私のTwitterでは先行して公開していますが…
5月19日終了時点のデータがまとまったので発表!
まずはJRAの全レース!
万馬券打率は新潟で実況の2人が順位を上げ、後半実況の小塚歩アナが第2位に浮上し前半実況の山本直也アナが第6位に上昇。その割を食う形で京都前半実況の三浦拓実アナが第3位に、東京で実況の2人も後半実況の山本直アナが第5位に、前半実況の大関隼アナが第7位に後退した。
平均飛距離は前述の直アナが第5位に後退した。
万馬券1打席あたりの飛距離は小塚アナが大関アナと入れ替わる形で第2位に浮上した。
本塁打に関してはこの日発生がなく順位に変動はなかった。
この日時点の状況を整理すると…
万馬券打率は小林雅巳アナが首位でこれを小塚アナと三浦アナが追っている状況。
飛距離は平均・万馬券1打席あたりとも直也アナが首位。第2位は小塚アナで第3位が大関アナ。
本塁打は小塚アナと三浦アナが5本で首位に並び、その次の第3位に4人が並ぶ大激戦。
参考記録の藤原菜々花アナは、万馬券打率が檜川彰人アナに続く第5位相当、平均飛距離が小塚アナに続く第3位相当、万馬券1打席あたりの飛距離は大関アナに続く第4位相当。本塁打数は最下位タイ相当。
前回も書いたが、『穴ウンサー』的な印象は薄れつつあるとみてもよい。
続いてWIN5!
この日は430,040円とシングルヒット的な当たりに終わり、それを受け順位に変動はなかったものの当日の実況者3人全員が大台割れ。小塚アナと米田アナが1000万円を割り、直アナも100万円を割り込んだ。
この日時点の状況を整理すると…
1000万円超えが一気に3人に減り、12日に担当した3人が4億円台の効果でトップ3に位置している。
100万円割れも3人に増えた。順位的には大関アナが飛距離2部門と真逆だが中野雷太アナが打率・飛距離・本塁打全部門を含め5部門全部でワースト。今年ここまでの実況が67レースと少なく、26日に担当が予定されているのも3レースで計70鞍までにしか伸びない見込み。規定打席数的にまずくなるようなら6月以降の担当状況によっては一時的に順位算定の対象から外すことも考慮しなければならない。
この結果をもとに、5月25~26日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
5月25日(土)
東京1R~6R→小塚歩アナ→打率も飛距離も好調。穴馬4頭の馬単BOXで。
東京7R~12R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離は順調。1番人気から人気薄3頭に馬単流しで。マルチも可。
京都1R~6R→三浦拓実アナ→打率は順調だが飛距離が弱含み。上位人気5頭の3連複BOXをガミらない程度に。
京都7R~12R(葵ステークスを含む)→山本直也アナ→打率が平均的だが飛距離が絶好調。穴馬4頭の馬単BOXで。
5月26日(日)
東京1R~3R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離は順調。穴馬3頭の3連複BOXで。
東京4R~6R→中野雷太アナ→打率も飛距離もすこぶる弱い。上位人気2頭の馬単マルチで。
東京7R~12R(日本ダービーほかWIN5対象2レースおよび目黒記念を含む)→小塚歩アナ→打率も飛距離も好調。穴馬4頭から1番人気2着流しの馬単で。
京都1R~6R→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。
京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→三浦拓実アナ→打率は順調だが飛距離が弱含み。2~3番人気と穴馬3頭を絡めた3連複BOXで。
5月26日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…
※ダービーデー恒例の大変則編成!目黒記念と京都の最終から数えて2レースは対象になりません!
東京9R・10R・11R(日本ダービー)→小塚歩アナ
京都9R・10R→三浦拓実アナ
今回で1000万円を割った第4位の小塚アナと大波乱なら2000万円超えもあり得る第3位の三浦アナの組み合わせで2人体制に伴い実況単価が高く出やすい。
条件はつぎのような流れ。
- 3勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→リステッド→GⅠ
- 芝1800m→ダート1900m→ダート1600m→芝1800m→芝2400m
- ハンデ戦→定量戦→定量戦→別定戦→馬齢重量戦
グレード的に一度下って中盤から昇るような構成で2場に芝とダートがまんべんなく配置されたような展開。最初のハンデ戦でハンデ差を読み切ればメンバー関係を読めば何とかなる可能性も。
馬場状態から狙う場合は芝に関しては東京がBコースから内柵が3m移動したCコース1週目、京都がBコース3週目になるため芝の掘れ具合を中心に馬場状態を読むことになりそう。ダートは東京と京都1鞍ずつ。天候によってファクターを変える形が望ましく雨模様なら当日朝の時点の含水率、乾燥傾向ならレース中に散水を行うかがカギの可能性。芝に関してもお昼休みかどこかのタイミングで散水しなければならないクッション値にでもなるようなら戦術変更も頭に入れる必要がありそう。
展開から狙う場合は3場とも土曜日時点の勝ち馬の決まり手がヒントになりそう。
今回、紙面の印から狙う場合に関しては調教内容や前走のパドックを加味した形で記述しておきたい。
『前走のパドックで落ち着きが出ていた馬か調教で好時計が出た馬の◎は一択検討』『前走調教でズブい動きだった馬の○は消し考慮』『前走調教で走っても人気を落とした馬に▲がつけば注意』『△の中から前走のパドックで馬体を雄大に見せていた馬hがいたら押さえてよし』といった具合で順張り逆張りのハーフ&ハーフ的な狙い方を主たる戦略にする必要がありそう。順当な結果を着実に当てているか3勝クラスで穴馬を射止めているような記者・トラックマンの本命もヒントに加味してはいかがだろうか。
ランキングからの狙い方は、WIN5の飛距離と万馬券打率でみた場合は『基本穴馬に寄せて』、平均飛距離でみた場合は『東京は穴馬・京都は人気サイド』という組み方か。逆張りを考える場合は『中間人気で揃える』『アクセントに2ケタ人気』といった具合にメリハリをつけた買い目にすることを一考する余地あり。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。