正直な話…

ドバイの予想とここで予想する高知の新設重賞の予想でお腹がいっぱいになりそうなのでJRAの2重賞の予想なんて外れても痛くも痒くもないのが本音。今週のメインイベントは完全に『育てたい重賞』が待ち受ける高知!(しょうもない負け惜しみ?)

 

 

その1 阪急杯

 

今年桜花賞が終わると(正確にはその翌週で今年の開催終了)改修工事の関係もあって阪急今津線をGⅠ競走優勝馬をあしらったヘッドマークの電車が走ることは減るはず。『今津線で競馬場へ』というのもしばらくお預けになりそう…

 

 

確固たる中心馬不在とみて連勝中の2頭の取捨で印上位を組む。1400mでの実績が際立つ⑯が阪神1400mでも実績があり本命→連勝中の距離が1200mに偏っているのは気になるが勢いでは負けていない⑨も軽視禁物での対抗とする。

単穴は阪神カップを勝っている①。同条件のGⅢで信頼感も十分だが取りこぼす時が大きいことも考えれば軽々しく上位の印を打つのは考え物で単穴まで。

穴妙味を考えた場合引退の安田隆行厩舎にワンチャンスありと考え②が単複狙いなら面白そうか。

押さえは⑪→⑦の順。

 

 

その2 中山記念

 

歴史を紐解くとGⅡの中でも比較的連覇や隔年での制覇が割と出やすい一戦。連覇なら記憶に新しいのはウインブライト、隔年での制覇だと昨年のヒシイグアスといったところか。

 

 

完全に1800mを守備範囲に入れてきた⑨を本命に。前走のマイルチャンピオンシップで1600mに距離短縮するが勝ったナミュールから0.2秒差の4着と消化不良っぽく得意の1800mで持ち味を存分に出せそうとみる。

対抗の⑦は1600mでの実績が光るがオープン入り前に1800mで2勝の実績。昨年のこのレース3着で本命馬を逆転可能な一頭と考えて。

単穴の③は昨年宝塚記念を挟みながらダートに挑戦するも思うように実績を残せず芝に戻した形。芝1800mは2歳から3歳序盤頃までは連に絡んでいたこともあり皐月賞は勝っているが実質この手の距離が守備範囲ではと考え逆転候補に。

押さえは③→②→⑧の順。その中では同じ皐月賞馬の③が侮れないとみる。

 

 

その3 レジーナディンヴェルノ賞

 

この土日のゾウたん的な重要度ならある意味サウジカップよりもこのレース!

高知競馬史上初のグランダム・ジャパン(古馬シーズン・春)対象競走爆誕でビッグレース誕生の予感も!

一競馬ファンとして『育てたい』重賞になりそう!

 

歴戦的に兵庫勢の2頭がここは上位とみる。

今年初戦のコウノトリ賞で2着に入ったクリノメガミエースを本命に。1700~1900mに絞った場合1勝2着1回。守備範囲は1400m前後になるがJRAでのデビュー時札幌の1700mで勝利があり3ターンの高知1900mなら対応できても問題はなさそう。

対抗はマルグリッド。兵庫転入後1700m前後での連対が多く連対自体も1400~1800mと万能的で西日本の競馬場であれば強そうな感触で対抗に。名門・新子厩舎の育成力も初代女王の風格にはよさそう。

唯一の南関東勢のフークエンジェルが単穴。登録時点で南関東からもかなりの有力馬が参戦を申し込んでいたが回避が重なり有力馬のお鉢が回ってきたところ。レベル的なことを考えればこの馬の台頭も考慮しなければならない。

押さえは地元勢4頭をアンティキティラ→ヴェレノ→プリーチトヤーン→ミニョンの順に。アンティキティラは内枠が気になるが克服なら複勝圏内もありそうとみる。

 

◎⑧クリノメガミエース

○⑨マルグリッド

▲⑤フークエンジェル

△1①アンティキティラ

△2⑦ヴェレノ

△3⑪プリーチトヤーン

△4③ミニョン

 

『高知の女王』からつながる路線は兵庫女王盃か。地方所属馬だけの戦いでもあるためここで獲得したポイントが高いほどシリーズチャンピオンの一里塚になるだけに将来的にはJRA勢と渡り合える馬が出てきてほしいのがあらざる本音!

 

 

JRA重賞は予想する余裕がない意味での『見』でもよかったのだが思いのほか考えると思いつくので完全に惰性。高知の重賞も見ごたえなら負けてない一戦になってほしいもの。高知の発走時間の時にはワクワクしそう。サウジカップ観戦の寝不足…吹き飛ばすかもしれない?