1969年に岩手競馬的ダービーの位置づけで創設。1996年からはダービーグランプリ(2007年に一旦休止→2010年復活→2023年廃止)の優先出走権をかけた一戦が長かったが全国的なダート重賞体系の整備もあってダービーグランプリと統合する形で今年からJpnⅡの格付けでダートグレード競走の仲間入り。ジャパンダートクラシックへの優先出走権が勝ち馬に付与される。

ダイヤモンドカップの東日本交流(東京ダービー指定競走)化も今年はあったが、東北優駿と並んで岩手競馬の三冠体系の最終戦であることには変わりない。

レース名の『不来方』とは、かつて盛岡市内にあった『不来方城』のこと。

ちなみに昨年まで行われた『3歳秋のチャンピオンシップ』では、このレースとダービーグランプリの両方を制した場合、2018年までが500万円、2019年から昨年までは800万円のボーナス賞金が設定されており、2020年の勝ち馬フレッチャビアンカが達成しているほか、2018年のこのレースで2着に入ったチャイヤプーンは戸塚記念の勝利があったために500万円のボーナス賞金を獲得している。

 

 

能書きが長い…だんだん三浦拓実アナ状態になってないか?

 

 

8戦無敗の⑧フジユージーンが岩手三冠に王手をかけた状態でここに挑む。実績は認めるが対戦の可能性がささやかれていたJRA勢とここでぶつかる形になり手強い可能性が高く、仮に本格的に三冠まで考えるのであれば南関東のトップジョッキーか兵庫あたりだと吉村智洋・田中学騎手あたり、あるいは吉原寛人騎手を確保して臨みそうなのであくまで『人気想定なのに穴馬扱い』としての☆にとどめておきたい。

そんなわけで印上位はJRA勢から探す。⑦サンライズジパングを本命に。日本ダービー12着から臨むが武豊騎手とのコンビでは若駒ステークスを2着に0.3秒差勝ち。戦いやすいメンバーと武騎手の『北海道リーディング』獲得で勢いづきたいところ。

対抗は①サトノフェニックス。UAEダービーの取消明けで臨んだレパードステークスがミッキーファイトの2着。その際は先行力切り替えがうまくいった印象で逃げ争いで有利に持ち込めば⑧の三冠阻止への最有力まであるとみる。

3連勝中の④カシマエスパーダが不気味だが長いホームストレートへの対応と盛岡の砂質なら目下の勢いをもってしてもアテにできない可能性を考慮して単穴に落とす。

押さえは残ったJRA勢の⑩タイセイミッション→道営勢2頭を⑤パッションクライ→⑥ブラックバトラーの順に。

 

◎⑦サンライズジパング

○①サトノフェニックス

▲④カシマエスパーダ

☆⑧フジユージーン

△1⑩タイセイミッション

△2⑤パッションクライ

△3⑥ブラックバトラー

 

(書かないが)買い目を書くなら⑧を2着づけに印の馬から馬単流しにするか、冒険で3連単にするならJRA勢全部1着→⑧を3着か2着に固定した感じになるのかな。JRA勢全馬を『ワイドおじさん』的にワイドのボックスにしてしまうのも忘れずに・・・が主なのかな?

あと、名刺代わりのところはあるが⑧の単複も。でもオッズが(略)。

 

 

 

あと、地方重賞だけになったが9月1日のエア予想も成績チェックしておく。

 

 

その1 サマーチャンピオン

 

◎サンライズホーク(4番人気)→7着

○タイガーインディ(3番人気)→3着

▲ラプタス(6番人気)→2着

△テイエムフェロー(7番人気)→5着

△テイエムトッキュウ(2番人気)→8着

△メイショウテンスイ(1番人気)→9着

 

 

その2 ビューチフルドリーマーカップ

 

◎ラブラブパイロ(1番人気)→2着

○ミニアチュール(3番人気)→1着

▲マテリアルガール(2番人気)→3着

△ティーズハクア(4番人気)→4着

△サブルドール(6番人気)→12着(シンガリ)

 

 

その3 西日本3歳優駿

 

⦿シンメデージー(1番人気)→1着

○ワラシベチョウジャ(2番人気)→2着

▲フークファンタジー(7番人気)→12着(シンガリ)

△ダブルアタック(8番人気)→9着

 

 

金沢に関しては振り返るのも何かつらいので佐賀と盛岡を簡潔に書こうと思う。

まずは佐賀。新子厩舎からイグナイターの後継者がここにきて誕生した印象がある。JRAの騎手から佐賀の騎手に乗り替わった影響はあるかもしれないがひたひたと力をつけている印象もあるので、先の路線が楽しみになったところか。

続いて盛岡。鞍上の佐々木志音騎手がデビュー2年目でうれしい重賞初勝利。緊張か何かはしらないがウイニングランが短くなってしまったとのX(旧Twitter)上でのポストも確認した。デビューから早い時期での重賞制覇だけあって、ジョッキーとしては将来性十分なのかなと感じた次第。

 

 

 

台風の絡みはあったものの、実際日曜に地方重賞だけやってみて精神衛生上悪くはないのが率直な感想である。今だから言ってしまうがJRAの重賞を予想していると何か得体の知れない圧力のようなものを常に感じていたこともあり、土日の、特にGⅠでの大本営発表的な鉄板の人気馬でも出るようなことでもあればこの方式も悪くはないと思った次第。そうする際にはリバティアイランドが勝った秋華賞の際のようにGⅠの予想を『見』にする告知さえ出せば何とかなるんじゃないかなと思った。

 

 

 

そういう意味もあるが、実は思っていることがあって・・・

『ワタクシの競馬のやめ時』がどんな実況で起こるのか妄想しておきたい。

 

想像だがどこかのGⅠ・JpnⅠ競走あたりの最後の直線での檜川彰人アナあたりの実況で…

 

川田将雅か!吉原寛人か!

吉原寛人か!川田将雅か!

全く並んでゴールイン!

 

という一騎打ちの表現になってしまったら競馬ファンを続ける理由はゼロである。強すぎてつまらない2人の争いが展開された際ワタクシの競馬歴に終止符が打たれてもいいと思うことにしたい。