私のTwitterでは先行して公開していますが…
5月12日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

 

まずはJRAの全レース

万馬券打率と本塁打については順位に変動はなかった。そもそもこの日はホームランが出なかった。

 

平均飛距離で京都前半実況の檜川彰人アナが第5位に後退した。

 

万馬券1打席あたりの飛距離では順位変動こそなかったものの東京後半実況の山本直也アナが20万円を回復した形に。

 

 

この日時点の状況を整理すると…

 

万馬券打率は小林雅巳アナが首位でこれを山本直アナと三浦拓実アナが追っている状況。

 

飛距離は平均・万馬券1打席あたりとも大関隼アナが首位。第2位は直也アナで第3位が小塚歩アナ。

 

打率に関しては中野雷太アナだけが平均・万馬券1打席あたり双方で10万円を割る低迷。

 

本塁打は三浦アナが5本で首位に立って一歩抜けてはいるものの4本で第2位に5人がひしめく大激戦。

 

今週の実況はなかった参考記録の藤原菜々花アナは、万馬券打率が檜川アナに続く第5~6位相当、平均飛距離が首位の大関アナに肉薄する位置で、万馬券1打席あたりの飛距離は直也アナに続く第2~3位相当。本塁打数は第8位タイ相当。

 

 

続いてWIN5

この日は第1戦と最終関門で2ケタ人気が勝利したこともあり446,057,430円の場外ホームラン決着。それを受けた結果直也アナと小林アナが一気にジャンプアップし直也アナ首位、小林アナ第2位のツートップに立った。三浦アナも第3位のままではあるが1000万円を回復し2000万円をうかがうような勢い。

 

 

この日の状況を整理すると…

 

1000万円超えが一気に5人に増えそれに続く檜川彰人アナとはかなりの大差がついた。

100万円割れは大関・中野両アナ。大関アナが飛距離2部門と真逆だが中野アナ打率・飛距離・本塁打全部門を含め5部門全部がワースト。実況数が5月は日本ダービー当日の東京第4~6レースの3鞍しか組まれておらず、何か佐賀競馬(実況受託)にウェイトを置くようになった場合、記録の扱いも参考記録にする検討に入る必要があると思うと…八方ふさがり感が否めない。

 

 

この日のWIN5の結果をパソコンのF5キーをカタカタ押しながら待っていた。最後にブービーの14番人気が来たことで最初、

 

「久々のキャリーオーバーか!?」

 

とドキドキしながら想定していたところ速報票数が

 

『1票』

 

と出たところで、

 

「マジ!?」

 

と開いた口がふさがらず、今度は、

 

「6億到達&キャリーオーバーか?」

 

と思っていたら結果的に4億円台の決着。瞬時に拍子抜けしそうになったが安心したような腑抜けになったような万馬券データ上エモくなった印象しか残らなかった。

仮にキャリーオーバーになった時点で『キャリーオーバーの額を山分け』あるいは『(限度額)6億円を実況人員で山分け』する形で飛距離の扱いを変えなければならず、そこをワクワクしてしまう不謹慎さも露わになりそうに。

 

 

 

 

この結果をもとに、5月18~19日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…

 

5月18日(土)
東京1R~6R→山本直アナ→打率は好調で飛距離は平均的。1番人気から穴馬3~4頭に馬連ワイドで流して。

東京7R~12R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離が絶好調。人気薄5頭から1番人気2着流しの馬単で。
京都1R~6R→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離は平均的。中間人気3頭の3連単BOXで。

京都7R~12R(平安ステークスを含む)→檜川彰人アナ→打率も飛距離も平均的。1番人気と穴馬3頭を組み合わせた馬単BOXで。
新潟1R~6R→小塚歩アナ→打率は平均的だが飛距離は順調。穴馬3頭から1番人気2着流しの馬単で。

新潟7R~12R→山本直也アナ→打率が弱いが飛距離は好調。中間人気1頭と人気薄2頭を絡めた3連単BOXで。

5月19日(日)
東京1R~6R→大関隼アナ→打率が弱含みだが飛距離が絶好調。穴馬5頭の3連複BOXで。

東京7R~12R(オークスほかWIN5対象1レースを含む)→山本直アナ→打率は好調で飛距離は平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。

京都1R~6R→三浦拓実アナ→打率は順調だが飛距離は弱含み。上位人気から2頭と穴馬2頭を絡めた3連複BOXで。

京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離は平均的。2~3番人気と穴馬3頭を組み合わせた馬単のフォーメーションをお好みで。
新潟1R~6R→山本直也アナ→打率が弱いが飛距離は好調。穴馬3頭と人気薄2頭を絡めた3連複BOXで。

新潟7R~12R(WIN5対象1レースを含む)→小塚歩アナ→打率は平均的だが飛距離が順調。穴馬4頭の馬単BOXで。

 

 

5月19日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…

 

東京10R・11R(オークス)→山本直アナ
京都10R・11R→米田元気アナ
新潟11R→小塚歩アナ


なんとなく100万円を割りそうな第7位の直アナ、それまで1000万円を超えて上位2ポジションを守ってきた第5位の米田アナと第4位の小塚アナの組み合わせで、条件はつぎのような流れ。

  • 牝馬3勝クラス→3勝クラス→オープン→3勝クラス→牝馬GⅠ
  • 芝2000mダート2100m芝直線1000mダート1400m芝2400m
  • 定量戦→ハンデ戦→ハンデ戦→ハンデ戦→馬齢重量戦

グレード的に停滞気味な序盤から一気に昇るような構成で芝とダートが交互に組まれる展開。別定戦がない代わりに中ほど3戦がハンデ戦になりハンデキャップを読む力が問われるのが基本になりそうな買い目を組むことになりそう。

 

馬場状態から狙う場合は芝に関しては東京がBコース2週目、京都がBコース2週目になるため芝の傷みの改善具合と掘れ具合がかなりのファクターになる可能性。ダートは東京と京都1鞍ずつ。雨模様なら朝時点の含水率を加味すればよいが好天なら原則としてレース中にほこり止めの散水を行うレベルにまでの乾燥具合になるかをファクターにすることに。新潟の芝は最終週ではあるが直線レースになるためホームストレッチの傷み具合をカギにすることになりそう。

 

展開から狙う場合は3場とも土曜日時点の上がり3ハロンのタイムをヒントにできる可能性あり。直線になる新潟でも上がり3ハロンの時計は押さえておいて差し支えはなさそう。


調教内容から狙う場合はオープン以上で考慮する必要がありそう。馬なりに追われて元気な馬が狙い目の可能性。3勝クラスの3戦はズブい動きだった馬を切る形にすれば事足りる可能性が高そう。


紙面の印から狙う場合は『4走以内に2ケタ人気で勝利のある馬に◎がついたら注意』『前走上位人気にもかかわらず馬体が2ケタ増になった馬の○か▲は消しも考慮』『△の中から前走のパドックで発汗が目立った馬は消し』といったように少し順張りによった形の狙い方を主たる戦略にする必要がありそう。人気馬を切って高配当を当てている記者・トラックマンの本命も狙いに加味したほうがいいかもしれない。

 

ランキングからの狙い方は、WIN5の飛距離でみた場合は『東京は人気サイド・他は穴馬』、平均飛距離でみた場合は『3場とも中間人気から穴馬に寄せて』、万馬券打率でみた場合は『東京は人気薄・京都は人気サイド・新潟は穴馬』という組み方か。逆張りを考える場合は『人気サイドあるいは穴馬に統一』『確実に堅く収まるレースだけ上位人気に絞る』といった具合に複雑な買い目にすることは考えなければならないかも。

 

 

※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。