この記事をOBCラジオ大阪のそのだ金曜ナイター開幕直前特番を聴きながら書いている。

ゴールデンウィークが明ければ園田の金曜の風物詩も始まり地方競馬もワクワクモード。

その前にゴールデンウィーク競馬がある。27日は3歳重賞が2鞍。ダービートライアルと東京ダービー代表選考競走。

その月は春の2マイル王決定戦に香港だ金沢でも3歳重賞があったり忙しい!

 

 

その1 ユニコーンステークス

 

このレースの(施行コースの)流転ぶりに振り回されているファンは多いはず。中山時代のスーパーダートダービーやダートグレード時代のダービーグランプリとの三冠体系でも達成馬が出ず、府中時代はジャパンダートダービーの前哨戦、そして淀に舞台を移し東京ダービーのJRA代表選考に衣替え…これはさすがに辟易するファンが出てもおかしくない。

 

 

リステッド実績を重く見て⑤ラムジェットを中心に。2走前の中京から連勝中だが中山で行われたフェブラリーステークスや京都でのアンタレスステークを制したゴールドアリュールが母の父でダート界に良血を送り込むマジェスティックウォリアー産駒であれば京都1900mでは力の違いを見せる可能性あり。

対抗の④ミッキーファイトは2戦2勝で1600m→1800mと距離延長がしっくり来ている可能性が高く一気の権利獲りまでありそう。

単穴の⑮アラレタバシル前走の伏竜ステークスを差のない2着に惜敗。近4走1800mを使って崩れがなく能力的に押し切る場面まであり得ると考える。

押さえの①スナークラファエロ、⑨サトノエピック、⑫ムルソーは横一線。

 

 

その2 青葉賞

 

『ウイニング競馬』を放送するテレビ東京の社杯。JRAの公式実況を手掛けるラジオNIKKEIと同じ日本経済新聞社の系列だが日経新聞の子会社にテレビ東京ホールディングスを挟むため日経新聞本体から見れば実質孫会社。六本木のグランドタワーには2016年にそれまでの神谷町から本社機能を完全移転。1970年にウイニング競馬の母体となる競馬中継の放送を開始し土曜日の地上波テレビの競馬中継の一翼を担う。

 

能書きが長い…

 

 

半兄にキタサンブラックを持つ⑦シュガークンが最有力の意味で本命。2月のデビューから連を外しておらず前走も中京の大寒桜賞を勝ち出世レースを制して満を持しての挑戦。半兄同様清水久詞調教師-武豊騎手の黄金コンビなら『今勝たずにいつ勝つのか』のレベルかも。

対抗は⑨ヘデンドール。デビューから一貫して2000mを使ってきたがルメール騎手の負傷で来日初重賞騎乗のオシェア騎手を確保。ドバイでの腕前で逆転しても不思議はない。

単穴は⑧パワーホール。前走共同通信杯で皐月賞馬ジャスティンミラノの3着。皐月賞をパスしてダービーへの試金石を選択となればスワーヴリチャード産駒でもあるので距離適性的にも申し分はない。

注意が必要なのは⑯デュアルウィルダー3月の2200mの勝利戦をレイチェル・キング騎手で勝ち上がり今回はモレイラ騎手。一気の鞍上強化なら波乱の主役の可能性も高い。

押さえの②グランアルティスタ、⑩ウインマクシマム、⑮ショウナンラプンタの3頭は横一線の序列。

 

あと、このレースの数字の遊びにテレ東のチャンネルのリモコンキーナンバーの『7』の馬があるのだが…それワシの本命馬だしある程度人気かぶるの必至みたいだから考えなくてよさそうかな~

 

 

実は、日曜の香港チャンピオンズデーからラジオNIKKEIもアナウンサーの現地実況派遣を再開することになり、今回派遣される米田元気アナがその皮切りになる。いよいよ海外競馬も現地実況が再開…またいつものように海外競馬も現地の歓声の雰囲気がグリーンチャンネルやラジオNIKKEIでの中継で伝わってくるとなると…本当に以前の海外競馬に戻ってきたんだなと実感。