今年の開催終了からは遅くなってしまったが…
スタンドのリフレッシュ工事に伴う関係から4月をもって今年の全日程が終了した阪神開催における3連単ダービーのデータを集計。今年の総実況人数は8人ではあるものの意外なことに小林雅巳アナの実況担当がなかった…
小塚歩アナが万馬券打率が大関隼アナとの同率ではあるものの首位、飛距離2部門、サンプル数が少ないが(後述)本塁打を3人同数で叩き出し事実上の四冠状態で終えた。
打率で同率首位の大関アナは平均飛距離で第3位につけたものの、万馬券1打席あたりの飛距離で第5位と平均的に終わり本塁打も出なかった。
本塁打を放った残る2人は米田元気アナが万馬券1打席あたりの飛距離で第2位になったものの平均飛距離で第4位と伸び悩み万馬券打率では最下位に終わってしまった。もう一人の三浦拓実アナは平均飛距離で第2位、万馬券1打席あたりの飛距離で第3位と相応に飛ばしてはいるものの万馬券打率で第4位と伸び悩む感じで終わった。
万馬券打率の第3位は山本直アナになるが、こっちは飛距離2部門で最下位に沈み本塁打も出ず飛ばなかった形に。
下位で目立つところは山本直也アナで、万馬券打率・飛距離2部門がすべてブービーに終わり本塁打も出なかった結末。
関西支社組(中野雷太アナは遊軍勤務状態のため対象から外す)では檜川彰人アナが本塁打こそなかったものの万馬券打率と平均飛距離が第4位、万馬券1打席あたりの飛距離は第4位と完全に『可もなく不可もなく』の状態で終わった形に。
あと、阪神開催の高額配当のベスト5も掲載する。ベスト5にとどめたのは開催日数及びレース数が例年より少ない事情を加味した形(通常の阪神開催であれば高額配当に関してはベスト10を掲載)。
第1位 3,462,740円(3月24日第1レース・小塚アナ)
第2位 2,152,090円(4月13日第3レース・三浦アナ)
第3位 1,693,290円(3月2日第11レース(チューリップ賞)米田アナ)
第4位 941,730円(3月24日第11レース(六甲ステークス)・檜川アナ)
第5位 758,880円(3月31日第10レース(キタサンブラックカップ)・檜川アナ)
そもそもホームランのサンプル数が3本と少ないが小塚・三浦・米田の各アナが大技を決めれば檜川アナが小技の3塁打で返すような上位構成。ただ、檜川アナの場合はランクイン2鞍が特別レースで第5位の75万円台は『JRAウルトラプレミアム』適用の効果をまんまと受けており、その辺では『ナニワの巨砲』の意地を見せたといってもいい。それを前述の3人が上回る形になってこの形に持ち込んだというのが第一印象。そういう意味をもってすれば、直也アナや中野アナがこの中にランクインしていないのは寂しい印象しかないかも…
あと、関西支社の2人のランクインというのはさすがに西日本の開催の特色を如実に表したにふさわしいと考えるのが筋ではないかと思う。それを小塚アナが超えてきたのというのは…何やら小塚アナが『管理職』になったとの話もありその効果も捨てきれない可能性濃厚かも!?