涼しくなって夏バテから脱出できるのは決定的だがエア予想上の予想理由まで書くとなるとまだ本調子ではなくGⅠレース以外は書こうとすると脳疲労が起きやすくなっている症状も残っている。このため今年一杯の予定でGⅠ、JpnⅠ、J・GⅠ、BG1以外のレースに関しては本命馬だけ予想理由を書くか全く書かない可能性もあることをご了承願いたい。

そんなわけで今回はしらみつぶしを行ったばんえい重賞で印の全馬の予想理由を書く形をとり、JRA重賞は本命馬だけ理由を書く。

 

 

その1 神戸新聞杯

 

1953年に旧4歳馬のハンデキャップ重賞『神戸盃』として創設。1972年から現重賞名に。1991年に菊花賞の指定オープン競走となりトライアル競走の整備に伴い1995年にトライアル競走の副題がつく。阪神競馬場の外回りコースの整備もあって2003年の馬齢重賞戦移行と同時に2400mに距離延長。長年にわたり菊花賞トライアルに君臨しているが2000年の京都新聞杯の5月移設もあって関西圏における唯一の菊花賞トライアルとなっている。

寄贈賞を提供する神戸新聞社の傘下には『阪神タイガース命』のデイリースポーツとそのさらに特別版にあたる馬サブローを抱えており競馬に強い印象がある。デイリーの競馬記者と馬サブローのトラックマンにとっては親会社の社杯でもあり顔を立てるという意味でも失敗できない予想を求められそう(そこ?)

 

『2200mの重賞実績』のある①ジューンテイクを本命に。4走前の阪神のすみれステークスも2着に入っており2200mであれば堅実な面が強いと考えたい。

 

 

 

その2 オールカマー

 

1955年に2000mのハンデキャップ重賞として創設されるが、1986年に当時としては数少ない『地方競馬招待競走』としてジャパンカップにおける地方所属馬代表の輩出・選考に寄与。指定交流競走の確立もあって1995年に地方所属馬の招待制を廃止し外国産馬も出走可能な形に条件を改変。2014年から優勝馬に与え与えられる天皇賞(秋)の優先出走権をかけた一戦に。

これはゾウたん的印象だが『ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス』や『報知杯弥生賞ディープインパクト記念』のように『産経賞オールカマー』の形で正式名称で呼びたいレースに位置付けられる。

 

シュタルケ騎手を擁した⑦ヤマニンサンパを本命指名。④レーベンスティールにセントライト記念制覇から前評判の強さがあるようだが守備範囲を2000mに変えてきた可能性があり『危険な本命馬』として対抗に落とし⑦が逆転可能と考えたい。

 

 

 

その3 銀河賞

 

1973年から1992年まで行われていた『全国公営競馬主催者協議会会長賞』を出走条件を継承し1993年に改題する形で新設。北見から帯広に移設された当初は年末年始に行われていたが2007年度の天馬賞の新設もあって9月に移設。

ばんえい競馬独自路線である4歳三冠路線の第2ラウンド。ばんえい重賞のグレード的にはBG3の柏林賞→BG2のこのレース→BG1の天馬賞というステップを踏むことになる。

 

ばんえい重賞予想時恒例のしらみつぶし。昨年同様2歳世代時の重賞~3歳限定重賞~柏林賞までの主要な重賞での着順をチェック。

 

 

結果、ばんえいダービーから対象重賞機会連勝中をふまえ②タカラキングダムを本命指名する。3着以内から崩れていない⑥マルホンリョウユウ対抗→3歳の三冠全部2着に甘んじた③ホクセイタイヨウ単穴の序列。柏林賞2着の⑤クリスタルゴーストは世代逆転戴冠の可能性を重く取り☆。⑧ジェイヒーロー→⑨アシュラダイマオーが押さえ。

 

◎②タカラキングダム

○⑥マルホンリョウユウ

▲③ホクセイタイヨウ

☆⑤クリスタルゴースト

△⑧ジェイヒーロー、⑨アシュラダイマオー

 

ここはオッズパークLOTOの狙いとしては②③⑥の3頭。金額配分できる場合は②の入った買い目を厚めというところか。

 

 

 

最後に、水沢の重賞についても本命馬と注目印に☆を打つ形で記載しておきたい。

 

水沢第12レース オータムティアラ

◎⑪コモリリーガル

☆②リケアマロン、⑧コンバットスプーン

 

 

 

あと、忘れないうちに金曜日までに取り組んだエア予想の着順もチェックしておこう。この間失念してすっぽかし痛い思いもしてしまったので。

 

その1 テレ玉杯オーバルスプリント

 

◎スレイマン(1番人気)→2着

○テーオーステルス(2番人気)→5着

▲イーグルノワール(6番人気)→4着

☆シーサーベント(3番人気)→6着(ブービー)

△スマイルウィ(5番人気)→1着

△サンライズホーク(4番人気)→3着

 

 

その2 園田チャレンジカップ

 

◎アドワン(8番人気)→2着

○カレンロマチェンコ(1番人気)→11着(ブービー)

▲ベイビーボス(2番人気)→8着

☆ハナブサ(5番人気)→12着

△イモータルスモーク(7番人気)→1着

△テーオーターナー(9番人気)→5着

△ナムラタタ(3番人気)→9着

 

 

何か、書いていくうちに予想に取り組むよりは沿革や協賛賞の提供社など◎○▲△まで書くレースに関する前能書きを考えるほうが先走るようになっている。前にもシェアしたかもしれないが『前能書き』を書くきっかけというかヒントは三浦拓実アナが特別レースを実況するようになって始めた『レース名にからむ口上』の取り組み。エア予想のブログ書くにあたって前能書きを書く喜びを味わうきっかけを作った三浦アナに感謝すべく、本人が日経電子版の『競馬実況アナ日記』に綴ったコンセプト(有料会員外でも読める内容)でもまたシェアしておこうかと思う。