これは、公式実況の前にラジオNIKKEIの三浦拓実アナが地名が題材の特別レースのファンファーレのあとにその地名にまつわるうんちくを語る影響なのだが…

すっかり自分のエア予想の本文の前の能書きとして寄贈賞やレース名などに関して下調べして書く機会が増えてきた。こんなうんちくを調べ上げて自分なりに加工咀嚼して表現するってつくづく大事なことかなと思い三浦アナには感謝する次第である。

 

 

その1 京都ハイジャンプ

 

年に2回、向こう正面~第3コーナーに抜ける内回りの2つ目の障害『バンケット』。世界の障害レースの中でも特殊な『三段跳び』構造のため実況するには描写力の問われる障害の一つ。昨年は三浦拓実アナが春も秋も『一歩二歩三歩!』という表現を使っていたが今年実況に当たるのは翌週にオークスを初実況担当見込みの山本直アナ。どんな名描写が出てくるのか?

 

近4走で3300m以上を使って2着2回の②アサクサゲンキが強そう。昨年の京都ジャンプステークスで内回りのバンケットを使う大障害コースは初経験だが2着。距離適性的に3300m以上を叩くと良績になりやすい点を重視しての本命。

対抗は⑥サンデイビス。この馬も3300m以上を近2走使い複勝圏内キープ中。乗りなれた上野騎手との相性が活かせそうな印象で逆転もあるとみる。

単穴の素材不足は否めない印象になってしまったが信頼の石神騎手を擁した①ザメイダンを指名したい。

押さえの序列にもここは迷ったが④トライフォーリアルと⑩メイショウアツイタが同格。これに⑧サクセッションが続く。

 

 

 

その2 京王杯スプリングカップ

 

東府中駅と0.9km入った府中競馬正門前駅をつなぐ『競馬場線』を運営する京王電鉄株式会社が寄贈賞を提供する秋の京王杯2歳ステークスと並ぶ2大GⅡ社杯。競馬場線の場合、競馬開催日こそ増発が多いが平日の日中だと地元住民や平日払戻日の需要もあり都市型ワンマン方式により運航している。8000系車両がモデルのイメージキャラクター『けい太くん』はゆるキャラグランプリにエントリーした経歴を持ち主役になっている紙の絵本も4冊の刊行がある。

 

大外に回ってしまったものの実績的に⑮ウインマーベルに本命を打つ。重賞だと近4走以内は1400mで2勝。前走の高松宮記念は後方からの位置取りに泣いた印象があり広い東京だと見直せる余地あり。

対抗は②リュミエールノワルを指名。3連勝中だが『左回り・1400m』で一気に開花してきた可能性が高い。オープン入りで即重賞挑戦になるものの川田騎手なら内枠からうまく捌ける可能性も濃厚とみたい。

単穴は①トウシンマカオ。4走前に使った1400mのスワンステークスが9着。この時は逃げが裏目に出た可能性があり好位置で運ぶ3走前からの重賞2連勝の際のような展開に持ち込めばそろそろ克服できても不思議なないとみたい。

押さえは⑦グランデマーレ→⑧アネゴハダ→⑫メイショウチタン→⑪スズハロームとリステッド勝ちか2連勝のかかる馬で組んで。

 

 

 

あと、忘れないうちに、5月8~9日のエア予想の着順も振り返っておきたい。

 

 

その1 エンプレス杯

 

◎グランブリッジ(3番人気)→2着

○ライオットガール(5番人気)→4着

▲アイコンテーラー(2番人気)→5着

☆オーサムリザルト(1番人気)→1着

△キャリックアリード(7番人気)→3着

△アーテルアストレア(4番人気)→6着

 

 

その2 のじぎく賞

 

◎グラインドアウト(1番人気)→4着

○ニジイロハーピー(2番人気)→1着

▲ファーマティアーズ(8番人気)→8着

△バラライカ(5番人気)→2着

△プリムロゼ(3番人気)→3着

△トウケイカッタロー(7番人気)→5着

△ザオ(6番人気)→9着

 

 

おまけ 本命印+αで予想したもの

※いずれも5月9日

 

笠松第11レース 新緑賞

◎ミトノウォリアー(1番人気)→1着

☆ワラシベチョウジャ(2番人気)→2着

 

門別第12レース コスモバルク記念

◎シルトプレ(2番人気)→3着

☆スワーヴアラミス(3番人気)→2着

 

 

何かエンプレス杯のオーサムリザルトにはただ者でない雰囲気があった4歳にして6戦無敗…これであのミックファイアと同世代でありこの世代のダート馬はどうも層が厚そうな印象を受けた。これで無敗のままJpnⅠ(ひねってチャンピオンズカップとかブリーダーズカップのどこかもあるか)まで勝ってしまったら何か末恐ろしい印象しかない可能性も…

 

あと、コスモバルク記念で切ったベルピットの圧巻ぶりも衝撃的だった。道営三冠馬の古馬中距離界での行きつく先を想像してみれば…即座に帝王賞とはいかなくても秋に日本テレビ盃あたりに挑んで強豪との力比べとかいかがかなと思ったみたが…門別には古馬中距離のダートグレード競走がないだけにその手を使うとなると遠征を強いられる。

境遇的に同じような運命をたどりそうなのが昨年高知三冠のユメノホノオ。全国交流にも意欲はあるもののダートグレードとなると移動距離も勘案したところで実質金沢(白山大賞典)しか使いどころがないイメージも。何か、こういう『地区三冠』を達成した馬が活躍できる中距離の指定交流競走の整備に何か抜け穴でもできてしまったような印象もあり…だから南関東あたりに移籍して力試しに出る馬が地区三冠のどこか勝った馬には多いのだろうか…事実、東海三冠を2022年に達成したタニノタビトが船橋でA2に格付けされ現役としていまだ頑張っている状況もあるようだし…

 

 

(しょうもない後書きを書いてしまいましたが事実なのでどうしても言いたかっただけです。これに関してはすみません。)