東日本における秋華賞への優先出走権をかけたレースが枯渇したことに伴い2000年に世代牝馬限定のオープン特別で開設。2016にGⅢの重賞への昇格を経たのち競走内容と出走馬が秋華賞本番で好走しやすくなったこともあり2023年からGⅡに昇格。優先出走権はオープン特別時代は2着まで、重賞昇格後は3着までに拡大されている。オープン特別時代に新潟で行われたことはあったものの重賞昇格後は中山で固定。

 

 

オークス出走組を印上位に置く。

本命は①ミアネーロ。中山巧者だが勝った2勝は1800mの『一周競馬』。2000mは初経験になるが一周競馬への適性をここは買いたい。

対抗は⑩ホーエリート。2000mの実績に乏しいがすべて東京。フラワーカップ以来の中山になるが1800mであれば複勝圏内を外さない傾向がありその流れで重賞制覇まで見据えてきた可能性を勝負気配と考えたい。

単穴は⑪ボンドガール。休み明けのニュージーランドトロフィー2着からNHKマイルカップを17着と崩れ前走が洋芝の一周競馬になるクイーンステークスが2着。戦いやすい相手に落ち着き距離延長で見直せる成長力でワンチャンスもぎ取る可能性が出てくればあっさり勝利まであるとみる。

押さえは⑫ハミング→⑥クリスマスパレード→⑦エラトーの順。

 

 

 

あと、遅くなったが、9月3~5日のエア予想の着順もチェックしておこう。

 

 

その1 不来方賞

 

◎サンライズジパング(2番人気)→1着

○サトノフェニックス(4番人気)→3着

▲カシマエスパーダ(1番人気)→2着

☆フジユージーン(3番人気)→4着

△ブラックバトラー(6番人気)→5着

△パッションクライ(7番人気)→7着

△タイセイミッション(5番人気)→11着(ブービー)

 

 

その2 戸塚記念

 

◎サントノーレ(1番人気)→1着

○シシュフォス(2番人気)→4着

▲マコトロクサノホコ(3番人気)→3着

△フロインフォッサル(5番人気)→2着

△ベルセヴェランデ(4番人気)→8着

△ローリエフレイバー(7番人気)→9着

 

 

その3 秋桜賞

 

◎ハクサンアマゾネス(2番人気)→2着

○キャリックアリード(1番人気)→1着

▲アンティキティラ(3番人気)→6着

△グレースルビー(7番人気)→3着

△ブリーザフレスカ(4番人気)→5着

 

 

おまけ 若武者賞

(本命馬と注目印のみ)

 

◎ベアバッキューン(1番人気)→1着

☆レッドサラマンダー(6番人気)→6着

 

 

この中間懸念になったのは盛岡。不来方賞は岩手三冠競走のファイナルも兼ねてはいるのだがダートグレード競走へ移行したことでレースそのものが何か南関東の3歳牝馬三冠路線でいうところの関東オークスみたいな立ち位置を余儀なくされるのではとの懸念。東日本交流になったダイヤモンドカップ→東北優駿と二冠にまでこぎつけて最後が地方最先着とはいえ4着…南関東の牝馬三冠も二冠まで順調にもかかわらず最後にJRA勢の壁に跳ね返される傾向ではまるで同じとしか言いようがない…地方全国交流でもいいので別な三冠目を検討する余地はあったのではと首をひねってみるのだが・・・