日本ダービー明けからJRAでの新馬戦開幕まで取り組む地方重賞が今回の2鞍。ともに3歳戦で性格は異なるが地方重賞のエア予想に対するやりがいがJRAの魅力低下もあり日に日に増していることもあり肩ひじ張らずで書けそうなな感じ。

 

 

その1 東海優駿

 

昨年までダービーシリーズの一環『東海ダービー』として行われていた東海ブロックのダービー競走。1971年に創設され1980年東海ダービー→1996年名古屋優駿→2005年東海ダービーと名称変更を経て今年創設当初のレース名に戻った。交流条件も指定交流だったり兵庫や金沢所属の馬が出走可能だったり福山競馬場が存在した時期には福山所属馬に門戸を開いていたこともあったりしてその変遷もかなり激しい。

 

本命は⑥フークピグマリオン。近4走は複勝圏内維持でネクストスター中日本と駿蹄賞を連勝中。3ターンは前走実績もありその前走も2着との差が1.2秒とパフォーマンス的に抜けた印象もありここも強いと考えあっさり二冠達成の筋でいく。

対抗は⑩ニジイロハーピー。牡馬相手は3走前のフークピグマリオンの6着以来。牝馬相手なら前走の園田(のじぎく賞)の実績まで問題なく久々の牡馬相手は気になるが園田で3ターン実績はあるので本命への肉薄まであるとみる。

単穴は⑫ミトノウォリアー。ネクストスター中日本2着の後駿蹄賞で着を落とし前走笠松の新緑賞を勝って巻き返し。展開的に先行勢の中で番手に持ち込んで実績を作っているがハナを叩くような展開に持ち込むようなら逆転まであると考えたい。

押さえも力不足な馬が多いが⑪ベアサクシードが駿蹄賞2着もあり連下ならあると考えて。

 

◎⑥フークピグマリオン

○⑩ニジイロハーピー

▲⑫ミトノウォリアー

△⑪ベアサクシード

 

このレースは昨年までのダービーシリーズの流れを汲んでいるので買い目も書いておく。素直にワイドのBOXで置きに行った方が安全かな。

※馬券画像ジェネレーターに入力したものを転載。

開催場が2文字までのため名古屋の『屋』の字が入力できず。

 

 

その2 ラジオNIKKEI盃若潮スプリント

 

JRAの歴史とほぼ同時に中央競馬の実況受託を引き受けている今年開局70周年を迎える日経ラジオ社の社杯。

船橋競馬の公式サイトとラジオNIKKEIの番組表にこのレースのラジオ中継の情報がなかったので『まさか他の重賞か他場に寄贈賞変更したのでは?』と焦ったがNARのサイトに掲載の出馬表に『ラジオNIKKEI盃』とあったのでホッと。でも、ここ数年のようなラジオの生中継がなく、5月26日放送の地方競馬プラスワンの番組内で三浦拓実アナから来週の特集レースに予定との発言があったことから今年は同番組で録音したレースの実況音源を流し関係者コメントを競馬実況webに掲載してごまかす感じでおしまいになりそうな何とも寂しい…(ry

せっかくの日経ラジオ社の社杯なのでSNSなんかでは京都2歳ステークスの際のように正式名称の

『#ラジオNIKKEI盃若潮スプリント』

なんて感じの長いハッシュタグでも使って盛り上げてあげたいのはある。

同社の最近の出来事は最大注目的には藤原菜々花アナのJRAで初の女性アナウンサーによる場内競馬実況デビューもあるが、追加事項的に関西支社が同じ大阪市中央区でもそれまでの大手前センタービルディングからテレビ大阪の本社社屋ビル内に移転し新スタジオの運用が開始。『競馬が好きだ!』の木曜日分やGⅠシーズン特番の『ダブルヒガシのジャンボリー競馬』収録で早速稼働したことを挙げておきたい。ゾウたん的には今でこそ聴いていないが『うまきんⅢ』の関西コーナーに関しても収録の際稼働しているものと思われる。

 

能書きが長すぎる…

 

ここは地方所属馬相手だと⑧ギガースが強いか。同条件の船橋1200mだと2勝2着1回。距離適性で抜けた感が強くグリグリの本命印でよさそう。

対抗以下は勢いある馬から上位を選ぶ。このレースの場合は番組ポイント制により出走馬か決まるシステムだが実質的な前哨戦を勝った2頭をクロッカススプリント勝ち⑤ザイデルバスト対抗→フロックススプリント勝ち⑨エドノフェニックス単穴で組む。

JRAからの転入で挑む③エイムフォーエースにお手並み拝見的に☆を打っておきたい。JRA移籍前にこのコースを2勝。得意条件に吉原寛人騎手の組み合わせならギガースを逆転しても驚けないとみたい。

押さえにも桜花賞(浦和)から距離短縮の④モノノフブラック、浦和800mで連勝して挑む⑩リノデスティーノ、大井1200mを3連勝中の⑪フクノフードゥルと役者がそろった印象。

 

⦿⑧ギガース

○⑤ザイデルバスト

▲⑨エドノフェニックス

☆③エイムフォーエース

△④モノノフブラック、⑩リノデスティーノ、⑪フクノフードゥル

 

 

予想の自信度は伏せる形にでもしておいて…

 

 

実は、こちらの『アタック!地方競馬』の放送回のエンディングで昨年までのダービーシリーズの展望に代わる企画として(ゾウたんの独自呼称だが)『ダービーシリーズの達人』3人(浅野靖典さん・小堺翔太さん(司会)・赤見千尋さん)による『大予言』的なプチコーナーが組まれ、その予想馬のフリップが私のX(旧Twitter)のタイムラインに日本ダービーの発走直前という時間に流れてきた。 

 

この展望企画で東京ダービーまで含めた8競走分の予想が3人から披露されているが、ファイナルの兵庫優駿が7月4日までなので書けるタイミングを見つけ答え合わせ的なものでも書ければ…と思っている。