アラブ限定、あるいはサラ・アラブ混合だった時期の特別戦『サマークイーン賞』が起源。2008年にサラブレッド重賞として第1回開催。グランダム・ジャパン古馬シーズンには2010年の創設時から対象に。そのだ金曜ナイターでの重賞に定着し始めたのは2014年。ゾウたん的には8月の摂津盃ともに『その金重賞』という意味で『夏の園田のページェントレース』に位置付けている。
目下7連勝と怒涛の連勝街道を歩む④ハクサンアマゾネスが本命としては鉄板か。園田はこのレースだけで2連覇中。最後に敗れた昨年9月の名古屋・秋桜賞の1700mは3コーナーからぽっと出になるコース形態であり参考外も甚だしいところ。完全に3ターン実績で3連覇の圧勝劇まであっても驚けない。本命印もグリグリにしたほうが確実か。
対抗は②アンティキティラ。昨年④が敗れた秋桜賞で2着と先着。3ターンは指定交流を使って着順を落としているが昨年の兵庫クイーンカップが3着、地元でのレジーナディンヴェルノ賞が2着と他地区相手でやれることは証明済みのところがあり肉薄の可能性に懸けたい。
単穴は⑧グレースルビー。ブルーリボンマイルや若草賞土古記念を制しているように基本マイル適性十分。3ターンは2回経験があるが指定交流と牡馬相手だったことを考えると牝馬限定の地方馬相手なら好走してもおかしくはなさそう。
その土古記念2着の③サーフズアップに注意が必要か。関東オークス10着以来の3ターン。比較的得意だったマイル前後で結果が出ず距離延長に懸けた形になったが1800mの東京プリンセス賞を勝っているように地方馬相手なら④に一泡吹かせる可能性まであるとみたい。
押さえは⑥スギノプリンセス→⑩クリノメガミエース→⑫マルグリッドの序列。
⦿④ハクサンアマゾネス
○②アンティキティラ
▲⑧グレースルビー
☆③サーフズアップ
△⑥スギノプリンセス
△⑩クリノメガミエース
△⑫マルグリッド
買い目は書かないが絶対値が絶対値でもあり⦿から印の馬に馬単で流すか全馬に総流しするかのどっちかかな。点数に糸目をつけないのなら⦿から印全馬に軸1頭流ししても点数が…コストをかけないのであれば馬単一択になりそう。
あと、優駿スプリントのエア予想も振り返っておこう。
◎ギガース(2番人気)→2着
○カヌレフレイバー(1番人気)→3着
▲オーソレリカ(5番人気)→16着(シンガリ)
☆ティントレット(3番人気)→1着
☆エドノフェニックス(6番人気)→6着
△ザイデルバスト(4番人気)→5着
△スマイルナウ(7番人気)→9着
△パペッティア(12番人気)→13着
ウチ的には穴想定だった☆ティントレットが勝ったが思わぬ3番人気…何かここで『東京ダービーか羽田盃で惨敗した馬は要警戒』なんてこのレースとしての格言でも飛び出しそうな結末。変な話、指定競走の勝ち上がりもあるため北海道スプリントカップにでも選定されるようであれば…強いJRA勢やこの予想書いている際視聴している門別の3歳短距離重賞・星雲賞の勝ち馬も強そうなためハイレベルな3歳短距離のカテゴリーを戦い抜くことになると思うと…『南関東の総大将』になれるのかはオッズが証明すると思ってもいいのだろうか?
なお、兵庫サマークイーン賞のエア予想については、3連休中に取り組むレースが立て込んでいることもあり、7月17日以降に振り返る予定です(7月12日13:18補記)