今回は解説を要する事項が発生したがそちらについては後述する。

 

 

私のTwitterでは先行して公開していますが…
3月3日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

まずはJRAの全レース

この日は小倉後半実況の三浦拓実アナに第10レース・西日本新聞杯で今年初当たりになる172万円台のホームランが飛び出した。これで本塁打が出ていないのは小林雅巳アナを残すだけに。

 

飛距離争いは前述の三浦アナがシンガリを脱出。万馬券1打席あたりでも10万円を超えてきた。その割を食う形で中山前半の5鞍実況の中野雷太アナがシンガリに下がった。あと、万馬券1打席あたりの飛距離では阪神前半実況の米田元気アナが第4位に、中山後半実況の小塚歩アナが第5位に上昇した。

 
万馬券打率は三浦アナが第6位まで上昇。割を食う形で米田アナが第8位のブービーまで後退した。

 

 

続いてWIN5

この日は20,775,110円の2ランホームラン的な当たりになり檜川彰人アナが第4位まで順位を上げた。

 

 

状況の整理については4月から掲載開始としたい。

 

 

この結果をもとに、3月9~10日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…

 

3月9日(土)
中山1R~6R→山本直アナ→打率も飛距離も好調。人気のない3頭の単複で。

中山7R~12R(中山牝馬ステークスを含む)→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離は絶好調。人気薄4頭の馬単BOXで。
阪神1R~6R→三浦拓実アナ→打率は平均的だが飛距離が弱い。人気上位2頭の単複で置きに行く形で。

阪神7R~12R(阪神スプリングジャンプを含む)→中野雷太アナ→打率も飛距離も相当弱い。上位人気2頭の馬単をマルチで。
中京1R~6R→檜川彰人アナ→打率は好調だが飛距離が平均的。1番人気から人気のない馬3頭に馬連ワイドで流して。

中京7R~12R→小塚歩アナ→打率も飛距離も平均的。穴馬3頭と2~3番人気を絡めた3連複BOXで。

3月10日(日)
中山1R~6R→山本直也アナ→打率は平均的だが飛距離は絶好調。穴馬4頭から1番人気2着固定の馬単流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。

中山7R~12R(WIN5対象2レースを含む)→米田元気アナ→打率が弱いが飛距離が平均的。中間人気4頭の馬単BOXで。
阪神1R~6R→中野雷太アナ→人気上位4頭の3連複BOXをガミらない程度に。

阪神7R~12R(フィリーズレビューほかWIN5対象1レースを含む)→三浦拓実アナ→打率は平均的だが飛距離が弱い。→上位人気3頭の3連単BOXで。
中京1R~6R→小塚歩アナ→打率も飛距離も平均的。人気薄2頭と2~4番人気を絡めた馬単BOXで。

中京7R~12R(WIN5対象の金鯱賞を含む)→檜川彰人アナ→打率は好調だが飛距離が平均的。中間人気3頭の3連単BOXで。

 

 

3月10日(日)のWIN5対象レースの実況はというと…

※3月一杯までの間は速やかな戦術作成の観点もあるためランキングに基づいた戦術は掲載を割愛する。
 

中山10R・11R→米田元気アナ
阪神10R・11R(フィリーズレビュー)→三浦拓実アナ
中京11R(金鯱賞)→檜川彰人アナ


唯一の2000万円超えで首位の米田アナ、今回で第3位は維持している三浦アナ、第4位までジャンプアップした檜川アナの組み合わせで、条件は次のような流れ。

  • 3勝クラス→リステッドGⅡGⅡリステッド
  • ダート2000m芝1600m芝2000m芝1400m芝1600m
  • ハンデ戦→別定戦→別定戦→馬齢重量戦→馬齢重量戦

グレード的に富士の山に近いような展開で、初戦がダートで残りが芝という流れ。いきなりハンデ戦と難関が待ち受けた感じか。残り4戦で馬の実力を読み切ることが的中の近道になる可能性が濃厚。

馬場状態から狙う場合は中山と阪神は3週目ということで芝(中山:Aコース3週目、阪神:Aコース3週目)の傷み具合が一つのキモの可能性が。阪神のダートに関しては当日散水が必要な含水率まで乾燥するかがポイントか。開幕週の中京については芝の生育状況をポイントにしたほうがよさそう。

 

展開から狙う場合は3場とも土曜日時点の勝ち馬の位置取りがカギとみてよさそう。


調教内容から狙うのは阪神と中京を重点的に考えることになりそう。中山は『馬なりに追われて良化したタイプ』を軸として組んだ方がいいかも。


紙面の印から狙う場合は『◎は前走のパドックで大きく見せていれば一択』『○は鉄砲使いで走るタイプなら注意』『前走までに冬毛が抜けきった▲と△は波乱を見据えて狙い』といったような順張りと逆張りの両にらみの狙い方を軸にすることになりそう。混戦激戦を確実に射止めている記者・トラックマンの印を参考にするのも一つの手かも。

 

 

※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『レーシングカレンダー』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。

 

 

 

では、今回の解説を要する事項を。

 

3月3日の中山競馬第3レースで、藤原菜々花アナが競馬場内での実況デビューを果たした。結果として19万円台の2塁打的なデビューになった(集計データをスクショ)。

新規の場内実況デビューに関しては、三浦拓実アナのデビューの際に扱いはある程度決めているが改めて。

 

データ数の相対的に少ない間(今回の藤原アナの場合は今年一杯の予定)、個人の感想的な馬券戦術に関してはある程度の数が揃うまでの間掲載しない方針をとっている。三浦アナの場合は2022年3月のデビューから一日6鞍実況していることもあって2022年の下半期から掲載しているが、藤原アナの場合、短波・radiko向けで2~3鞍から始めていることもあり、場内実況デビューに関しても6鞍担当となると来年からの本格化を想定。そのため今年一杯は競馬実況webで担当する旨が発表されても参考記録として掲載している現状にかんがみ『参考記録扱いのため省略』として扱う予定である。藤原アナの実況で堅く狙うか一発当てに行くかは今年に関しては皆さんにお任せということで…