何かここにきて競馬解説者の大半がJBCを目指す一戦だと言っているのが大井と門別。よりによって9月に個人的注目で取り組む2鞍がそれである。でも今年の佐賀の小回りコースを考えた場合JBCへの直結か否かは別にして考えたうえでその2競走は見たほうが私の精神衛生上楽な予感がする(ガチな話その界隈から『何言ってんの?』とツッコまれ炎上しても別に構わない)。

 

 

その1 園田プリンセスカップ

 

1999年に阪神ジュベナイルフィリーズの西日本地区のトライアル競走として創設。重賞格上げは2005年。翌2006年に姫路に移して『姫路プリンセスカップ』と一回きりで行われたがその際以外は園田に固定。2010年からグランダム・ジャパン2歳シーズンの開幕戦を担う。

 

◎⑦リオンダリーナ

○④ミニフィーユ

▲⑪ヴィルミーキスミー

△①リヴェルベロ、③ラブミールイス

 

 

その2 東京記念

 

1964年に開催された東京オリンピックを記念し行われた『東京オリンピック記念』を源流に一貫して2400m重賞の道を歩む。大井競馬の場合、このレースと2600mの金盃が向正面発走の『一周半競馬』の長距離重賞。ジャパンカップの地方所属馬代表決定戦だった時期もあった。JBCクラシックの選考競走の役割も現在は担うが今年から南関東グレードのSⅡ降格の憂き目に遭う。

 

◎②ラッキードリーム

○⑧ランリョウオー

▲①ナッジ

△③カイル、⑤デスティネ、⑦ウラノメトリア

 

 

その3 ウポポイオータムスプリント

 

2020年にホッカイドウ競馬の短距離王決定戦である道営スプリントのトライアル競走として創設されたが現在はJBCスプリントの指定競走になっている。『ウポポイ』とはアイヌ語で『大勢で歌うこと』の意味で開設された年に北海道白老町にオープンした『民族共生象徴空間』の名称でもあるが、競馬のレース名にアイヌ語がつかわれるのはおそらくこのレースだけではとゾウたん的推測。ゆくゆくはJRAの夏の札幌競馬あたりに『ウポポイステークス』なんて3勝クラスあたりのレース名に登場しないか期待してしまう(道産子なもので)。

 

◎⑨ドウドウキリシマ

○⑩ストリーム

▲③ジャスパーメジャー

△①ドリームビリーバー、④シュロス、⑥スティールペガサス

 

 

何か、地方競馬推しの解説者あたりがJBC競走に向けて『煽る』ような印象しかここ最近感じておらず、その界隈に向かって『今年の開催場はどこだっけ?』ってツッコんでやろうかと企んでしまう。それにしても『JBC指定競走』ってどうも多すぎる予感しかゾウたん的にはしない。メンタル的な不調回避のためにはそういう『路線観点』を排除してレースが見たいと思っているのが今の常。

あと、おまけを言ってしまうが、ここ最近、大井競馬をみても東京トゥインクルファンファーレの登場が鼻についているようで実感が奪われつつあり、それくらいだったら川崎競馬のロジータブラスのほうがまだ見やすいほうで、今競馬初心者あたりに『南関東でオススメの競馬場は?』って聞かれたら川崎と即答するのは確実だということもここにメモ的になるが控えておきたい。