今年のオークスのエア予想の買い目には『普通に考えたら』として考えられるを逆張りに回すかなり無謀かもしれないことをやってみたい。完全に先週のヴィクトリアマイルのような特大単勝万馬券になるのが怖いので(笑)。あと『重賞全部やる』の金沢の重賞も好メンバーが揃ったので印だけでも。
その1 優駿牝馬(オークス)
競馬の母国・英国のダービー卿は結婚の記念に夫人の希望で3歳牝馬のレースを行いこれがオークスの原点で世界の競馬に伝播することに。樫の木の開花時期は晩春から初夏のため俳句の季語的には正解のはず。
⑦ステレンボッシュの二冠が完全に焦点になるがこの馬は外国人騎手で味が出る傾向が強く戸崎騎手とのコンビでは強く推せないのに加え中距離血統に反して2000m前後で距離適性が頭打ちになる可能性が否めずエア予想的には単穴まで落とす。
そこで、2歳時に期待を持たれた2頭が素質的に2400mならという期待が強くこの2頭に印上位を打つ。ルメール騎手が無事に桜花賞で騎乗できたなら二冠候補だった⑫チェルヴィニアを本命→休み明けが響いたものの連覇資格を抱えた川田騎手を擁する②クイーンズウォーク対抗の上位にする。完全に『ルメール・川田の大逆襲』という本命対抗のスタンスにしたい。
押さえは出世レースやトライアル組から⑰タガノエルピーダ→⑭ライトバック→⑤コガネノソラ→⑩アドマイヤベルの序列で。
今回買い目を書くとこんな感じ。ワイドのフォーメーションで置きに行くようだが…
なお、今回はエア予想に対する『逆張り3連単』の買い目も考えてみる。
普通に考えた馬券であればこっちを順張りに考える方が多そうな印象もあるがあえて⑦ステレンボッシュがあっさり二冠を達成した場合を逆張りの基本スタンスにする形で⑦1着固定で印を打った全馬に総流しすることに。
※優駿牝馬の予想は競馬ラボ『my予想印ジェネレーター』に入力したものを、買い目については『馬券画像ジェネレーター』で作成したものをそれぞれ転載。
その2 お松の方賞
2020年に整備された『北陸・東海チャンピオンシップ』の3歳以上牝馬カテゴリーの重賞。レース名の『お松の方』(正式名称:芳春院)は加賀藩主前田利家の正室で2002年に放送されたNHKの大河ドラマ『利家とまつ』をはじめテレビドラマの主題になること3回。他にも時代劇にはよく出る大名の側室の一人。
本命は⑩セブンカラーズ。2走前の若草賞土古記念でキャリア初の黒星を味わったところに前走のA級特別を2着と立て直し。乗り慣れた山田祥雄騎手の継続騎乗であれば初の金沢も克服可能で東海金沢交流であればかえって負けられないか。
対抗は近3走連を外していない③エムティアンジェ。近3走を1400mと1700mで馬券に絡む堅実ぶり。昨年1500mの重賞を叩くと掲示板を外すようなことが続いたが直近で使った重賞で地元最先着。そろそろ1500mでワンチャンス狙える機が熟した可能性が高いとみる。
単穴は⑧サエチ。1400~1500mで低空飛行が続く中3走ぶりに池田騎手に鞍上を戻してきた。1500mなら穴妙味・3着妙味まであるとみたい。
普通に考えれば人気になりそうな⑦ベニスビーチは近走に強調材料がないので押さえまで。これに⑨ウインコマチ、⑫ヴェレノが押さえとして同格。
◎⑩セブンカラーズ
○③エムティアンジェ
▲⑧サエチ
△⑦ベニスビーチ、⑨ウインコマチ、⑫ヴェレノ
最後におまけとして佐賀と盛岡の重賞について本命馬と注目馬に☆を打って記載したい(発走順に)。
佐賀第6レース 佐賀スプリングカップ
◎⑫ヒストリーメイカー
☆⑦エイシンダンシャク
盛岡第11レース イーハトーブマイル
◎⑨ミヤギシリウス
☆⑥レッドオパール