ネクストスター春シーズン(正式名称:3歳スプリントシリーズ)の北日本ブロック選抜競走。

このレースの前日に今年最初の『日本の競馬界で日本一早い2歳新馬戦』でもある『スーパーフレッシュチャレンジ競走』が組まれたが幕を開けたのはスズカコーズウェイ産駒・ゲクウであった(以下にNARのサイトに掲載の成績をスクショして貼る)。

他に気づいたことはあるが後述するとして…

ブロック的には岩手の所属馬も出走可能だが完全に道営勢で固められた感じ。

これで来年岩手(物理的に水沢以外無理か)でやることにでもなった場合は門別から大挙遠征でもするのであろうか?

 

 

第1回にして『秋→春ネクストスター平定』の資格があるトラジロウをここは本命に。前走兵庫ジュニアグランプリを7着に落としているが乗り慣れた門別1200mは未来優駿シリーズの一環である秋シーズンのネクストスター競走を含め3戦3勝。得意条件に持ち込んで兵庫チャンピオンシップまでとはいかなくとも北海道スプリントカップでの地元総大将を狙うにここは資格十分と考える。

対抗はヨシノヒローイン。昨年8月のフルールカップ勝利から間隔が空いたのは気になるがこれまでの3戦を門別1200mを使って(2.1.0.0)と崩れがない。距離適性でトラジロウを逆転可能とみる。

単穴はキタサンヒコボシ。ここ3戦の連勝が1600~1700mに集中しているが新馬戦を勝った際が1000mと距離不安はないとみられ昨年開業の五十嵐冬樹厩舎の年度初っ端で重賞獲りのワンチャンスも逃せない点として2頭に割って入る可能性があると考えて。

警戒が必要なのはサウスヴィル。盛岡のプリンセスカップ2着の際騎乗の高橋悠里騎手がわざわざ乗りに来るあたりに勝負気配十分と考え☆を打っておきたい。

押さえはヴィヴィアンエイト→シシャモフレンド→ストリームの順で。

 

◎⑪トラジロウ

○⑤ヨシノヒローイン

▲⑬キタサンヒコボシ

☆⑦サウスヴィル

△1⑭ヴィヴィアンエイト

△2①シシャモフレンド

△3⑥ストリーム

 

ここでは買い目は書かない(あくまで自己責任のお好みで)。

 

 

冒頭の能書きの関連で気づいたことというのが…

(ある意味視聴報告じゃん)

 

今年の中継の根幹となる実況陣が安定の舩山陽司・岸根正朋両アナの2枚軸、解説陣も(所属といわれる競馬ブックのサイトのトラックマンのメンバーには掲載がないが)高倉克己さん、(中継内の発言によると)昨年のオフ以降栗東で内勤をやっていた競馬ブックの板垣祐介トラックマンの2大解説と今年も安定の布陣になり、これにグリーンチャンネルの中継進行や競輪やオートでの実況にも携わる何名かのフリーアナウンサーなどが応援に加わり、中継進行のアナウンサー陣を加えたバラエティーに富んだメンバーで中継が行われることになるため、ゾウたん的には『南関東に飽きたら』お勧めしたい中継である。

 

おまけに、板垣TMと言えば忘れてはならないこのコーナーも今年も健在!(中継映像をスクショ)

『画伯のコーナー』ことトリプル馬単展望用イラスト。これがなければ門別のトリプル馬単は検討できないと思う方も多数と思われ、これもまた安定感の一つと安心した。

 

そして、ホッカイドウ競馬の新たな取り組みとして、トリプル馬単の難易度と配当的旨味がアップするよう、原則対象レースの第1戦目で頭数が集まりやすい条件が組まれるように編成に工夫が凝らされることになった。難易度が爆上げになってしまうのに頭を痛める方がいるかもしれないが、当たれば大きいことを考慮しチャレンジするファンも増えるのではないかとみている。