JRAが『ファンを見て厩務員を見ず』的な行為にまた出た。

 

昨年の高松宮記念の前の週にもあった厩務員組合のストライキが実施され、それを封じようとすべくJRAは5月25日の通常開催を決めた。

『ファンを見て厩務員を見ず』的な態度を貫く事態が再び起きたことに私はまた堪忍袋の緒を切るような心理状態になった。売り上げに気を取られファンさえ喜べばいいように思っているが、私のように厩務員の待遇改善にも心を寄せる者としては『開催ありき』を排除して一度立ち止まることはできなまったのか許せない気に満ちている。

その一方かもしれないがこの直前にも『競馬場へ移動中の騎手に対するお願い』という声明を流し、ファンと競馬の距離をJRAは縮めようとしているのではないかと勘繰ると思うようになってきた。このようなことが重なってしまうと競馬ファンを継続するにも、ガチな話、

 

「中央競馬からは足を洗ってやりたい」

 

と怒りが増幅するだけになった。一線を超えるようだが、ここ最近、このブログにエア予想を書いても地方競馬を予想するほうがやりがいを感じるようになり、考えてもまだ面白いと思うようになるのはそれも一因かもしれない。

 

正直なところ、いよいよ足を洗う必要に迫られたところで夏競馬が終わるまではJRAの予想も続けようとは思うが、このさきの厩務員春闘のこじれ次第では宝塚記念あたりのタイミングでJRAの予想は一区切りにする可能性も十分ある。これから2歳新馬戦も始まり注目の一頭も掲載できればと思えばの矢先にこの問題なので、JRAの関連も3連単ダービーと個人の感想的馬券戦術しか書けなくなる日もすぐそこだと思ってこの先の競馬に対する向き合い方にしたい。

 

 

ある意味、こんなメンタル状態でもあるのでレースに対する能書きなんて書いていられない。したがって葵ステークスのエア予想に関しては予想の理由を書くのはやめてこちらのように印だけにとどめておくことにしたい。