この予想の原稿は関東オークスの映像を見ながら書いているがヒモ荒れだったらしくぶっ飛んだのか勝った人馬がドラマチックなのかわからなくなっているので後で整理して振り返ろうかと思う。
そんなことより園田の超短距離戦に道営の旧ダービー。いつもと違ったりいつもと傾向似ていたり…
その1 園田FCスプリント
源流は2003年から2010年間まで行われた『園田フレンドリーカップ』。2011年の発展解消と820mのスーパースプリント条件への転換に伴いフレンドリーカップのレガシーを残すべく現重賞に『FC』の2文字を加え現在の名称に。『佐賀がばいダッシュ』が実施された期間佐賀所属馬は出走できなかったが同レースの廃止とスーパースプリントシリーズ自体の廃止もあって今年から再び佐賀所属馬にも門戸が開かれ、これに東海・北陸地区にも門戸が開かれるようなら『西日本のスーパースプリント王座戦』へ向けた印象も。
普通に考えればリピーターが幅を利かせることが多いが今年は毛色が違いそう。今年は佐賀勢が強いところを参戦させてきた印象。
佐賀で目下5連勝中の⑪オールスマートの勢いをここは買いたい。佐賀転入後が(5.1.0.0)と好相性。そのうち2勝は900mと超短距離も確実にこなせる逸材。初コースで白砂の園田でも適性にものを言わせる可能性は濃厚と考え本命に。
対抗に⑤メイプルシスター。船橋から兵庫へ再々転入にはなったが820mは間違いなく走る傾向があり本命の逆転まで考えてよさそう。
単穴は⑦ロトヴィグラス。佐賀の900mでは確実に連に絡むところがありワンターン適性はもう折り紙付きとみていい。オールスマートもいるので力関係に不安な面もあるが園田の白砂で変わり身まであると考えたい。
注意が必要なら②ケンジーフェイスか。1月の1230mのA1A2戦で勝利がありその際から田野騎手が継続騎乗。3走前から1400mを使って着順降下が続いており短いところでワンチャンスあるとみる。
押さえは①イモータルスモーク、④ルクスランページ、⑧サラコナンの3頭が横一線。
◎⑪オールスマート
○⑤メイプルシスター
▲⑦ロトヴィグラス
☆②ケンジーフェイス
△①イモータルスモーク、④ルクスランページ、⑧サラコナン
その2 北海優駿
※買い目まで
1973年に平地競走も施行していた岩見沢競馬場で産声を上げる。全国交流になったのは2010年だが他地区からの制覇は2017年の岩手のベンテンコゾウが唯一達成。馬産地の競馬らしく比較的早くからスタリオンシリーズの指定を受け2000年のブラックタイアフェアーが皮切り。今年副賞となる交配権に設定されたルヴァンスレーヴは4年目。
北斗盃覇者が二冠達成しやすい傾向をふまえ本命は⑪ブラックバトラー。羽田盃の権利を狙うも2戦とも壁に泣き北斗盃に回っての一発回答。道営勢相手ならあっさり二冠まであるとみたい。
対抗は④オオイチョウ。前走東京ダービーの権利に向けたダイヤモンドカップを2着。その際勝ったフジユージーンは回避したものの東京ダービーの出走選定を得たほどでレースレベルを考えればブラックバトラーを逆転できても驚けない。
単穴は⑦ミソ。1600~1700mだと惜しい競馬が多く適性的に1800mからの可能性もありえ、一周競馬でもせせこましさの少ない2000mであれば適性開花の可能性も十分か。
押さえが強調材料を欠く馬になるが⑥ジャガーバローズと⑨パッションクライの2頭で。
◎⑪ブラックバトラー
○④オオイチョウ
▲⑦ミソ
△⑥ジャガーバローズ、⑨パッションクライ
このレースは昨年までのダービーシリーズの流れをくんでいることもあるので買い目も書いてしまおう。
メインには二冠達成濃厚と考えた馬を軸に馬単1着固定&3連複1頭軸を!
そして『ワイドおじさん』発動恒例のワイド5点BOXも!
最後に、残った名古屋の重賞を本命馬と注目馬に☆を打った形で。
名古屋第12レース トリトン争覇
◎⑪トランスナショナル
☆①メルト、⑧インペリシャブル
金沢から松戸騎手を鞍上に確保した⑪に勝負気配ありとみた。普通に考えれば名古屋の重賞で惜しい一戦が多そうな⑫フリーザフレスカに印がついてもいいが昇竜戦2勝の⑧と鞍上妙味から①のほうが狙えるとみた。
関東オークスのほうでグッときてしまったのでこの3鞍の意欲も奪われそうだが…『地区3歳優駿』も残るは日曜の岩手に高知、そしてラストが七夕前の兵庫。何やら東京ダービーを回避したあの馬が盛岡で再起に挑むとの報もあり何か岩手は逆転二冠みたいなことも考えられそうになったので残る高知も順当な二冠にでもなることなら…今のところ佐賀と東海で二冠達成を果たしているので最後の7月4日の園田までに何頭の『3歳二冠』誕生なるかまだまだ注目は続く。その際にでもグリーンチャンネルの『アタック!地方競馬』で流れた『大予言』の答え合わせでも楽しみながら一筆書けたら