職場の週休日には昼寝するのが習慣になっているが競馬を見ていると昼寝するいとまがほとんどない。予想の執筆とか3連単ダービーのデータ入力など大半が座り作業になるのでふくらはぎがパンパンになったり腰痛や肩こりだったり視神経に疲労が走ったり…体力的なガタも来たのかこれまでのようにスイスイブログの筆が進むようなことは減ってきた。もう、エア予想ですら書く内容を切り詰める範囲で簡略化しないことにはヒステリーが先走って何も手を付けられなくなってしまう。

 

そんなわけで、今回は迅速な原稿作成の観点もあり凱旋門賞以外は試験的に印の上位馬だけ予想理由を書く形にする。

 

 

その1 京都大賞典

※予想理由は本命馬だけ

 

前身は1966年創設の『ハリウッドターフクラブ賞』。創設当初の3200mから翌年に2400mに距離短縮。現重賞名になったのは1974年。1994年に阪神競馬場に過去設定された2500mで行われたことはあるものの(優勝馬:マーベラスクラウン)あまり距離条件が動くことはなく2400mの重賞としては伝統を誇る一戦でもある。

馬番連勝式馬券が正式に発売開始された1991年、メジロマックイーンが始動戦に選択するも頭数条件に満たず馬連の発売がなくなった中快勝劇を見せるなど往年のGⅠホースの再起動になることは結構多い。

 

能力的に大外に回ったが⑪ブローザホーンで本命は仕方なさそう。前走宝塚記念でGⅠ初制覇しているが2400m以上を使った方が着順に安定味があり京都2400m自体今年の日経新春杯を勝って実績あり。完全に京都の坂超えがコミットしている可能性が十分強く負けられない一戦に。

 

 

 

その2 毎日王冠

※予想理由は対抗馬まで

 

1950年に芝2500mによる『勝ち抜き方式』の重賞として創設。1955年に勝ち抜き方式が廃止され1959年から2300m→1962年から2000mへの距離変更を経て天皇賞(秋)の距離短縮に伴い1984年から1800mに短縮。

秋のGⅠの古馬マイル~中距離路線の最後の前哨戦の一環であるゆえに有力馬が集まりやすいことから『スーパーGⅡ』の異名をとる。ファンの間に根強く残る『1800mのGⅠ構想』が実現するようなことでもあればこのレースの昇格が筆頭なのではと思われる【ゾウたん的観測】。

 

今年と去年のラジオNIKKEI賞覇者が8枠に同居。1800mなら安定感を増す感のある今年の覇者⑬オフトレイルが本命→1800mではムラが出ているが小倉での中京記念3着でスペシャリストの片鱗を取り戻しつつある⑭エルトンバローズを対抗に波乱含みまで視野に入れたい。

 

 

 

その3 ネクストスター盛岡

※予想理由は対抗馬まで

 

ここは門別デビュー組が上位形成と考える。前走でオープン格の一般戦を使った2頭が該当。その際と力関係が入れ替わると踏んで⑪ラヴェイ本命→④サンカリプソ対抗の上位で。

 

◎⑪ラヴェイ

○④サンカリプソ

▲①ラボジート

△⑩ポマイカイ、⑫サウザンドマイル

 

 

その4 凱旋門賞

 

1920年に第一次世界大戦後のフランス競馬再興を旗印に創設。毎年10月第1日曜日に開催が固定。国際競馬統括機関連連盟が公表する『世界のトップ100GⅠレース』では常に常に最上位に評価される『世界の競馬の最高峰』の一戦でもある。

繁殖能力の判定の意味で『せん馬が出走できない』という意味では世界各国のダービー並みのポジションに位置付けられている【ゾウたん的観測】。

 

牡馬換算のレーティングで強い牝馬がいるので本命にはそっちをということで⑧マルキーズドゥセヴィニエでいく。レーティングが現地発表で117ポンドで牡馬換算で121ポンド。1ポンド上に⑦ブルーストッキングがいるため全メンバーでは実質第2位相当ではあるがイスパーン賞からGⅠ3連勝中の勢いが本命印を打つのにふさわしい。過去4走で2400mを使った形跡がないのは気になるが勢いに任せて克服まであるとみたい。

対抗こそ牡馬から探すが③ファンタスティックムーンにする。現地発表が120ポンドになるが前走GⅠのバーデン大賞勝ち。前走での2400mのGⅠ勝利が大きいとみる。

単穴に⑬ソジー。フランスダービー3着から進んだパリ大賞を勝ち前哨戦のニエル賞にも勝利。119ポンドと落ちるのは気になるが3頭出しのファーブル厩舎内ではこの馬の実力が上との評もあり単穴より下には落とせない。

そのフランスダービーに勝利した⑨ルックドゥヴェガに注意の意味での☆を打つ。ニエル賞をソジーの3着と落としているがダービーまでの無敗もありただで終わることにはならない可能性が濃厚とみたい。

押さえは④アルリファー、⑦ブルーストッキング、⑭ロスアンゼルスまで。

 

◎⑧マルキーズドゥセヴィニエ

○③ファンタスティックムーン

▲⑬ソジー

☆⑨ルックドゥヴェガ

△④アルリファー、⑦ブルーストッキング、⑭ロスアンゼルス

 

⑩シンエンペラーも応援したい気持ちはやまやまだが日本国内での実績を額面通りに照らすと『・・・』も考えられるのと『お金と気持ちは別』という観点もあり印は打てない…

 

 

あと、残った佐賀の重賞も本命馬と多頭数になるが注目印に☆を打って書く形で。

 

佐賀第6レース カペラ賞

◎⑦シスアール

☆①ポリスヴィークル、②ウルトラピース、③ルテル、⑧メモリーメイラード

 

 

寄る年波に勝てないどころか夏の疲れだここでは言えない何かもあってメンタルがバグり心身ともに休養できない状態が続いている。心の悲鳴に逆らえなくなったこともあり今回から本命印の馬だけ予想理由を書くのを絞る形をやってみたがこれはこれで悪くないかも。これで競馬中継視聴中に起こる眠気にも対応できるとは思っているのだが…

 

それにしても凱旋門賞であまりワクワクできにくくなり逆に11月のブリーダーズカップデーのほうがワクワクしやすくなったのは…日本調教馬が毎年参戦する副作用にでもなったのかな?