私のTwitterでは先行して公開していますが…
7月7日終了時点のデータがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
この日は函館前半実況の小林雅巳アナに第2レースで4月13日の福島第4レース以来となる229万円台のホームランが飛び出し、それを受け本塁打争いで最下位タイを脱出する形になった。
前述の本塁打の影響もあり、小林アナは万馬券1打席あたりの飛距離でも最下位を脱出し10万円を超えてきた。平均飛距離の方は函館後半実況の山本直アナが第5位に後退。
万馬券打率に首位交代があり、福島前半実況の小塚歩アナが首位に立った。そのあおりか前述の小林アナと直アナのほか、小倉前半実況の三浦拓実アナと福島後半の山本直也アナも順位を下げた。
順位算出対象アナウンサーに絞った形でこの日時点の状況を整理すると…
万馬券打率は前述したが小塚アナが首位でこれを三浦アナと小林アナが追う。
飛距離は平均の首位が小塚アナで万馬券1打席あたりは米田元気アナとねじれる形。第2位はその逆。第3位は両部門とも直也アナ。
本塁打は米田元気アナが頭一つ抜けた形でこれを小塚アナと三浦アナが追う。
この日2鞍実況した参考記録の藤原菜々花アナは、万馬券打率が小塚アナに続く第4位相当。飛距離2部門が首位を上回るポジション。本塁打争いでは小林アナに並ぶ第8位相当。参考記録ではあるものの上半期のホームランのベスト10にランクインがあるように『穴ウンサー』的要素はまだあるというところか。
続いてWIN5!
この日は142,000円と内野安打的な当たりに終わり直也アナが2000万円を割って首位陥落。米田アナも700万円を割った。
この日時点の状況を整理(諸事情によりランキング上位のみ)すると…
小林アナが2000万円台をキープし首位に、今回第2位に後退した直也アナと第3位の三浦アナまでの3人が1000万円を超えている状態が続く。
この結果をもとに、7月13~14日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
7月13日(土)
福島1R~6R→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離が順調。穴馬3頭と人気サイドから2頭をチョイスした3連複BOXで。
福島7R~12R→小林雅巳アナ→打率は順調だが飛距離が弱い。2~3番人気の馬単マルチで。
小倉1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気3頭の馬単BOXで。
小倉7R~12R→三浦拓実アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。上位人気5頭の3連複BOXで。
函館1R~6R→小塚歩アナ→打率も飛距離も比較的絶好調。穴馬4頭の馬単BOXで。
函館7R~12R(函館2歳ステークスを含む)→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離は平均的。1番人気から穴馬3~4頭に馬連ワイドで流して。
7月14日(日)
福島1R~6R→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離が順調。穴馬4頭の馬単BOXで。
福島7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離が順調。穴馬2頭を1着、人気サイドから3頭を2着にした馬単フォーメーションで。
小倉1R~6R→三浦拓実アナ→打率は好調だが飛距離が弱含み。1番人気を1着に穴馬3頭に馬単流しで。
小倉7R~12R(WIN5対象1レースを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。1番人気を頭に人気のない馬3頭に馬単1着流しで。
函館1R~6R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離は平均的。穴馬4頭の3連複BOXで。
函館7R~12R(函館記念ほかWIN5対象1レースを含む)→小塚歩アナ→打率も飛距離も比較的絶好調。1番人気3着固定で穴馬3~4頭を1・2着に配置した3連単フォーメーションで。
7月14日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…
福島10R・11R→米田元気アナ
小倉11R→檜川彰人アナ
函館10R・11R(函館記念)→小塚歩アナ
惜しくも今回900万円を割った第5位の米田アナ、100万円割れは何とか避けたい第6位の檜川アナ、荒れるタイミングを見計らって1000万円回復を狙う第4位の小塚アナの組み合わせ。
今回の条件はつぎのような流れ。
- 3勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅢ
- 芝2000m→ダート1700m→芝1200m→芝1200m→芝2000m
- ハンデ戦→定量戦→定量戦→別定戦→ハンデ戦
グレード的に一度下ってせり上がるような展開で2戦目にポツンとダート戦がある以外は全部芝で構成されたパターン。ハンデ戦に始まりハンデ戦で終わる流れでハンデキャップを読み切ることが的中の近道になりそう。
馬場状態から狙う場合は福島がBコース第1週で良好な芝に移ることから開幕週の芝で良績ある馬を狙いに。小倉はAコース3週目函館がBコース最終週であることから荒れた芝で狙える馬を確保したほうがよさそう。唯一のダートになる函館は天候・含水率に応じて狙いを変えるだけでよいかもしれない。
展開から狙う場合は3場とも勝ち馬の位置取りをカギにすれば足りるかもしれない。
紙面の印と調教内容や前走のパドックを加味した狙い方は、『調教で好時計の出た馬の◎は一択検討』『前走のパドックが寂しく見えた馬に○か▲がついたら消し検討』『調教後に前走後から飼葉食いが良化するような馬の△は狙い時』といったようにかなり順張りに近い狙い方を第一に考えることになりそう。順当な結果の際に5点以内の3連単で射止めている記者・トラックマンの◎は絶対値が高いので狙い必須か。
ランキングからの狙い方は、WIN5の飛距離と万馬券打率でみた場合は『比較的中間人気でまとめて』、平均飛距離でみた場合は『小倉は中間人気・他は穴馬』、万馬券打率でみた場合は『福島は人気サイド・小倉は中間人気・函館は穴馬』という感じでどこからでも順張りが効きそうな感じ。小倉を中間人気にするのを順張りの基本にした場合、それをひねる形で小倉を人気サイドか穴馬でアクセントを加えることで逆張りが成立しそう。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。