2月に我が家に入厩したお馬さん3頭目!

2021年の高松宮記念をはじめ短距離路線で主役を張ったダノンスマッシュ。馬名の『スマッシュ』を『ラケット系スポーツ』のイメージに見立て我が家では『ラケットさん』と呼ぶ。



ラケットさんはロードカナロア産駒。デビュー時から1600m以下の路線を歩み3歳時の暮れに1200mの重賞を初制覇。5歳の時に香港スプリントでGⅠ初勝利。その後の高松宮記念で親子制覇を果たし6歳時に香港を走って引退。種牡馬としてはキングカメハメハ系が確立される際に役割を果たすほか母方の祖母がブリーダーズカップディスタフを制しエクリプス賞の3歳牝馬部門に輝いていることからダート界への適性馬輩出の役割も担う。

 

前述のように『スマッシュ=ラケット系スポーツ』の印象からラケットさんというあだ名になっているが、当の本人はそっちへの関心が薄く実際のところラグビーが意外と好き。短距離路線での活躍もあるのか素早いパス回しが気に入っている。似た意味でアメリカンフットボールにも関心があってもいいはずだが展開が速すぎてついていけないという。あと音楽の好みがかなりの雑食で、古めの洋楽・シティポップ・アイドル系・演歌歌謡曲と幅広い。シティポップなら土岐麻子、アイドルなら坂道系や私立恵比寿中学、演歌歌謡曲なら藤圭子と落差が大きく、最近になって真田ナオキに食指が向いている。あと、上方のお笑いも好きで、NHKラジオ第1の『上方演芸会』の聴き逃しをらじる☆らじるから流すと喜ぶ一面も。

 

人脈開拓はいたって普通で、親戚が出走するとあざとい白毛一族の2頭(ソダちゃん=ソダシ、エールさん=メイケイエール)、ブーケたん(カレンブーケドール)、カフェさん(カフェファラオ)、専務(ナイスネイチャ)と比較的安定的な線を選んでいるが同じ父の産駒なのか姫(アーモンドアイ)を姉のように扱い、さらに最近姫が慕っているくた馬(ディープインパクト)を親のように扱う優しい面もある。