本題に入る前に、2024年5月終了時点の3連単ダービーの確定データJRAの全レースWIN5を貼っておく。

 

ここから本題


 

5月31日(金曜日)の昼前にラジオNIKKEIの競馬実況webに5月の実況担当が掲載された。なんとなくではあるが小塚歩アナに更新責任者が変わったあたりから一定の曜日時間ではなく気まぐれ感が増してきたようにも感じるのだが…

 

 

これをもとに、6月1~2日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。

 

6月1日(土)
東京1R~6R→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離は平均的。上位人気2頭と穴馬2頭を絡めた馬単BOXで。

東京7R~12R→山本直也アナ→打率が平均的だが飛距離が絶好調。人気薄3頭と人気サイド2頭をお好みの馬単フォーメーションで。
京都1R~6R→三浦拓実アナ→打率が好調だが飛距離が弱含み。人気サイドから3頭と穴馬1頭を絡めた3連複BOXで。

京都7R~12R(鳴尾記念を含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気5頭の3連複BOXで。

6月2日(日)
東京1R~6R→山本直也アナ→打率が平均的だが飛距離が絶好調。穴馬4頭の馬単BOXで。

東京7R~12R(安田記念ほかWIN5対象2レースを含む)→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離は平均的。1番人気を頭に穴馬4頭に馬単1着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
京都1R~6R→中野雷太アナ→打率も飛距離も絶不調。上位人気2頭の馬単マルチで置きに行く感じで。

京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→三浦拓実アナ→打率が好調だが飛距離が弱含み。上位人気4頭の馬単BOXをガミらない程度に。
 

 

6月2日のWIN5対象レースの実況はというと…

 

東京9R・10R・11R(安田記念)→米田元気アナ
京都10R・11R→三浦拓実アナ


800万円割れは避けたい第4位の米田アナと波乱に乗るタイミングで2000万円乗せを狙う三浦アナの組み合わせ。

条件の流れは、

  • 2勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅠ
  • 芝2000m芝2000mダート1400mダート1200m芝1600m
  • 定量戦→定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→定量戦

グレード的にじわじわ上がるような流れで、GⅠ以外は芝もダートもまんべんなく組まれた形。別定戦がなく3戦が定量戦で中抜けにハンデ戦が組まれた形。中抜けのハンデ戦2戦でハンデ差を読み切るのが的中の近道になりそう。

 
馬場状態から狙う場合は東京の芝がCコース2週目、京都の芝が先週から3m外に向いたCコース1週目になるが芝の傷み具合に気を付けなければならないとすれば東京か。逆に京都であれば朝のクッション値は鍵にしてよさそう。京都に関しては乾燥度の関係でお昼休みにでも芝に散水するようであれば狙いを変えることも考慮が必要か。ダートは東京なら朝時点の含水率、京都については朝の含水率に加え散水を要する乾燥度合いになるかを狙いのポイントにしたほうがよさそう。
 

展開から狙う場合は3場とも土曜日時点の勝ち馬の位置取りがヒントになるかも。だた、2歳新馬戦での傾向はあてにしなくてもよいか。

 

なお、原稿作成時間の都合上、今回は紙面の印からの狙いは調教内容や前走のパドックからの狙いも加味した形で記載する。
紙面の印から狙う場合は『調教後の疲労が少ない◎は確実に』『前走のパドックでキビキビした歩様を見せた馬に○がついたら注意』『▲や△は調教時にかかった馬なら消し』といった順張りを主体にした狙い方を中心にしたほうはいいかも。極上仕上げのジャッジを下した記者・トラックマンの◎は確実に狙いに入れたほうが安全な可能性あり。

 

ランキングからの狙い方は、WIN5の飛距離でみた場合は『比較的穴馬に寄せて』、平均飛距離でみた場合は『比較的人気サイドに寄せて』、万馬券打率でみた場合は『京都は人気薄・東京は人気サイド』という組み方になりそう。逆張りは中間人気をどうアクセントに加えるかで変わってくる可能性が濃厚。『人気サイドで全部揃える』という安全牌的逆張りも検討が必要かも。