阪神競馬場の前身『鳴尾競馬場』。1943年の閉鎖まで関西競馬倶楽部の拠点でもあった。所在地の『鳴尾浜』は阪神競馬場の宝塚市への移転後も開発の変遷を重ね現在はプロ野球セントラルリーグ・阪神タイガースの2軍の拠点である阪神鳴尾浜球場が存在する。

レースの開催は今年77回の伝統を誇るが京都で開催されるのはカチウマホークが制した1990年に2400mで行われて以来。当時はワールドスーパージョッキーシリーズも開催され同馬の鞍上の岡部幸雄騎手が総合優勝。勝ったカチウマホークもその後有馬記念に進みあの伝説のラストランとなったオグリキャップと一戦交える。

 

休み明けから重賞を使って着順の崩れがないところで⑨ヨーホーレイクを本命に。3月の金鯱賞、続く新潟大賞典と3着が続く。京都は2歳時に1勝クラスを勝って経験済み。内回りの高低差であれば勝ちまでまであると考えたい。

対抗は④ボッケリーニ。昨年のチャレンジカップ2着以来のモレイラ騎手とのコンビ。京都でも内回りは新馬戦の6着以来になるが2ターンになる今回は高低差なりの運びが可能とみて本命を逆転できる余地あり。

単穴に⑥ロードデルレイ。近4走の中の3勝が左回りで2ターンでないのとカーブ坂になる京都が初なのは気になるが乗り切れるとすれば川田騎手との相性で押し切る可能性で怖い。

注意が必要なら②ディープモンスターか。取消明けは気になるが京都2000mなら2戦2勝。コース適性で一発狙える逸材と考えたい。

押さえが複雑ではあるが上位が2頭で⑤ヤマニンサンバと⑬ニホンピロキーフ。その次に古豪が並び①カラテと③バビット。時に③は展開に恵まれるようであれば穴を開けるにふさわしいと考える必要あり。

 

 

この印の並びだと買い目の組み立てに苦しむところ。◎○▲☆までを連勝式に確実に絡め、△の馬に関しては単複で押さえてよいかも。

 

 

 

ここからは、今年最初のJRAにおける新馬戦の予想も印だけ書いておきたい。実際問題、JRAの70周年もあり、例年組まれている『夏の2歳単勝』の上乗せが払戻金に設定されていないのは残念だがプレミアムがつかなくても当てておくに越したことはないと思い取り組んでいきたい。

 

まずは西からの一番星の座がかかる京都第5レース

 

 

ここは血統的な互角感が否めないので『オーナーブランド力』の2頭に印を。

今年の一番星は『藤田晋氏』、今年ダービー制覇の『ダノックス』のいずれかからと読んで。内回り1600mへの対応力に不足ない同士だが⑦が上手と考えたい。

 

 

続いて東の一番星の座がかかる東京第5レース

ここは『木村哲也厩舎×ルメール騎手』の黄金コンビの軸魅力で③を本命に。

新種牡馬の産駒を3頭押さえた形で。

 

 

新馬戦の予想に関しては、今回は『初物』の意味を込めて東西で予想したが、日曜日以降は気が向いた新馬戦に絞り込む形で取り組んでいければと思う。なお、新馬戦の予想は夏競馬期間中の東京・京都・函館・福島・小倉・札幌・新潟・中京を対象にする予定。