで。
10月14日(月・スポーツの日)
東京1R~6R→山本直アナ→打率は平均的だが飛距離が弱含み。人気サイド2頭と中間人気2頭を絡めた馬単BOXで。
東京7R~12R(府中牝馬ステークスほかWIN5対象3レースを含む)→小塚歩アナ→打率も飛距離も絶好調。人気薄4頭の馬連ワイドのBOXで。
新潟1R~6R→米田元気アナ→打率は弱含みだが飛距離は順調。穴馬2頭と人気薄2頭をお好みの馬単フォーメーションで。
新潟7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。人気薄3頭と穴馬2頭を絡めた3連複BOXで。
3日間開催のうち、9月15・16の両日にWIN5の発売があるのでその対象レースの実況アナと馬券戦術も書くが、今回は速やかな原稿作成の観点からWIN5の飛距離・平均飛距離・万馬券打率のランキングからみた狙い方に関しては記述を見合わせる。
まずは各発売日の実況アナの組み合わせと競走条件からみたポイントから。
10月13日(日)
東京10R・11R→山本直アナ
京都9R・10R・11R(秋華賞)→三浦拓実アナ
第7位の直アナと第3位の三浦アナという割と正反対な2人の組み合わせで、この日の競走条件は次のとおり。
- 2歳オープン→3勝クラス→ 3勝クラス→リステッド→GⅠ
- 芝1400m→ダート1400m→ダート1800m→芝2000m→芝2000m
- 別定戦→定量戦→ハンデ戦→別定戦→馬齢重賞戦
2歳のオープン特別で幕が開きグレード的にせり上がる形。中ほど2戦を芝で挟んだ形で真ん中のハンデ戦が難関になる可能性あり。ただ、今回の億超えの後だけに堅く収斂するするリスクに注意が必要になりそう。
10月14日(月・スポーツの日)
東京9R・10R・11R(府中牝馬ステークス)→小塚歩アナ
新潟10R・11R→山本直也アナ
第6位の小塚アナと第4位の直也アナと勢いが落ちてきそうな2人の組み合わせで、この日の競走条件は次のとおり。
- 2歳1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→リステッド→GⅡ
- ダート1600m→ダート1800m→芝1400m→芝1400m→芝1800m
- 馬齢重賞戦→定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→別定戦
WIN5の発売においては珍しい『東日本縛り』。こちらは2歳1勝クラスに始まりメインに入って跳ねるようなグレード的流れ。序盤はダート→中盤以降が芝と棲み分けられた形。ハンデ戦が2戦あり3~4戦目が難解になれば狙いに詰まる可能性も考えたほうがよさそう。
そして2日間共通の…
紙面の印と調教内容や前走のパドックを加味した狙いは、『過去2走以上連続して馬体にハリの出た馬の◎は確実に狙う』『過去3走以内で一度でもカリカリした面を見せた牝馬の○は狙うか否かは慎重に』『▲と△は馬なりに追って順調な馬の中から』といったように馬体からの逆張りと調教からの順張りを組み合わせた狙い方がポイントの可能性。必要に応じて穴目の予想に徹しやすい記者・トラックマンの○か▲をヒントにした順張りが必要かもしれない。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。