昨年までNARが行っていたスーパースプリントシリーズの条件である『ワンターンかつ1000m以下』の一戦も減少する中、門別競馬では唯一『古馬の超韋駄天』を決める一戦。だがこのレースの先として指定交流重賞で着地点を探すと3歳馬なら北海道スプリントカップもあるが古馬であれば盛岡のクラスターカップか。

ちなみに、門別競馬の3歳以上の重賞は今年から『カウントアップチャレンジ』というシリーズでの体系整備が行われ、11月の道営スプリントまでにシリーズ内の重賞で同一カテゴリー内で複数勝利するとJBC協会からボーナスが支給されるシステムになっている。あと、馬産地競馬特有のスタリオンシリーズとして優勝馬の生産牧場に付与される交配権となる種牡馬にタワーオブロンドンが設定されている。

 

昨年の道営スプリント覇者⑦スティールペガサスを本命に。園田(兵庫ゴールドトロフィー)に遠征して11着。続く前走のエトワール賞をハナから粘っての3着。新戦力も次に述べる対抗に限られた印象があり軸妙味十分と考えたい。

対抗は③ストリーム。門別1200mなら(4.1.0.1)と安定の成績。今年から3歳戦になる北海道スプリントカップでの地方総大将の一角を担うためならここはコース適性もにらんで負けられない。

単穴は9歳牝馬ではあるが②ロフティフレーズ。門別転入後服部茂史騎手とのコンビで(1.3.0.3)と相性はまずます。近2走の連対ぶりなら上位2頭への肉薄まであると考える必要がありそう。

単穴は⑤イッツクールと⑨オスカーブレインの2頭で同序列。連下評価の建前だが基本的には3着争いでの浮上と考えたほうがよさそう。

 

◎⑦スティールペガサス

○③ストリーム

▲②ロフティフレーズ

△⑤イッツクール、⑨オスカーブレイン

 

買い目はここでは書かないが、少なくとも◎から印の馬に馬単1着流し、あるいは◎○から印の馬に3連複2頭軸で流す組み合わせは確実かな。

 

 

あと、6月6日の園田と笠松の重賞は本命馬と注目馬に☆を打った状態で書いておきたい。

 

園田第11レース 六甲盃

◎⑨スマイルミーシャ

☆②ドンカポノ、⑩ジンギ

 

ここは他地区組にとって1870mはせせこましく感じそう。ある意味地の利が働いても不思議はない。正直⑩の復活劇もかなってほしいのがある。『頑張れ!昨年のグランプリホース!』『甦れ!1870mのスペシャリスト!』

 

 

笠松第10レース クイーンカップ

◎②ワラシベチョウジャ

☆⑥リュクスブリランテ

 

『同世代・牝馬相手』なら②の実力が活きそう。上り調子なら⑥の逆転があるか。