昨年もそうだったがJRA重賞を地方重賞よりも軽く扱う時期が今年も来てしまったようで…
なお、今回は、ばんえい記念の予想に力を入れたいので、先に書くJRAの2重賞は極力レースをめぐる能書きと本命と対抗だけ簡単に述べる簡略版とする(別に馬小屋店長氏がアメブロに書く競馬予想の『短縮版』を意識しているわけではない)。
その1 阪神大賞典
大昔、このレースが中京競馬場に設定されていた3000mや2800mで行われていたことを知っている方はいるだろうか。中京でも3000mで行われていた当時にこのレースを制したのは稀代のステイヤー・メジロマックイーンである。
近走で3000m以上での実績がある組を中心に。
サウジでも実績ある⑬が本命。対抗も3000m以上なら走る⑥でよさそう。
その2 スプリングステークス
このレースは地上波テレビの中央競馬中継では老舗でもあり着実に実績を残すフジテレビの社杯。青嶋達也アナウンサーが長らく務めていた社杯の実況もビッグレースの担当経験から本来務めていてもおかしくないアナウンサーが立本信吾・倉田大誠・酒主義久の各アナのように3人ほどいる現状。この中から社杯初担当のアナウンサーが出るか注目される中、青嶋アナがナビゲートを務める南関東競馬情報番組『うまカルテット』なるミニ番組がダート重賞の再編に間に合ったかのように今年頭から『みんなのKEIBA』の前時間で放送スタートとなった。
ここの能書きに関しては私自身の競馬歴の大半をフジテレビ系列の局に育ててもらった自負があるだけに長くせざるを得なかった。
1800mは2勝している②が本命。1800mは2連勝中の⑥を対抗に。
人気が想定される④は1600mでの連勝ということで単穴で精一杯。
その3 ばんえい記念
地方競馬の年度末恒例の『1トン決戦』にしてばん馬界の総大将決定戦!しかも今年は牝馬も若い世代もいないので減量の恩恵抜きの全馬負担重量1000kgの真剣勝負!
例年勝ち馬はNARグランプリにおける『ばんえい最優秀馬』のタイトルに直結しているだけにここを勝つことは地方競馬界で喝采を浴びる資格を得る栄光の一冠!
ばんえい重賞予想の際恒例のしらみつぶし。どこから斬ったほうがいいのかあれこれ迷った結果、今回は『2023年度シーズンの古馬路線のBG2以上の重賞における実績』をまとめてみた。なお、ばんえいグレードの関係上BG1である帯広記念については黄色地にした。
それにしても若い世代と違って、ばんえい競馬には『古馬三冠路線』みたいな定義はないものか…
『メムロボブサップの息切れ』『アオノブラックの急上昇』が2023年度シーズンの場合のキーワード化したところか。
アオノブラックも昨年の帯広記念でようやくBG1タイトルにありついているだけにそれ以来の2度目の悲願にもかけて1000kgでも今年ならメムロボブサップの逆転は可能と考え本命にする。
このレースが幾多の連覇達成を生んでいることを考えた場合メムロボブサップにも連覇の資格は十分あると考え対抗以下には下げにくい。
他はどうも強調材料の考えつかない面々ばかりになり帯広記念を勝っているメジロゴーリキを単穴。押さえに関しては広げてもインビクタ→コウテイ→コマサンエースの3頭に絞れば十分か。
◎⑦アオノブラック
○⑩メムロボブサップ
▲④メジロゴーリキ
△1⑨インビクタ
△2①コウテイ
△3⑥コマサンエース
オッズパークLOTOの狙いとしては◎○の2頭あるいは◎○▲の3頭のいずれかに限られてくると思われる、無理に一頭に絞った狙い方は禁物かもしれないので、戦術的には難解な一戦で頭数を増やしてほかで絞るといった買い方になりそう。
ある意味今週末の目玉はばんえい記念なので、JRAの2重賞に関してはハズレ上等的に構えないと何か気持ちに余裕が持てなくなりそう。ちょうど昨年のこの時期は厩務員の春闘によるストライキがありその関係でJRA重賞の予想をイレネー記念より軽く扱うこともやった。もう、土日に関しては地方重賞のほうが面白そうならそっちに重きを置いてJRAの予想は軽く扱うのも負担のかからないやり方なのかなとも思ってみたりする。
あと、すっかり遅くなってしまったが忘れないうちに先週平日のエア予想も着順だけになるが振り返ろう。振り返った着順をめぐる後書きは今回はばんえい記念のしらみつぶしと予想に時間を割いた関係上省略することにしたい。
その1 ネクストスター東日本
◎ギガーズ(1番人気)→1着
○アムクラージュ(7番人気)→4着
▲チャダルクン(6番人気)→5着
☆カプセル(5番人気)→7着
△クルマトラサン(4番人気)→2着
△スノーシュー(3番人気)→7着
△パンセ(9番人気)→9着
その2 若草賞土古記念
◎セブンカラーズ(1番人気)→4着
○アプサラー(3番人気)→7着
▲グレースルビー(2番人気)→1着
△サーフズアップ(4番人気)→2着
△フークエンジェル(7番人気)→6着
△ジュランビル(8番人気)→8着