このレースを制覇すると獲得することになる優先出走権が意外と多い。ジャック・ル・マロワ賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ…一方で安田記念か宝塚記念の前に来日して一叩きしたいやる気のある牝馬の外国馬ならこのレースに挑戦する馬がいても何らおかしくはなさそう。ただ、大目標とのレース間隔と日本での滞在期間を考え敬遠するだけなのかな外国馬の場合?

 

ある意味今年は『2強』の線濃厚で予想を組み立てたい。

近4走マイルで崩れていない⑩ナミュールが本命。富士ステークス→マイルチャンピオンシップと連勝のあと香港で3着→ドバイで2着と世界の強豪にもまれた感じで『牝馬同士』『国内GⅠ』と2つのメリットをここは活かしきると考えたい。

対抗も⑥マスクトディーヴァで仕方ないとみる。三冠牝馬にもまれた世代であればこの馬に(現段階での)牝馬最強襲名のチャンスが来たとみる。隠れたマイラータイプで昨年桜花賞に間に合った場合リバティアイランドを負かし一冠目を崩した可能性はあったのではとの読みも加味したい。

単穴に⑤ウンブライル。マイルの重賞では勝ちきれない印象があるが牡馬相手がデメリットだった可能性は否めない。川田騎手の三冠世代のマイル路線での乗り役を固めるためにも牝馬限定なら負けられないし上位2頭の逆転までありそうで怖い。

穴的妙味があるとすれば⑫キタウイングの浮上を考慮したい。昨年のフェアリーステークスを制してから勝ちから遠ざかっているがキャリアの中の2勝が新潟1600m。コーナーワークの似通る東京なら穴をあけかねないとみて注意の☆。

押さえがかなり手厚くなるが②フィアスプライド→④コンクシェルが1・2番手で①ライラック、⑦ハーパー、⑧サウンドビバーチェ、⑬モリアーナと穴妙味たっぷりの馬が3番手の横一線。

 

 

買い目はここでは書かないが書くのであれば『2強』に即した形で◎○2頭軸の3連複で印を打った馬全部に流すか◎○-印打った全馬のワイドで絞った買い目になるかも。

 

 

あと、1鞍だけだが当日の地方重賞の本命馬だけ書いておきたい。

 

盛岡第11レース シアンモア記念

◎①グランコージー

 

 

今回は最後に…

 

私が最近エア予想の前書きに能書きとしてあれこれ書くようになったきっかけが

 

『地名がついた特別レースで三浦拓実アナがあれこれ情報を盛り込む』

 

ということを前に書いたが、当の三浦アナが日経電子版の『競馬実況アナ日記』というコラムにコンセプトや気を付けていることを書いている。

有料会員限定の記事でもなさそうでありリンクを貼っておきたい。